アバルトとは?フィアットとの歴史・関係と現行車種を一覧でご紹介

小さくてすばしっこいアバルトの名を冠するモデルは、エンブレムにも起用されている猛毒を持つサソリを巧みに表現した車です。かわいい車は見た目と裏腹な走りで、私たちの期待を見事に裏切ってくれます。

サソリのマークが印象的なアバルト

出典:http://www.koninskiklubk1.pl/

ビビッドなカラーとサソリのマークが印象的なアバルト。街中で見かけてフィアットかと思ったらアバルトだったなんてこともしばしば。特にフィアット500をベースにチューニングを施したアバルト500はよく知られています。

ところでアバルトとはどんなブランドなのかはご存じですか?今回はアバルトの歴史やフィアットとのつながり、車種ラインナップをご紹介していきます。

アバルトはイタリアの老舗自動車ブランド

アバルトは1949年にイタリアのトリノに設立された自動車メーカーです。1908年にオーストリアで生まれ育ったカルロ・アバルト(イタリア名)はレーシングライバーとして活躍した後、イタリアに移住します。

そこで立ち上げたブランドがアバルトの始まりです。当時は主にフィアットの車を用いてレースへの参加とパーツ、チューニングカーの販売を行っていました。

1971年にはフィアット傘下に加わり、90年代から本格的にフィアットのモデル名にも起用される社内ブランドとなりました。

アバルトのエンブレムはこうして生まれた

一度見たら忘れないほどのインパクトを持つアバルトのエンブレムですが、このロゴにはどんな意味が込められているのでしょうか。このサソリのマークは「スコルピオーネ」と呼ばれカルロ・アバルトの誕生月の星座にちなんでいます。

当時もフィアットの車をベースに改造された車にはスコルピオーネが装着され、高度の技術で改造された車は「アバルトマジック」と称され、数々のレースで活躍しました。

チューニングのベースにしていたのが小型の小排気量車だったことから、「ジャイアントキラー」「ピッコロモンスター」という異名もつけられました。現行モデルのアバルトシリーズにもそんな意味合いが込められているのです。

アバルトはフィアット傘下になってからも盛んにレースに参加

出典:https://www.webcartop.jp/

1971年フィアット傘下に入ったアバルトはモータースポーツ部門を受け持ち、レース向けの車両の開発を担当しました。

1981年、会社としてのアバルトの活動は停止しましたが、フィアット内のレーシング部門として活動を続けます。その後も、WRC(世界ラリー選手権)やWEC(世界耐久選手権)など様々な競技に積極的に参加し、スポーツブランドとしてのポジションを不動なものとしていきました。

そして2007年にフィアットより、アバルトの復活が正式にアナウンスされ、フィアットよりアバルトの名を冠するモデルが登場し、ラリーにもアバルトの名で参戦することとなりました。

ざっとですが、これがアバルトの歴史・フィアットとの繋がりとなります。次はアバルトの現行モデルをご紹介します。

アバルトの現行モデル

アバルト500

出典:http://car.watch.impress.co.jp/

2009年に満を持して登場した「アバルト500」。アバルトの名と往年の名車であるフィアット500をベースに仕上げられた歴史的一台です。「小さいけれど猛毒を持つサソリ」のコンセプトは現代にも受け継がれています。

【新車価格】2,862,000円~


ベースグレード
258.0万円
本日の在庫
16
平均価格
263.8 万円
本体価格
167 ~ 599 万円

アバルト595シリーズ

出典:http://www.webcg.net/

アバルト500にさらにチューニングを施したスポーツグレードです。最高出力160psを発揮する「595ツーリスモ」とオープンモデルの「595Cツーリスモ」。最高出力を20ps高めた「595コンペティツィオーネ」の3車種があります。

【新車価格】
ツーリスモ:3,391,200円~
Cツーリスモ:3,693,600円~
コンペティツィオーネ:3,531,600円~


コンペティツィオ…
323.0万円
本日の在庫
28
平均価格
303.3 万円
本体価格
198 ~ 480 万円

アバルト695ビポスト

出典:http://www.autocar.jp/

史上最強のアバルトと呼ばれる、ハイエンドモデルです。排気量は他のモデルと同様の1.4Lながら最高出力は極限とも言える190psを発生します。後部シートを取り払い、ロールバーを装着することで高い剛性と軽量化を図ったレースカーさながらのグレードです。

【新車価格】
標準仕様:5,994,000円~
フルスペック仕様:8,456,400円~



498.0万円
本日の在庫
1
平均価格
498.0 万円
本体価格
498 ~ 498 万円

アバルト124スパイダー

アバルト124スパイダー

日本でも10月8日に発売されたばかりのモデルです。初代が登場した1966年からなんと半世紀ぶりのフルモデルチェンジということになります。

ベースはマツダのロードスターとなっており、性能や走りの定評は折り紙付きです。他のアバルトと同様に1.4Lエンジンを搭載していますが、ターボチャージャーの搭載で、本家よりも熱い走りが楽しめることは確かです。

【新車価格】3,888,000円~

フィアットの熱い走りを支えるアバルト

アバルトについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?アバルトのラインナップはベースモデルに比べると高額ですが、安さではなく、車本来が持つ楽しさを貫いてきたからこそ現在のポジションを確立することができたのです。その熱い姿勢は今も昔も変わっていません。

そのポリシーが多くのモーターファンの注目を集め、現代まで生き延びることができたのでしょう。次はどんなモデルで私たちを驚かせてくれるのか、楽しみですね。

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