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V8エンジンとは?構造や仕組みを解説|V型8気筒エンジンのデメリットも

大型乗用車に多く使われているV型8気筒エンジン。特にアメリカで広く使われてきたこのエンジンですが、様々なメリットやデメリットがあります。今回の記事では、このV型8気筒エンジンの仕組みや構造、メリットやデメリットについて解説していきます。

V8エンジンとは?その構造と仕組みや特徴を解説!

V8エンジン構造

出典:http://astamuse.com/

V8エンジンとは、主に大型乗用車に使われているエンジンです。
通称、V型8気筒エンジンとも呼ばれています。
直列4シリンダー2組がV字の様に配置されている子とがV8エンジンという名称で呼ばれている所以です。
V8エンジンはガソリン、ディーゼル両方存在するので現代でも広く用いられています。

V型8気筒エンジンの構造と仕組み

V型8気筒エンジンは、気筒をV型に並べて組み合わされたV型エンジンで、気筒が8つ存在する構造となっています。
気筒が8つ以上になると、直列型では長い >クランクシャフトのねじり性を高めづらくなっており、車に搭載する際に制限されてしまいます。
このためクランクシャフトやエンジンの長さを短縮できたり、シリンダーを振り分けたエンジンが広く使われています。

V8エンジンの特徴とは?

V8エンジンの最大の特徴は、エンジン音です。
体に響き渡るような独特なエンジン音は、多くのドライバーを魅了してきました。
特にアメリカ車には多く使われていることもあり、アメリカ車の象徴としても扱われていることがあります。

V8エンジンの歴史について

↓キャデラックタイプ51

V8エンジン歴史

出典:https://ja.wikipedia.org/

V8エンジンといえば、アメリカ車を思い浮かべるドライバーが多いです。
その理由としては、日本車やヨーロッパ車は高級車などにV8エンジンを使っていましたが、アメリカ車では大衆向けの車にも積極的にV8エンジンを使っていたからです。
そのため、V8エンジンはアメリカ生まれのエンジンだと勘違いしている方もいますが、実際はフランス生まれなのです。

V8エンジンはフランスで生まれた!

V8エンジンは、1901年にフランスで誕生しました。
直列4気筒エンジンの気筒数を6つに増やそうと試行錯誤したところ、クランクシャフトが長くなりすぎて上手くエンジンが回らなくなってしまいました。

しかし、直列4気筒はちゃんと回っていたため、直列4気筒を2つ合体させました。
すると、上手くエンジンが回り始めたのです。
こうして、V8エンジンが誕生しました。

その後のV8エンジンは、船や飛行機などの大型の乗り物に使用されていきました。
車にV8エンジンを使用し始めたのは1910年頃のフランスで、アメリカで使用され始めたのは1914年頃です。

V8エンジンの代表車はキャデラック!

当時V8エンジンが使用されていた代表的な車は、キャデラックブランドです。

しかし、当時のV8エンジンは振動音が大きく、静かに乗る高級車には向かないエンジンでした。
その問題を解決するために、エンジン内のクランクシャフトの構造をクロスプレーンに変更し、振動の問題を解決しました。
クロスプレーンは90度のシリンダーバンクを持っているV型8気筒エンジンに用いられるものになりました。

こうしてクロスプレーンは世の中に広まり、現代でも通常の乗用車に使われているのです。


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V8エンジンのメリットとは?

静粛性に優れている

V8エンジンのメリットの一つとして、まず静粛性が高いことが挙げられます。V8エンジンの静粛性がなぜ高いのか、その理由は気筒数が多くなるにつれて、エンジンから発せられる音質は高音のものとなります。

そして高音は低音より消音されやすいという特性があるため、V8エンジンの静粛性は他のエンジンに比べて優れたものとなっているのです。こうした静粛性の高さによって、静かで快適な運転を楽しむことが出来ます。

振動が少ない

二つ目にV8エンジンは振動が少ないことが挙げられます。V8エンジンは、クランクシャフトが短く、ねじり振動が少ないです。
大型乗用車に使われているこのエンジンは、振動が減り、乗り心地の良い運転を楽しむことができます。
V型8気筒エンジンは振動が少なく、上述したように静粛性にも優れているため、高級車にも多く使われています。

高出力を出すことができる

静粛性や振動の少なさの他に、排気量の高さもメリットの一つです。排気量が多いV8エンジンは高出力を出すことが出来ます。
V型8気筒エンジンは直列と比べても、出力は比べ物にならないほどです。
静かで高出力なV8エンジンは、多くの車に採用されています。

V8エンジンのデメリットとは?

重量が重い

V8エンジンは、重量があるため、運転に支障をきたす場合があります。
特にステアリングには、多少なりとも影響が出てくるでしょう。
オーバーステア傾向の車は、重量があるため運動エネルギーが大きくなるためスピンしやすくなります。
アンダーステア傾向の車も似たような感じになっており、不必要なコースアウトをしてしまう可能性があります。

部品が多い

次に、部品が多いことです。
部品が多いので、それに伴い重量も増えます。
それだけではなく、仮に故障してしまった際にコストが多くかかってしまいます。

構造が複雑になっている

もう一つは、エンジンの構造が複雑なことです。
構造が複雑なため、メンテナンスをする際に手間がかかってしまいます。

V型8気筒エンジンを搭載した日本車の名車を紹介!

トヨタ・セルシオ

出典:http://www.goo-net.com/

1989年に発表されたトヨタのセルシオです。
V8エンジンを搭載している日本車の中では、一番知名度があるのではないでしょうか。
セルシオはレクサスブランドの基礎を作るきっかけとなり、当時はV8エンジンの完成度の高さが、当時は他のメーカーに大きな衝撃を与えました。


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日産・インフィニティ

出典:http://www.onix-kmg.co.jp/

インフィニティは日産の海外向け高級車ブランドです。トヨタで言えばレクサスに位置するブランド。インフィニティQ70、日本名ではフーガで販売されていた車種はV8エンジンを搭載していました。
アメリカから販売開始し、その後はカナダ、インドネシア、台湾、ロシア、オーストラリアなど、40カ国を超える国で販売されています。


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なぜV8エンジンなのか?

なぜV8エンジン

出典:http://www.topgear.com/

エンジンにはV8エンジンの他にも、V12エンジン
フェラーリのエンジンはもともとV12エンジンを使用していたのですが、何故V8エンジンが主流になったのでしょうか。
V12エンジンを使用していた当時は、性能面ではV8エンジンより優れていましたが、時代が進むにつれ、技術が進歩してV8エンジンでも高出力を出すことができるようになり、V8エンジンと比べてコストや重量が多いV12エンジンは、二酸化炭素排出量などの環境面でも劣ってしまうため、V8エンジンが使われるようになりました。

また、比較的V8エンジンよりV6エンジンがスポーツカーに少ない理由も、V8エンジンと比べると排気量が少ないというものがあります。
排気量を増やすには気筒数を増やす必要があり、それでV8エンジンの方が、V6エンジンよりスポーツカーに多く使われているのです。

V型8気筒エンジンの音に魅了!

↓フェラーリ 488 Spider

V8エンジンに関する記事はいかがでしたか?
これまでに多くのドライバーから愛されてきたV8エンジン。
独特のエンジン音や乗り心地が多くの人々に受けてきたのでしょう。

フェラーリやキャデラックなど、有名な車とともに歩んできたV8エンジンを搭載した車を、ぜひ一度でも運転してみてください。


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