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当たり屋の最新の手口と対処法について!ナンバーでグループ特定はデマ?

事故を装って賠償金をだまし取る当たり屋は、噂を聞くことはあっても、その存在は都市伝説のようにどんな手口が使われるのかを知らない方も多いと思います。そして、当たり屋グループのナンバーのリストが回覧されているのはご存じですか?当たり屋の最新の手口と対処法、グループを特定できるというナンバーについてまとめました。

当たり屋とは

当たり屋のイメージ画像

出典:https://goo.gl/

当たり屋とは、故意に車に接触して慰謝料などの賠償金をだまし取る詐欺行為を行う人のことです。
走行中の車が起こした交通事故の原因について「過失」か「故意」を証明することは困難な場合が多いです。
また、多くのドライバーは自動車保険に加入していますから補償は保険でカバーされます。

故意に自動車に接触する行為は非常に危険で、常識的にそんな行動をとる人はいません。
さらに良識のある人ほど、自分の車が接触した人を疑ってかかることはできないものです。

当たり屋は、常識的な感覚をついて巧妙な手口でチャンスを狙っています。
都市伝説のように思っている方もいらっしゃるでしょうが、当たり屋は実際に存在しているのです。

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当たり屋の最新の手口とは!

当たり屋の手口は、故意に物品を壊し物損事故に見せかけるものと、自ら車に接触してぶつかって人身事故に見せかけるものが中心です。
ドラマや映画のスタントのように、走行する車の前に飛び出す手口をイメージしがちですが、より安全で巧妙な手口が一般化しています。

①後続車の接触を誘う

追突事故のイメージ画像

出典:http://95732808.at.webry.info/

急ブレーキを踏んだり、ブレーキランプが点灯しないようにサイドブレーキを使って、故意に後続車両を追突させます。
また、ノロノロ運転を続けて後続車のドライバーの苛立ちを誘い、車間距離を詰めさせるのも手口のうちということです。
不用意に車間距離を詰めない習慣をつけることも大切ですね。

②通過する車のサイドミラー等に接触する

壊れたスマホの画像

出典:http://gadgetlife2ch.blomaga.jp/

ごく狭い道などで、走行中の車のサイドミラー等に接触したように装います。
「手に持っていたスマートフォンを落として破損した」と言って弁償を求めてきます。
実際に接触していなくても、最初から壊れたスマホを用意しており、場合によっては複数犯で目撃者を用意しているケースもあります。

この手口の巧妙な点は、あくまでもスマホの弁償だけを要求し、高額な賠償を求めないことです。
数万円から場合によっては数千円で済ませることもあるそうです。
その場で払える程度の金額であり、警察沙汰を避けたい心理などから、要求されるままに金銭を渡してしまうケースが多いようです。
圧倒的に女性ドライバーを狙うことが多いようです。

③バック中の車に接触する

コンビニ駐車場の画像

出典:http://www.trbl.biz/

最近、コンビニの駐車場などで推奨されている前向き駐車を利用した手口です。
駐車スペースからバックで出ようとしている車に、通りすがりの振りをして近づき、時計や眼鏡等の物を落としたり、車のトランク部分を叩いて大きな音を出します。

物損事故を装って弁償を要求しますが、前のケースと同様、その場で払える程度の金額であることが多いです。

これは「ガッチャン詐欺」として流行った手口が小型化したものだそうです。
昔は①の手口で追突事故を誘い、トランクに積んでいた壷などの骨董品が破損したとして、高額な弁償金を要求されるケースがあったそうです。

④自転車を狙う当たり屋

ながらスマホの自転車事故の画像

出典:http://bylines.news.yahoo.co.jp/

狙われるのは自動車だけではありません!
最近、問題になっているスマホを使いながら自転車に乗っている人を狙った手口です。
ごくシンプルに、スマホを使っている自転車に近づいて接触するものです。
転んで打撲や捻挫などの症状を訴えたり、持っていたスマホやパソコンなどが壊れたとして、損害賠償を請求する他、靴やかばん等の高価な思い出の品に傷が付いたとクレームをつけることもあります。

加害者と言われても「ながらスマホ」なので、前方不注視をは事実である場合が多く、本人も接触の状況を見ていないことがほとんどです。
自業自得と言うのも酷かもしれませんが、根本的に「ながらスマホ」で自転車に乗って対人事故を起こした時点で、非常に弱い立場に立たされます。

人身、物損事故にしてきますが、自転車はドライブレコーダーが搭載されていないので、当たり屋であることを立証するのは車よりも難しい場合があります。

⑤タクシードライバーをターゲットに!

タクシーの画像

出典:https://www.tokyo-tc.or.jp/

車を使って生計をたてるタクシードライバーを狙う、卑劣なケースもあります。
1人が客を装ってタクシーに乗り込み、事故を装いやすい狭い路地などへと向かわせます。
そこで、待ち伏せしていた被害者役が物陰などから現れて接触します。

当たり屋への対処法

万が一、あなたが事故を起こしたとき、状況的にあやしいと思ったら、その場で実行すべき対処方法をまとめました。

①とにかく警察に通報する

出典:©Shutterstock.com/ Dominique Bonnet

警察沙汰にしたくない、面倒を避けたいという心理をつくのが当たり屋の手口の基本です。
相手がどんなことを言ってきても、警察に通報し、事故として正しく処理しましょう。

交通事故が起こした際の警察への通報は、ドライバーの義務として、道路交通法第119条10号によって定められています。
通報をしなかった場合は、3か月以下の罰金か、5万円以下の罰金が科せられます。

また、警察に通報していないと事故証明書が申請できず、自動車保険に加入していても、保険金が払われない場合があります。

②ドライブレコーダーなどで記録を残す

ドライブレコーダーの画像

出典:https://goo.gl/

かつては走行中の車の事故原因を証明するのは難しいことでしたが、ドライブレコーダーを搭載することで証拠を残すことが可能になりました。
手頃な価格のドライブレコーダーも普及していますので、搭載することで当たり屋の被害を避けることができます。
ドライブレコーダーの記録で、ほとんどの場合で故意の接触か本物の事故かは明白になります。
特に対人の事故では、警察は最初は車両を加害者として見る可能性が高いです。
明らかな証拠がないと言い分を信用してもらうことが難しい場合もあります。
状況にもよりますが、相手方の乗り物の損傷箇所、怪我や着衣の状態、破損した物品の写真が撮影できるとさらに良いでしょう。

③相手との会話を録音する

スマホなどを利用して、相手との「会話」や「やりとり」を録音しておきましょう。
様々な状況を想定していても、予想外の点に言及されると話の内容に矛盾が生じる可能性もあります。
会話の中で「住まいはどこか」「どこに向かっていたか」「なぜこの道を通ったのか」などを細かく聞くのも効果があるようです。
つじつまがあわない返答をしたり、事故の現場からかけ離れた場所に住んでいる場合は、あやしいかもしれません。

④自動車保険に加入する

事故として警察に通報しても、恐喝行為を行ってこない限り、賠償については当事者間で解決しなければなりません。
実際に当たり屋による犯行であっても、当たり屋行為が証明が難しい場合もあり、個人でそれを証明するには大変な労力がかかります。
自動車保険に加入しておけば、万が一、賠償が必要となった場合の負担も大幅に減らすことができます。

また、ほとんどの自動車保険では「弁護士特約」をつける事ができます。
もしもの時は、交通事故に強い弁護士さんに安心して相談することができます。

⑤絶対に現場から立ち去らない

絶対にしてはいけないことが「事故現場を立ち去ること」です。
相手が当たり屋であることが明白であっても、客観的な第三者の視点で自分に非がない証明できない限り、絶対に現場を立ち去ってはいけません。
状況によっては、車のナンバーなどから特定されて、当て逃げなどで訴えられるかもしれません。
当たり屋が警察や弁護士を使ってくる可能性もあるのです。

当たり屋を特定するナンバーのリストは実在する?

当たり屋のものだといわれる車のナンバーのリストは昭和60年代から出回っていました。
山口ナンバーを筆頭に関西方面のナンバーをリストアップしたもので、注意点と該当車両と事故を起こした時に提示するようにといった文章が添えられて、流布していたようです

当時の警察がナンバー照会などで捜査したところ実在しないことが分かったそうです。
ナンバーのほとんどが廃車や使われていないものだったそうで、いわば都市伝説のようなものでしょうか。

なぜか、何年かおきにこういったリストが出回っているそうです。
リストにないから当たり屋ではない。と思い込んでしまうことが危険かもしれないですね。
もしかしたら、これも当たり屋グループの手口の一つかもしれません・・・・。

当たり屋のターゲットにならないための対策を

事故の加害者イメージの画像

出典:http://b-cles.jp/

今回ご紹介した当たり屋の手口から、当たり屋のターゲットにされる状況として、以下の3点が挙げられます。
・狭い道や駐車場で減速している
・車間距離を詰めすぎている
・スマホ操作などで不注意になっている

狭い道をできるだけ避けたり、車間距離をとって安全運転することで、当たり屋が付け入る隙を作らないようにすることができます。

遠回りでも、交通ルールを安全運転を心がけること、注意を逸らさずに運転することが当たり屋の被害から身を守るのには大切かもしれませんね。

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