ダイハツ新型「トール/トールカスタム」発売開始!THORの燃費・性能と価格は?

ダイハツが新型ワゴン車「トール」と「トールカスタム」を発売しました。新型コンパクトカーは同社のコンパクトカー「クー」の後継モデルに位置するものとなっています。新型「トール」の最新情報に迫りつつ、さらにトールの兄弟車として新登場するトヨタ「ルーミー」についてもご紹介します!

ダイハツ新型トール・トールカスタム発売開始!

ファミリーカーとしても使える新コンパクトカー

ダイハツは、新たにコンパクトトールワゴン「トール」を開発中と噂さえれていましたが、2016年11月9日、いよいよ正式に発売が開始されました。

「家族に絶妙新サイズ」のキャッチフレーズ通り、コンパクトカーのサイズでありながら、ファミリーカー仕様にぴったりの車となっています。

ラインナップとしては、トールとトールカスタムの2種類が用意されるようです。

後述しますが、トヨタからは「ルーミー/タンク」スバルからは「ジャスティ」の名前で兄弟車が発売されます。
それぞれの違いは、以下の記事で詳しく説明していますので、気になった方は是非ご覧ください。

ダイハツ新型「トール/トールカスタム」は「クー」の後継車!

トヨタ bBの姉妹車「クー」

ダイハツ クー

「トール」は、同社が2013年まで発売していたトールワゴン「クー(COO)」の後継車として発売される形となります。
(上記画像はダイハツクー)

クーはトヨタ自動車と共同開発され、トヨタからはbBの名称で2016年7月まで生産されていました。トヨタbB、ダイハツ クーは両車とも新型車を登場させないまま生産終了と思われていましたが、トヨタは「ルーミー/タンク」、ダイハツは「トール」の新名称で後継車が発売される形となりました。

また、スバルも同様にダイハツが開発中の「トール」のOEM車を販売する予定で、名称は「ジャスティ」になるとのことです。

2016年8月 トヨタがダイハツを完全子会社化

トヨタとダイハツが共同開発で新型コンパクトカーを開発する背景には、トヨタによるダイハツの完全子会社化があります。

2016年8月1日より、ダイハツ工業はトヨタ自動車の完全子会社となりました。軽自動車販売シェア1位のダイハツはこれまでもトヨタにコンパクトカーのOEM供給を何度も手がけてきていますが(パッソピクシス ジョイなど)、完全子会社化されたことにより、より一層トヨタのコンパクトカー・軽自動車販売にとって大きな役割を果たすこととなります。

今回のトール・ルーミー/タンクの発売も、以前からOEM提供はしてはいましたが、トヨタのダイハツ完全子会社化の影響の一つと言えるでしょう。

ダイハツ新型「トール(THOR)/トールカスタム」のデザインは?

トール外装デザイン

トールカスタム外装デザイン

トール(THOR)/トールカスタム内装デザイン

外装のデザインについては、トールとトールカスタムでフロンデザインが大きく異なっています。
トールのフロントマスクは、ワイドで存在感のあるデザインとなっていつのに対して、トールカスタムのデザインは、品格や艶やかさ・重厚感のあるデザインとなっています。

新型トールのサイズは、「全長×全幅×全高:3700×1670×1735mm」で、トールカスタムのみ全長が長く「3725mm」となっています。

内装についても、機能性を追求し、室内空間を広げる工夫がなされているとのこと。
子育てを想定した車ということもあり、広い室内空間だけでなく、撥水シートも採用されています。

全14色の豊富なカラーバリエーション

トール/トールカスタムの異なるデザインの他に、全14種のカラーバリエーションから選べるようになっています。

モノトーンの9色に加え、トールカスタムのみ選べるツートーンカラーが5色が用意されているようです。

(上記写真は「マゼンタベリーマイカメタリック」ワントーンカラー)

ダイハツ新型「トール(THOR)/トールカスタム」の燃費・エンジン性能は?

トール/トールカスタムの燃費

トール・トールカスタムの燃費性能は、ターボモデルで21.8km/L(JC08モード)、その他のモデルでは22.0〜24.6km/L(JC08モード)となっています。

ハイブリッド仕様のあるソリオには負けてしまいますが、ガソリン車のコンパクトカーとしては高い方と言えるでしょう。

また、ターボモデルでの燃費としてはかなり魅力的な数字なのではないでしょうか。

1.0Lダウンサイジングターボエンジン搭載

新型トール(THOR)、新型ルーミー・タンクには1.0L 直列3気筒ターボエンジンが搭載されます。
ダウンサイジングターボを搭載することで、パワーと燃費を両立します。ダウンサイジングターボは欧州で積極的に採用されてきましたが、最近では国内メーカーにもその風潮がみられます。

出力についてはNAが69ps/9.4kgmで、ターボは98ps/14.3kgmとなっています。

駆動方式はNAにはFFと4WD、ターボにはFFのみが用意され、トランスミッションにはCVTを採用しています。

新型トール(THOR)/トールカスタムは安全性能も万全!

新型パッソ /ブーンでも搭載された「スマートアシストⅡ」をはじめとした、歩行者や車両に対する衝突警報機能や車線逸脱警報機能、衝突回避支援ブレーキなど全方位において死角はありません。その他にも先行者発信お知らせ機能に誤発進抑制制御機能、衝突警報機能も搭載されています。

安全装備の詳細については、次ページで動画での説明があります。

ダイハツ新型 トール/トールカスタム(THOR)の価格は?

ダイハツ新型トールとトヨタルーミー/タンクについては、11月9日に発売が開始されました。
ジャスティについては、少し遅れて11月21日の発売開始となります。

販売価格は
トールが「146万3400〜185万7600円」、トールカスタムが「177万1200〜200万8800円」となっています。
クーとbBの価格が約160~200万円であったことを考えると、あまり大きな変化はないと言えますね。

またグレードによっては、14インチアルミホイールの装備や、スピーカーの拡充、クルーズコントロール、高機能ライトなど、エクステリアや内装、走行機能をはじめとした装備が追加されます。

ダイハツ トール/トールカスタム グレード・価格・燃費・エンジンまとめ

これまでご紹介してきた、新型ダイハツトールのグレードごとの価格、燃費性能をまとめると以下の通りになります。

車種名グレード価格燃費駆動方式ターボ
ダイハツ トールX1,463,400円24.6FFなし
ダイハツ トールX SA II1,528,200円24.6FFなし
ダイハツ トールX 4WD1,636,200円224WDなし
ダイハツ トールX SA II 4WD1,701,000円224WDなし
ダイハツ トールG1,620,000円24.6FFなし
ダイハツ トールG SA II1,684,800円24.6FFなし
ダイハツ トールG 4WD1,792,800円224WDなし
ダイハツ トールG ターボ SA II1,803,600円21.8FFターボチャージャー搭載
ダイハツ トールG SA II 4WD1,857,600円224WDなし
ダイハツ トール カスタムG1,771,200円24.6FFなし
ダイハツ トール カスタムG SA II1,836,000円24.6FFなし
ダイハツ トール カスタムG 4WD1,944,000円224WDなし
ダイハツ トール カスタムG ターボ SA II1,965,600円21.8FFターボチャージャー搭載
ダイハツ トール カスタムG SA II 4WD2,008,800円224WDv

トールのライバルはスズキ ソリオ?

スズキ ソリオ

ダイハツの新型トール(THOR)は、スズキ ソリオをライバル視して開発されたものと思われます。
両側スライドドアを搭載した、コンパクトトールワゴンとなると、明らかにソリオと真っ向勝負になりますね。
現在小型トールワゴンクラスではハイブリッドモデルなどを有するソリオがトップを独走しており、ライバル車種も見当たらない状況でした。

ボディサイズやスライドドアなどの外装の部分はもちろん、燃費や走行性能においても競合状況にある今、ソリオも11月後半のモデルチェンジによってさらに燃費を向上させるとのことです。

ソリオのモデルチェンジもあり、両車とも魅力的なものとなりそうです。
ダイハツとトヨタ、さらにはスバルから新型トールワゴンが発売されれば、スズキのソリオが一強だった2列シートコンパクトトールワゴンの市場もより活発的になるのではないでしょうか。

上位モデルのエンジンと自動ブレーキがキモ

ソリオとトール・トールカスタムの大きな違いは上位モデルのエンジン性能と安全装備・自動ブレーキ機能です。

ソリオとトール・トールカスタムは非常によく似た車種ですエンジン性能にはほとんど差がありません。ただ、上位モデルの方向性が異なっていて、ソリオの方が燃費を求めているのに対して、トール・トールカスタムは走りの性能を求めているような仕様となっています。

トールには1000CCモデルのコンパクトカーではありますが、その走り心地に期待したいところです。

自動ブレーキでは、ソリオが優っているようです。
ソリオの自動ブレーキの評判は高く、歩行者を感知してブレーキを自動でかける機能は優秀です。
トール・トールカスタムに搭載されているダイハツの安全装備「スマアシ2」も搭載されてはいますが、ソリオのものと比べると見劣りしてしまう要素となっています。

スズキ ソリオに関する情報はこちら!

トールとトールカスタムの兄弟車についてはこちらをチェック

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