【車両接近通報装置の設置義務化】HV車とEV車にいつから?後付け方法や工賃と罰則は?

つい先日発表された車両接近通報装置の義務化、今回はそんな車マニアのみならず車を生活で使用する生活者のみなさんにとっても気になる制度改正について徹底的に解説していきたいと思います。

車両接近通報装置の設置が義務化!

車両接近通報装置義務化

「車両接近通報装置」についての国際基準が、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において新たに採択されたことを受け、日本でも2016年10月6日、国土交通省が、道路運送車両の保安基準を改正、ハイブリッド車や燃料自動車、電気自動車に、歩行者に対する自動車接近を示す「車両接近通報装置」の設置を義務付けることを正式に発表しました。

簡単に言うと、ガソリン車などに比べ走行時のモーター音量が小さいハイブリッド車や電気自動車は歩行者にとって察知することが困難であるから、車両が近くに来ていることをわかりやすく知らせるために警告音を発してくださいということです。

今回の発表では、20km/h以上での走行時とバックの時に、サイレンやチャイム音、ベルや
動物の鳴き声や川の流れなどの自然現象の音など車両からの音と想定されることのないような音以外の通報音の搭載を義務付ける内容となっています。

日本の高齢化が義務化の背景に?

今回、国交省が車両接近通報装置を義務化にすることに踏み切った背景の一つに日本全体の高齢化が考えられます。

高齢者に何歳からという基準はありませんが、人間やはり年をとると聴覚や視覚などが鈍感になり注意が散漫になってきます。

実際に近年高齢者による自動車事故は年々増えてきており、それに対する免許証の自主返納の動きも盛んです。

若年層にも義務化の要因が!

何も今回の車両接近通報装置の義務化の件は高齢者にばかりに原因があるわけではありません。

スマートフォンの普及の流れで、歩きスマホなどが社会的な問題になっていることも事実です。さらに最近は歩きながらゲームをするスマホゲームが一躍ブームを巻き起こし、運転手がそのことに対し抗議するなどの動きもありました。

下を向いて、さらには耳にイヤホンでも突っ込んでいようものなら自動車側にとっては危険この上ないはずです。

車両接近通報装置とはそもそも何?

車両接近通報装置義務化

出典:http://car.autoprove.net/

車両接近通報装置とは、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車(HV)の市街地などでの走行時に、周囲の歩行者のために接近を知らせることを目的とした装置です。

2010年に国交省発表した、車両接近通報装置に関するガイドラインに沿って各自動車メーカーが開発し搭載してきました。
初めて実験的に搭載されたのあの有名なトヨタのプリウスです。

そしてハイブリッド車ではモーター走行で25km/h以下で走行、もしくはバック走行をすると、速さに応じてスピーカーからメロディー音を出すようになっているものが一般的です。

しかし現状ではこの車両接近通報装置を切ることができるのスイッチも装備されており、今回の義務化の規制のあとは、常時作動することが必要となってきます。

車両接近通報装置の義務化はいつから?

車両接近通報装置義務化はいつから

今回発表された車両接近通報装置の適用時期は、新型車が2018年3月8日から、継続生産車が2020年10月8日からとなっています。

車を頻繁に買い換える人にとってはそれほど先のこととも言えない問題でしょう。

車両接近通報装置を付けていない場合の罰則は?

車両接近通報装置義務化の罰則

車両接近通報装置が義務化された後も、以前のままの状態で走行していた場合はおそらく確実に何らかの罰則を受けると思われます。

あくまで予想ではありますが、ハイビーム走行や騒音走行時の違反と同程度の比較的軽微な違反とすると、
■反則金:普通車6,000円・中大型車7,000円
■反則金に従わない→5万円以下の罰金
程度となるでしょう。

忘れがちな違反はこちらの記事を要チェック!

車両接近通報装置の後付けは可能?工賃について

車両接近通報装置義務化の後付け

出典:http://www.mskw.co.jp/

実際に外注で車両接近通報装置の後付けを行ってくれる業者等は現在見当たらず、個人で後付けの製品を購入したりして、自作で装着している人はちらほらといるようです。

製品自体の価格も10000円前後で、個人で後付けが可能であれば工賃としてはその程度におさまると予想されます。

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車両接近通報装置の義務化はすぐそこ!

車両接近通報装置義務化の後付け

出典:https://www.youtube.com/

今回発表された車両接近通報装置の義務化についていかがだったでしょうか?

これからの時代、ガソリン車は廃れ、電気自動車やハイブリッド車が街に溢れてくることを考えれば当然の流れなのかもしれませんね。

これからそういった次世代車を購入しようと検討していた方は義務化の時期をよく考慮して車の購入を検討してみてください!

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