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トヨタ ピクシス シリーズ
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トヨタの軽自動車「ピクシス」の特徴は?新車から生産終了したシリーズを紹介

トヨタピクシスの特徴

ピクシスのイメージ画像

トヨタピクシスは、ダイハツからOEM供給されたトヨタの軽自動車シリーズです。

OEMとはOEMメーカーで製造しているブランドを他メーカーのブランドで販売することで、ピクシスで例をあげれば、“中身はダイハツ、販売はトヨタ”といった感じです。

ちなみに、有名なOEM車といえば、トヨタ 86やスズキ ランディ、マツダ フレアなどがあります。

ダイハツからOEM供給されているピクシスシリーズは、全部で5種類が発売。それぞれトラックからバン、コンパクトハッチなどのモデルが登場しました。

ピクシスシリーズのボディタイプとダイハツでの販売名をまとめると以下のようになります。

トヨタ名ダイハツ名ボディタイプ
ピクシスバンハイゼットカーゴ軽バン
ピクシストラックハイゼットトラック軽トラック
ピクシスエポックミライースコンパクトハッチバック
ピクシスメガウェイクトールワゴンSUV
ピクシスジョイキャストSUVベースハッチバック

ダイハツでの販売名であれば、どれも聞いたことのある車名かもしれません。

基本的に、車体はエンブレムがトヨタに変わっただけでダイハツとまったく同じ車両です。

トヨタピクシスを購入するメリット

メリット
©tamayura39/stock.adobe.com

「まったく同じ車なのにトヨタで購入するメリットはあるの?」こんな疑問を持つ方もいるでしょう。

結論から言えば、トヨタ ピクシスを買うメリットはあります。

トヨタ ピクシスを買うメリットは次の通り。

  • トヨタが行っている購入キャンペーンの対象となる
  • トヨタ独自のサービスを受けられる
  • 販売店が多い

車体も販売価格も同じ車で、あえてピクシスを選ぶメリットは、ズバリ“トヨタのブランディングやサービスを受けられるから”というのが一番の理由です。

例えば、トヨタの残価設定プランでの車体購入や、車のサブスク“KINTO”はトヨタ車にしか対応していません。(KINTOは現在ピクシスシリーズには未対応)

同じ車とはいえ、トヨタの購入サポートはダイハツでは受けられないですよね。

また、販売店の数でみても、トヨタはダイハツの5倍以上の店舗数。

これだけの店舗数を全国でカバーしているのであれば、万が一の時にも安心です。

ダイハツで買うことによるデメリットはあるの?

ただ、誤解のないように言っておくと、ダイハツで購入する事によるデメリットはありません。ダイハツにはダイハツの良さがあります。

例えば、ダイハツの新車購入サポートである“スマートカーライフパッケージ”は支払方法からメンテナンスパックまで自由に選べる新しい車の購入方法です。

しかし、元をたどればダイハツはトヨタの完全子会社。トヨタとダイハツ、どちらのブランドで買うかを悩んだら、ビックブランドであるトヨタに軍配が上がる方が多いかもしれません。

新車で買えるピクシスシリーズ

ピクシスのイメージ画像

現在新車で買えるピクシスシリーズは、以下のシリーズ。

  • ピクシスバン
  • ピクシストラック
  • ピクシスジョイ
  • ピクシスエポック

5種類あるピクシスシリーズですが、2023年5月時点での新車ラインナップは4車種に減ってしまいました。

このあたりの事情は、ダイハツの生産状況によるところなので、詳細は分かりません。

もしかしたらラインナップから外れてしまったピクシスメガは、後継モデルが開発されているのかもしれませんね。

ピクシスバン

ピクシスバンのイメージ画像
車名ピクシスバン
販売価格1,045,000円~1,606,000円
燃費14.7km/L~15.6km/L(WLTCモード)
駆動方式2WD/4WD
トランスミッションCVT/MT

トヨタの“軽バン”として発売されているピクシスバン。ベース車両は働くダイハツの車、アトレーです。

働く車ということで、荷物の積載量は軽バントップクラス。

低床フロアに大きなバックドアのおかげで開口部は1,165mmを確保し、重たい荷物も積み下ろしラクラクです。

他にも半ドアが勝手に閉まる“イージークローザー”や両側パワースライドドアなどの装備によって、配達はもちろん、人を乗せるにもぴったりの車両となりました。

一部の介護施設では福祉車両として使用していることろもあり、その利便性の高さがわかります。

現行モデルからは先進の安全技術も搭載しスマートアシストにも対応。実用性と安全性を兼ね備えた一台です。

最新「ピクシスバン」中古車情報
本日の在庫数 215台
平均価格 83万円
支払総額 21~325万円

ピクシストラック

ピクシストラックのイメージ画像
車名ピクシストラック
販売価格902,000円~1,342,000円
燃費15.6km/L~16.5km/L(WLTCモード)
駆動方式2WD/4WD
トランスミッションCVT/MT

ピクシストラックもトヨタの働く車、いわゆる“軽トラ”です。オプション設定ではスマートアシストを搭載し、衝突被害軽減ブレーキや、ふらつき警報機能が備わっています。

そして、特筆すべきはこちらの車両“農用スペシャル”なるグレードが存在します。5速MTに4WDというRV車のような駆動系は、畑や農用地などの悪路も難なく走破します。

ボディカラーもトニコオレンジメタリックという鮮やかなオレンジが車体をより一層際立たせ、その目立ち方はまさにスペシャル。

悪路を走っていける頑丈な軽トラの購入を検討されている方には、農用スペシャルはかなりおすすめです。

最新「ピクシストラック」中古車情報
本日の在庫数 100台
平均価格 104万円
支払総額 22~519万円

ピクシスジョイ

ピクシスジョイのイメージ画像
車名ピクシスジョイ
販売価格1,314,500円~1,738,000円
燃費18.5km/L~21.0km/L(WLTCモード)
駆動方式2WD/4WD
トランスミッションCVT

丸目ライトに大き目のグリルがかわいらしいピクシスジョイ。ピクシスと聞けば真っ先に思い浮かぶのがこちらのモデルではないでしょうか。

ターボモデルである“SA III”は、ローダウン+インチアップで走り屋仕様の車にカスタムしている方も見かけます。

衝突回避支援システム“スマートアシスト”は全グレード標準装備。コンパクトでキビキビ走るピクシスジョイはまさにピクシスシリーズの代名詞と言えるでしょう

2023年内にはピクシスジョイも生産終了へ

そんな人気のピクシスジョイでしたが、残念ながら2023年内を持って生産終了となります。

この情報は、2023年4月にトヨタよりリリースされたニュースで、2023年6月上旬にもピクシスジョイが生産終了となるそうです。

走りのターボモデルが魅力のピクシスジョイが無くなるのは残念ですが、こちらも後継車両に期待したいところですね。

現行のピクシスジョイが欲しい方は、早めに販売店へ問い合わせることをおすすめします。

最新「ピクシスジョイ」中古車情報
本日の在庫数 126台
平均価格 106万円
支払総額 46~159万円

ピクシスエポック

ピクシスエポックのイメージ画像
車名ピクシスエポック
販売価格860,000円~1,364,000円
燃費23.2km/L~25.0km/L(WLTCモード)
駆動方式2WD/4WD
トランスミッションCVT

ミライースがベースとなっているピクシスエポックは、ピクシスシリーズの中で最もリーズナブルな価格で販売されているモデルです。

ボディカラーは全部で9種類。自分好みのカラーリングでお気に入りの一台を選べます。

さらにこちらの車両、オプションでエアロパーツもカスタムできます。フルエアロ、メッキグリル、ウッドパネルなど、思い思いのカスタムを施せるピクシスエポックは“ノーマルでは物足りない”そんな方におすすめです。

最新「ピクシスエポック」中古車情報
本日の在庫数 369台
平均価格 63万円
支払総額 12~141万円

生産終了したピクシスシリーズ

ピクシスメガのイメージ画像
トヨタ ピクシスメガ Gターボ SAⅢ レジャーエディション(2WD)

現在生産終了したピクシスシリーズであるピクシス メガ。ダイハツではウェイクとして販売されていたこの車両は、2022年8月を持って生産を終了しました。

生産中止の理由は明らかにされませんでしたが、個人的には「ダイハツとしてはアトレーワゴンでウェイクの抜け穴を埋めたいところなのかな?」と推測してしまいます。

となれば以前ダイハツ アトレー7のOEMとして発売していたトヨタ スパーキーが、軽自動車になって復活か?

なんて期待をしてしまいますが、そこは不人気車の烙印を押されたスパーキー。ニーズはあまり無いのかもしれませんね。

最新「ピクシスメガ」中古車情報
本日の在庫数 191台
平均価格 116万円
支払総額 58~201万円

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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