MOBY

スマートキーの仕組みとは?紛失に備えたスペアとケースは必須?電池交換は?

スマートキーとは?セキュリティ面の問題はない?…スマートエントリーシステムの仕組みと、キーレスエントリーとの違い、スマートキーの歴史から電池交換、スペアの作り方、そして心臓ペースメーカーへの影響まで総まとめした「スマートキー事典」です!

スマートキーとは?その使い方は?

出典:©iStockphoto.com/ arenacreative

正しくは「スマートエントリーシステムの携帯機」

スマートキーとは、厳密にいえば、スマートエントリーシステムという、キーを使用せずにドアの開錠や施錠、エンジンの起動が可能なシステムの携帯機部分のことを示しますが、このシステムの一般的な名称となっています。

スマートキーの使い方

スマートキーは、ボタンを押すだけでドアの施錠、解錠ができます。
車のドアを開け閉めする際に、いちいち鍵穴にキーを差し込んで開け閉めするという手間を省くことができます。
また、エンジンを掛けるときにキーを差し込んで回すという作業も不要で、スマートキーをポケットに入れたままやバッグに入れたままの状態で、エンジンスタートボタンを押す方法となるのが一般的です。

スマートキーの仕組みは?

スマートキーは、キーと車体の両方に、双方を電波をやり取りする送受信機が備わっています。
その電波は、高度に暗号化された固有情報をやりとりし、特定の車とスマートキーを一致させています。
違う車のスマートキーでドアロックが開いたり、エンジンが掛けられることは物理的にないように設計されています。

スマートキーの周波数

スマートエントリーシステムを搭載する車両側からスマートキー(携帯機)に向けて発信される電波は、長波となるLH(30〜300kHz)、スマートキー(携帯機)から車両側に向けて発信される電波は極超短波となるUHF(0.3〜3GHz)が使用されていることがほとんどです。

極超短波のUHF帯の電波はアンテナを非常に小さくできる特徴があるため、スマートキー(携帯機)に採用されています。

また、スマートキーが車外にあるのか、車内にあるのかを判別する必要があるため、車体側の送受信機には、電界強度を細かく設定できるLH帯の周波数が用いられます。

スマートキーにはイモビライザーが。

イモビライザーとは、車の盗難防止システムの1つで、車のキーに電子的なIDが組み込まれ、車体側のキーの受け口にある認証システムのIDと一致しなければ、エンジンが始動できない機能をもつものです。

スマートキーとイモビライザーはセットで装備されることが一般的となっています。

スマートキーとキーレスエントリーの違い

出典:©iStockphoto.com/ arenacreative

キーレスエントリーとスマートキーを混同してしまうことがよくあるようです。

キーレスエントリーは、キーに付いているボタンを押すことでドアのロックや解除をする機能がありますが、その機能だけに限定されています。
遠隔操作でドアロックの施錠、解錠のみの機能となっている点がスマートキーとの違いになります。

キーレスエントリーには必ず物理的な鍵がついています。
エンジンを掛けるときには、鍵を差し込んでスターターを回す作業が必ず必要となります。
スマートキーは、キーを差してスターターを回すことなく、エンジンスタートボタンを押す方法で始動するのが一般的です。

次のページ