自動車にはどんな税金がかかってるの?自動車にかかる9つの税金一覧まとめ

自動車を購入すると、様々な税金を支払うことになります。購入時から登録抹消まで、じつに様々な税金がドライバーのお財布事情に関わってきます。今回は自動車の所有・維持にかかる税金の内容と金額を紹介します。マイカーを購入して税金が払えないということにならないように、事前にチェックしておきましょう。

自動車にかかる9つの税金

自動車を取得・維持する為には様々な税金が絡んできます。
例えば自動車取得時や日々の給油時、毎年問答無用で請求が来る税金や、車検の都度に支払う必要のある税金など……様々な自動車税があります。

今回は、そのような税金についてご紹介していきます。

自動車にかかる税金について

JAFによる自動車にかかる税金についての説明です。


自動車にかかわる税金は全部で9種類もあり制度も複雑。外国に比べて税額も高いためにユーザーにとっては大きな負担となっています。

そこで自動車税について分かりやすくまとめました。自動車にかかる税金は以下のようになっています。
それぞれ課税される対象やタイミングが違いますので、順に説明します。また最後には「エコカー減税」についても触れていますので、エコカー減税対象車を買う方は是非ご覧ください。

【自動車購入時にかかる税金】
● 自動車取得税*
● 購入した車両に対する消費税

【給油時の税金】
● ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)
 or軽油引取税
 or石油ガス税
 +ガス代とガソリン税等に対する消費税
 +環境税

【毎年】
● 自動車税
 or軽自動車税
 ±場合によりグリーン化税制

【車検時】
● 自動車重量税*



*エコカー減税の対象となっており、エコカー減税対象車を購入すると、大幅な減税・免税が行われます。

自動車取得税

自動車取得税とは、都道府県が自動車の取得価額が50万円を超える自動車を購入した際に対し、その取得者に課す税金のことです。自動車に関わる税金のなかでも、地方税のジャンルに属しています。

自動車取得税には、問題点が多数あると言われており、自動車業界から批判されることも多いです。2014年には消費税8%の増税に伴って、税率が引き下げられました。また2017年の4月1日に施行される消費財10%への増税の際には自動車取得税の廃止が確定しています。

自動車取得税とは、売買等で自動車を取得した取得者に対して課税される税金のことです。率は、新車で購入した場合と中古車で購入した場合とでは異なり、また中古車の中でも、新しい年式の場合と経過年数が経っている場合とでは異なります。自動車取得税の課税対象車両は、自動車、軽自動車が含まれています。

出典:http://annai-center.com/

自家用車の残価額

出典:国税庁

【計算式】
取得価額*1× 3%(軽自動車は2%) = 自動車取得税額

*1.取得価額の計算 課税標準基準額*2× 残価率*3= 取得価額(1,000円未満切捨て)

*2.課税標準基準額とは、税事務所で使われている「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に記載されているの金額のことです。その自動車の新車時に中古で売れた価格と考えて結構です。概ね新車価格の90%程度となります。

中古車購入の際の注意

自動車取得税について、中古車を購入する際に注意してほしいことがあります。中古自動車を販売する業者のなかには、自動車購入車の税金についての知識が浅いことに漬け込み、納税する必要が無い自動車取得税を名儀変更の際に要求する業者もいるので注意しましょう。

このような詐欺に合わないためにも、都道府県税事務所に問い合わせることをおすすめします。都道府県税事務所にに車種・グレード・仕様と年式を言えば自動車取得税を納税する必要の有無が確認できます。

ガソリン税等(ガソリン税・軽油取引税・石油ガス税)

● ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)

【税額】53.8円/L

ガソリン税(ガソリンぜい)とは、正式には「揮発油税及び地方揮発油税」をいう。現在1リットル当たり53.8円の税金が課され、そのうち25.1円が後述する暫定税率分。

出典:https://ja.wikipedia.org/

ガソリン税の内訳

ここで言う暫定税率とは、図の「特別税率」のことで、「本来の税率に暫定的に上乗せされた」税率のことを指します。

● 軽油取引税

【税額】32.1円/L

特約業者又は元売業者からの軽油の引取りのうち軽油の現実の納入を伴うものに対し課税する。

出典:https://ja.wikipedia.org/

● 石油ガス税

【税額】17.5円/kg

石油ガス税(せきゆガスぜい)は、石油ガス税法(昭和40年12月29日法律第156号)に基づき、一定の液化石油ガス(課税石油ガス)に対して課される日本の税金。

出典:https://ja.wikipedia.org/

● 消費税

【税額】ガス代×8%

消費税では、二重課税問題が長年問題視されています。
本来、ガソリン税等の納税義務者は石油会社なのですが、ガソリンは最終的には消費者が負担することになっています。つまり、消費者がガソリンスタンド等で買っているガソリンの定価の一部(約半分)は石油会社に課税されている税金を含んでいます。その定価に対して消費税が課税されるため、二重課税であるとの議論があります。

● 環境税

【税額】0.25円/L

環境税(かんきょうぜい、environmental tax)とは環境負荷の抑制を目的とし、かつ、課税標準が環境に負荷を与える物質に置かれている税である。

出典:https://ja.wikipedia.org/

自動車税

自動車税とは、毎年4月1日午前0時の時点で自動車の所有者、もしくは使用者に対し課税がなされる税金のことです。

出典:http://annai-center.com/

額は車種や排気量で異なり、一部の低公害車(電気自動車やハイブリッドカー等)には税額の軽減処置がとられています。

出典:http://annai-center.com/

具体的な税額は以下の通りです。(自家用乗用車の例です)

自動車税額表

出典:http://haisya.bz/

この自動車税に対して、新車新規登録から一定年数を経過した環境負荷の大きい自動車について、税率を15%高く徴収する特例措置があります(「グリーン化税制(重課)」といいます)。

具体的には、
「新車新規登録から13年を経過したガソリン(ハイブリッド自動車を除く)・LPG車」及び「新車新規登録から11年を経過したディーゼル車」は、表の自動車税金額に15%上乗せた金額を自動車税として課税されることとなっています。

また、同時に環境への負荷が軽い自動車は同「グリーン税制」により、減税措置がとられています。(下記「エコカー減税」にて説明します)

また、自動車税は自動車を一時的もしくは永久的に登録抹消にした場合、登録抹消した月の次月から年度末までの分の自動車税は還付されることとなっています。

返還金額は以下のようになります。(自家用乗用車の場合)

出典:http://haisya.bz/

軽自動車税

「軽自動車」を所有もしくは使用している場合、自動車税の代替として軽自動車税が課税されます。

また、道路運送車両法施行規則によると、以下のものを「軽自動車」と定義しています。
1.軽自動車:一般的には総排気量660cc以下の三輪および四輪自動車
2.原動機付自転車:一般的には総排気量125cc以下の小型自動二輪車、原動機付自転車
3.二輪の軽自動車:一般的には総排気量125cc超250cc以下のオートバイ
4.二輪の小型自動車:一般的には総排気量250cc超のオートバイ
5.小型特殊自動車:一般的には小型のトラクターや農耕車、フォークリフト

自動車税とは異なり、年間課税であり、月割額はない。4月2日以降に購入した場合は、当該年度は全額課税されない一方、4月2日以降に廃車した場合、当該年度は全額課税される。また賦課期日の4月1日の所有者に対して課税するものであり、4月2日以降に名義変更を行っても、4月1日時点の所有者に課税される。

出典:https://ja.wikipedia.org/

軽自動車税の具体的な税額は以下の通りとなります。

軽自動車にも自動車税同様にグリーン化税制が適用されます。

自動車重量税

自車重量税とは、自動車の区分や重量に応じて課税される税金のことです。自動車(自家用乗用)は、車両重量0.5トン毎に課税される税額が増加します。

出典:http://annai-center.com/

自動車重量税額は、車検のタイミングで課税されます。従って、新車購入時・新車購入時から3年後、その後は2年毎に課税されます。

また、新車購入時の自動車重量税額と新車購入時から2回目以降の自動車重量税額は異なります。具体的な税額は以下の通りです。(自家用乗用車の例です)

新車購入時の自家用乗用車の自動車重量税額

新車購入から2回目以降の自家用乗用自動車の自動車重量税額

また、自動車重量税も自動車税同様に自動車を一時的もしくは永久的に登録抹消にした場合、登録抹消した月の次月から年度末までの分の自動車税は還付されることとなっています。

返還金額は以下のようになります。(自家用乗用車の場合)

出典:http://haisya.bz/

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