【自動車の歴史】日産自動車の歴史、ルーツと車種の特徴を知ろう!

日本の三大自動車メーカーの一つである、日産自動車。魅力的なデザインと、こだわりぬいた車両技術で、乗る人全員に安心感を与えます。今回はそんな日産自動車の魅力を築き上げてきた歴史をひもときます。

日産自動車とは?

日本屈指の自動車メーカー

↓日産のエンブレム

日産自動車 ロゴ

出典:http://seekdrive.net/

↓日産本社の画像

日産自動車グローバル本社

出典:https://www.google.co.jp/

↓日産のCM

日産自動車は、神奈川県横浜市に本社を構える日本の自動車メーカーです。

「技術の日産が、人生を面白くする。 "やっちゃえ"NISSAN」というキャッチフレーズは上のCMでもおなじみですね。

現在はフランスの自動車製造大手ルノーとアライアンス関係にあり、高級車ブランドである、「インフィニティ」、そして新興国向け低価格ブランドとして「ダットサン」を展開しています。

日本国内年間販売台数では、第4位のシェアを誇る、日本屈指の自動車メーカーです。

今回は、そんな日産自動車をここまで大きな自動車会社に押し上げた、過去の人気車種や、モータースポーツでの実績、さらに今後の展望についてまとめています。

日産自動車のルーツ

1933年式ダットサン12型フェートン

1933年式ダットサン12型フェートン

出典:https://nissan-heritage-collection.com/

日産自動車のルーツは、1911年に橋本増治郎が東京・麻布に設立した「快進社自働車工場」まで遡ります。

1911年、橋本は東京・広尾に国産乗用車の生産を目指し、快進社自動車工場を設立しました。
橋本は日本の交通事情に合う小型乗用車を設計しました。
そして、その車は、資金協力者の田健治郎・青山禄郎・竹内明太郎のイニシャルを並べDAT自動車(脱兎号)と命名されて発売されました。

その後、快進社はトラックの開発などに取り組みますが、経営状況は悪化し、1925年に解散してダット自動車商会として再出発しました。

一方大阪では、久保田鉄工所を中心として自動車を造りを目指し、1919年に実用自動車製造が設立されました。

アメリカ人技師のウィリアム・ゴルハムの指導を受け、三輪自動車のゴルハム号の製造が始まりました。
しかし、関東大震災後に米国の自動車が大量輸入されると経営が悪化しました。
そのため、東京のダット自動車商会と合併し、ダット自動車製造を設立することになりました。

ダット自動車製造は、DATの息子という意味を持つ「DATSON(ダットソン)」という車名を持つ乗用車を開発しました。
しかし、「SON」は「損」を連想させるため、発音が同じで太陽を意味する「DATSUN(ダットサン)」に車名は改められました。

そして、この車の生産拡大のために、鮎川義介が設立した戸畑鋳物が資金提供しました。
さらに、自動車部品を製造していた戸畑鋳物は、自動車工業への進出を企画し、ダット自動車製造を傘下に迎え入れました。

その後、鮎川が設立した持ち株会社、日本産業と戸畑鋳物で出資して、自動車製造を設立しました。

そして、1934年、自動車製造は社名を変更し、日産自動車が誕生しました。

ダットサンの歴史について詳しくはこちら

日産を襲った業績悪化とルノーへの統合の歴史

日産自動車社長兼CEO カルロス・ゴーン

カルロスゴーン

出典:https://ja.wikipedia.org/

1990年代、デザインの方向性や、マーケティング戦略の失敗により、日産自動車の経営状況は悪化していました。
その結果、座間工場の閉鎖し合理化を図ろうとしましたが、いっこうに赤字が減りませんでした。
さらに、2000年3月期の連結最終赤字は6843億円にも上り、このままでは倒産というところまで追い込まれていました。

しかし、事実上吸収合併という形を取り、フランスの自動車メーカー・ルノーから資金を入れ危機を乗り越えました。

さらに、ルノーから送り込まれたカルロスゴーンが社長に就任し、2万1000人の人員削減計画というリストラとコスト削減、合理化の推進で2001年には3311億円の黒字に改善されました。

今では、トヨタ、フォルクスワーゲングループ、GMに次ぎ、世界大4位のシェアを誇る一台グループとなっています。

技術の日産と言わるほどの技術力

日産車はやはり技術力の高さが特徴です。
技術の日産に対して、販売のトヨタと言われていたほどです。

日産は、創業期より先進技術の吸収に積極的で、アメリカのゼネラル・モータースなみの大型乗用車を製造するため、1936年にアメリカのグラハム・ペイジから設計図や設備などを購入し、また戦時中の技術的空白を埋めるため、1952年にイギリスのオースチンと技術提携しています。

1958年には、当時世界で最も過酷なオーストラリア大陸一周ラリーに自社開発のダットサン・210型で出場して見事にクラス優勝を飾ります。

創業時より技術力の高さから「旗は日の丸、車はダットサン」、「技術の日産」として親しまれ、故障が少なく高速走行を得意としたことで医者の往診に愛用されたことから「医者のダットサン」としても親しまれました。

また1980~90年代には、「90年代までに世界一の技術を誇る自動車メーカーになる」という目標を掲げ、「901運動」を進めていました。その内容は主にシャシー性能、車体剛性、ハンドリング(足回り)に対しての技術の向上でした。R32やZ32は当時技術面で高く評価され、今でも根強い人気があります。

ダットサン ブルーバード

出典:http://www.jsae.or.jp/

日産の技術についてはこちら

日産 モータースポーツの歴史

モータースポーツでの輝かしい戦績

「技術の日産」と呼ばれた、日産はモータースポーツにおいても輝かしい戦績を残してきました。
日産のスポーツカーとして日本のみならず世界でも有名なスカイライン。
その伝説が始まったのは、1964年に開催された第2回日本グランプリと言われています。

第2回日本グランプリ

出典:https://gazoo.com/

第2回日本グランプリの7週目、スカイラインGTが圧倒的パワー差のあるポルシェを抜いてそのままホームストレートへ戻ってきました。
観衆はざわめき総立ち状態。

観客を熱狂させたこのスカイラインが、日産のモータースポーツ史の大事な一ページを刻みます。

グループCカー

R91CP

出典:https://ja.wikipedia.org/

グループCカー時代には世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)に1989年と1990年の2年間フル参戦しました。

また、全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)3連覇(1990 - 1992年、マシンはそれぞれR90CP、R91CP、R92CP)、そしてデイトナ24時間レース総合優勝(1992年、マシンはR91CP)を成し遂げています。

ルマン 24時間レース

GT-R-LM NISMO

出典:http://www.nissan.co.jp/

世界最高峰カテゴリーであるFIA世界耐久選手権(WEC)のLM P1(ル・マンプロトタイプ1)クラスに参戦した「GT-R LM NISMO」。

革新的なフロントエンジン前輪駆動というレイアウトは、世界中のレースファンの間で話題になりました。

SUPER GT

SUPER GT GT-R

出典:https://supergt.net/

SUPER GTは、前身となる「全日本GT選手権」から数えて20年以上の歴史を持つ国内最高峰の自動車レースです。

GT500クラス、GT300クラス共にそれぞれ4台、計8台のGT-Rが参戦しています。

GT500クラスでは、2014、2015年と二連覇を達成しています。

今年度も安定した速さを見せつけ、技術力の高さをサーキットでもいかんなく発揮しており、GT-Rの三連覇が期待されています。

日産自動車の過去の名車たち

ダットサントラック620

出典:https://ja.wikipedia.org/

ダットサン時代に「ダットラ」の愛称で人気を博した620型トラック。

北米では若者の間でトラックをスタイリッシュに仕上げるトラッキンと呼ばれるカルチャーが流行し、620もその流行の中心にいました。

フェアレディZ S30

フェアレディZs30

出典:https://ja.wikipedia.org/

今でも色あせない美しいフォルムのフェアレディZ S30。

ヨーロッパ製の高級スポーツカーに匹敵するスペックと魅力あるスタイルを兼ね備え、北米市場を中心に大ヒットしました。

日産のイメージリーダーカーとして、10年もの長期に渡って生産され、世界総販売台数55万台という、当時のスポーツカーとしては空前の記録を樹立しました。

初代スカイラインGT-R

初代スカイラインGT-R

出典:http://www.theverge.com/

世界中で根強い人気のある「ハコスカ」こと初代スカイラインGT-R。

箱のような形をしたスカイラインということから、「ハコスカ」の愛称で呼ばれるようになりました。

21世紀現在でも、いわゆる「旧車」の中で特に知名度や人気が高いモデルの一つです。

このように、日産は、昔から数々の魅力的な車を世に送り出し、世界中のファンを虜にしてきました。

では、今後はどのような車で世の中の日産ファンを楽しませてくれるのでしょうか。

日産の今をつくる現行人気車種を紹介

日産の人気現行車種①ノート e-POWER

ノートe-power

【ノート e-POWER】
・新車価格:1,772,280〜2,244,240円(2016年11月時点)
・燃費性能:37.2km/L(JC08モード)


X エマージェン…
92.0万円
本日の在庫
1,784
平均価格
93.4 万円
本体価格
0 ~ 201 万円

日産の人気現行車種②エクストレイル

・新車価格:223〜325万円
・燃費性能:8〜15km/ℓ


20Xt エマー…
272.4万円
本日の在庫
1,101
平均価格
160.0 万円
本体価格
10 ~ 392 万円

日産の人気現行車種③セレナ

・新車価格:231〜318万円
・燃費性能:17.2kmℓ


ハイウェイスター…
308.9万円
本日の在庫
2,001
平均価格
130.9 万円
本体価格
5 ~ 308 万円

日産の人気現行車種④GT-R

出典:http://www.nissan.co.jp/

・新車価格:996〜1870万円


NISMO BO…
1850.0万円
本日の在庫
84
平均価格
792.4 万円
本体価格
439 ~ 1850 万円

日産自動車で人気の車種は、「ノート」や「エクストレイル」、そして言わずと知れた日本を代表するスポーツカー「GT-R」などです。

「技術の日産」と自ら謳うだけあって、どの日産車も高い燃費性能、安全性、走行性能を備えています。

街乗りからアウトドア、さらにはサーキットまで、ありとあらゆるシーンで日産車は活躍しています。

日産の新型車最新情報についてはこちら

日産の描く未来を形にしたコンセプトカー

日産・インテリジェント・ドライビング(IDS)

日産は創業以来、「移動することで人生はより豊かになり、人々は進化していく。」と考えています。移動時間に更なる価値をもたらすことが、我々の大きな目標であり、自動運転技術の研究・開発をするうえでも変わらない、普遍的なポリシーです。自動運転という技術が人生を豊かにする上で果たせる役割について、私たちは幾度も検討を重ねてきました。そして、ある時にはアクティブに運転を楽しみ、そしてある時には運転から解放され、より創造的な時間を楽しめるものこそが、日産自動車の自動運転車であるという結論に達したのです。このような自由で創造的な移動を実現するのが、「ニッサン・インテリジェント・ ドライビング」というコンセプトです。日産が守り続けてきたポリシーを未来へと繋ぐため、私たちは「ニッサン・インテリジェント・ドライビング」には次のような機能が必要であると結論付けました。

出典:http://www.nissan-global.com/

第44回東京モーターショー2015で登場した「IDS」。

車が運転をサポートすることで、ドライバーの負担を低減させるシステムや、ドライバーの好みに合わあせてトランスフォームする内装など、ワクワクさせる機能を搭載しています。

PIVO2

出典:http://www.nissan.co.jp/

こちらは第40回東京モーターショー2007で登場した「PIVO2」。

コンパクトながら、3人も乗ることができ、しかも360°回転可能なキャビンを備えています。

人に話しかけるロボットが搭載され、まるで人と親密な関係を持った知的生命体のように感じられる車です。

日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ

GT-R 2020

出典:http://www.gran-turismo.com/

2020年に次期モデルが販売されると噂の「GT-R」。
プレイステーション専用ソフトウェア『グランツーリスモ』シリーズを開発したソフトウェア会社ポリフォニー・デジタルと共同で最新作『グランツーリスモ6』の「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトにおいて制作されたコンセプトカーだ。
英国ロンドンの日産デザインヨーロッパ社の若手デザイナー達が自由に夢のスポーツカーをデザインするというスタディの一環から、この「日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」はスタートしました。


これからが楽しみな日産

日産の歴史についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
輝かしい歴史だけでなく、苦労の歴史もありました。

日産では、世界で見ても「技術の日産」といわれるだけあって技術面では一目置かれているメーカーです。

日産は自動車の未来をどのように見ているのでしょうか。
今後も日産から目が離せませんね!

日産のおすすめ中古車に関する記事はこちら!

日産以外のメーカーの歴史について気になる方はこちら

車の黄金時代と言われる90年代。
世界でのランキングにもかかわらず、日本車が多数TOP10にランクイン。
もちろん、日産車も上位入賞しています。

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