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ガソリンタンクに水抜き剤や錆取りは必要?角砂糖を入れるとどうなる?

ガソリンタンクとは?ガソリンタンクに水抜き剤や錆取りは必要なのでしょうか?燃料タンクへの塗装の注意点とは?などの疑問に答えるまとめ記事です。知る人ぞ知る昭和のいたずら?ガソリンタンクに角砂糖に入れるとどうなる?といったこともご紹介!

ガソリンタンクとは?

ガソリンタンクとは

出典:©Shutterstock.com/FabrikaSimf

ガソリンタンクとは、その名の通りガソリンを入れるためのタンクです。
燃料タンクとも呼ばれています。
ただ、燃料タンクはガソリン以外にも、軽油などを入れる際にも呼ぶので、ガソリンを入れるためだけにタンクを使用する場合はガソリンタンクと呼んだ方が誤解は少ないでしょう。
要するに、燃料タンクというくくりの中に、ガソリンタンクというカテゴリがあるのです。

ガソリンタンクの仕組み

燃料を入れるタンクの本体には、燃料を供給、管理するための部品が組み込まれています。
取り入れ口にはタンク内に異物などが混入した場合にポンプが損傷しないように防ぐフィルターが設置されています。
これによって、タンクが故障するという状況を防ぐことが出来るのです。
車両の加減速や旋回などをした際に、燃料がタンク内で偏ることを抑えるために板のような部品が内部に設置されています。
これはバッフルプレートと呼ばれており、流れる方向や速度を変えて、ガソリンをタンク内に平均的に流してくれます。
バッフルプレートがないと、例えばコーナーを旋回した際に数秒間のガソリンなし状態が発生してしまいます。
ガソリンなし状態が続くと、エンジンに不調を起こしてしまい、エンジン焼き付きなども起こってしまいます。

ガソリンタンクに角砂糖を入れるとどうなるの?

出典:https://locabo.jp/

ガソリンタンクで調べると検索候補に出てくるのが、「砂糖」という単語です。

「ガソリンタンクに砂糖を入れる」というのは車を意図的に故障させる方法として有名なようです。

ガソリンタンクに砂糖を入れるとどうなるのでしょうか。
砂糖は溶けて糖になります。
糖は分子が小さく、ガソリンにも混ざりやすくなります。
ガソリンに混ざってしまうので、フィルターによって遮られることがなく、燃焼室まで容易に進めてしまうのです。
糖は燃えると炭化し、エンジン焼き付きを起こしてしまう原因になります。
また、この焼き付きは洗浄などの修理は不能となり、エンジン載せ替えとなってしまいます。

ガソリンタンクに角砂糖は、戦後の日本によくあった悪質ないたずらのようです。
これは立派な犯罪になりますので、決してやってはいけません。

ガソリンタンクに砂糖を入れられた形跡があれば、エンジンはかけず手遅れになる前に業者やディーラーに相談しましょう。

ガソリンタンクの塗装

トラックのガソリンタンク(燃料タンク)は荷台の下にむき出しで設置されていることがほとんどです。
このため、ガソリンタンクにオリジナルの塗装をするカスタマイズをする人が多くいますが、これには注意が必要です。

ガソリンタンクに塗装をする場合は「耐ガソリンペイント」を必ず使うようにしましょう。
塗装に耐油性がないと、ガソリンなどの燃料が給油時にガソリンタンクに付着すると塗装が剥げたり、化学反応を起こす危険性があるからです。

ガソリンタンクに水抜き剤は必要なのか?

ガソリンスタンドで、水抜き剤を使用することを勧められたことはありませんか?

水抜き剤の使用には賛否両論あります。
ただ、1つ明白なのは、自動車メーカーは車の日常のメンテナンスに、ガゾリンタンクへの水抜き剤の使用を明示していない、ということがあります。
むしろ、ガソリンタンク(燃料タンク)には燃料以外は入れないようにという注意書きがある場合もあります。

ガソリンタンクへ水抜き剤を入れることを薦める理由とは?

ガゾリンタンクに水抜き剤を入れるこを薦める理由としては、満タンでガソリンを入れた後、走行しガソリンが減るとガソリンタンク内が真空状態に近づき、空間に結露が生じてガソリンタンクの底に水が溜まっていき、それが錆などを発生させて燃料噴射装置などへの悪影響、故障につながるといったことが挙げられています。

やはりガソリンタンクには水抜き剤は不要?

水はガソリンより重いので、ガソリンタンクの底に溜まりますが、どんな車もエンジンへガソリンを送るパイプはガソリンタンクの底の方にはない設計になっています。
また、ガソリンタンクには「ドレンボルト」といって底に溜まった水や不純物などを排出する機構が備わっています。

このような理由からガソリンタンクに水抜き剤は必要ではない、と判断するのが懸命かと思われます。
ガゾリンタンクに水抜き剤を入れる前に、ディーラーの整備士などに(ガソリンスタンドの店員ではなく)相談してみてください。

錆取りはどうやるの?

錆びたガソリンタンク

出典:©Shutterstock.com/vilax

前項でご説明しました、ガゾリンタンクの錆取りは水抜き剤の必要性についてと関連しますが、ガゾリンタンクに水が混入することによって錆が発生する可能性はゼロではありません。
しかし、最近の車はガゾリンタンクの素材や内部の保護素材で、タンクそのものが錆びないようになっているため、錆取りをあまり気にする必要はありません。
1970年代以前の旧車に乗っている方は注意した方が良いでしょう。
ガゾリンタンクの素材や内部をチェックし、錆取りが必要かどうか、プロの整備士に判断してもらいましょう。

ガソリンタンクの洗浄の必要性は?

出典:http://www.drwallet.jp/

前項でご説明しました、ガソリンタンクへの水抜き剤の必要性、錆取りの必要性と同じになりますが、基本的にはガソリンタンクの洗浄の必要性はありません。
ガソリンタンクそのものには、日常的なメンテナンスは特に不要で、異物や燃料以外のものがガソリンタンクの中に入らないように注意するだけで十分でしょう。
セルフのガソリンスタンドを利用するときは注意しましょう。

ガソリンタンクの正しい知識で楽しいカーライフを!

給油口

出典:©Shutterstock.com/hin255

ガソリンタンクについてのまとめ記事は、いかがでしたでしょうか?

ガソリンタンクに水抜き剤や錆取りが必要なのかどうか、正しい知識を今一度チェックしなおしてみてください。
正しいメンテナンス知識と無駄な出費を削ることができるでしょう。
また、ガソリンタンクへの塗装や角砂糖を入れたらどうなるか、というのも豆知識として頭の片隅においておくと、より理解が深まるかと思います。

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