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アメリカ大統領専用車「ビースト」キャデラックワンの価格と重量など驚愕スペックまとめ

アメリカ合衆国大統領専用車両「ビースト」ことキャデラック・ワン。昨年5月に開催された伊勢志摩サミットでも走る姿が見れましたが、トランプ大統領の初来日となる今回も走行姿が目撃されています。あらゆる事態を想定し、最高のスペックを持って大統領を守る「ビースト」とは、一体どのような車両なのか?この記事では、大統領専用車両・ビーストのスペックや価格といった情報についてまとめています。

初来日のトランプ大統領がビーストを使用!

11月5日に初来日したアメリカのトランプ大統領が、国内移動の足に「ビースト」を使用している姿が報道されました。

日米両国の国旗があしらわれた「ビースト」こと、専用のキャデラック・ワンは、車両の特定を避けるために前後に異なるナンバーを付けているそうです。

本記事では、そんな最高機密の塊である「ビースト」の、一般レベルで知られているスペックや価格といった情報についてまとめています。

新型ビースト(キャデラック・ワン)開発中か?

新型のビースト(キャデラック・ワン)と思われるテスト車両がスクープされました。
スクープされたテスト車両には強いカモフラージュがかかっているため、詳しい外装のディテールなどはわかりません。
新型ビーストと予想されているテスト車両は以前にもスクープされており、今回のスクープは新型キャデラック・ワンの登場が近づいていることを示します。

現行のキャデラック・ワンがすでに登場した2009年より8年たっているため、新型の登場は自然と考えられます。
気になる発売日についてはキャデラックからの公式発表されていません。

アメリカ大統領専用車「ザ・ビースト」とは?

「ザ・ビースト」ことキャデラック・ワン

オバマ・モービル ザ・ビースト

アメリカ合衆国の大統領専用車両であるキャデラック・ワンは、「ビースト」の名前で親しまれています。
昨年の5月に開催された伊勢志摩サミットでも、その姿を見ることができました。

アメリカのトップである大統領を守るために、最新鋭の装備と最高の防御力を備えているという「キャデラック・ワン」は、そのスペックのほとんどが最高機密となっており、我々は一般に公開されている僅かな情報しか知ることができません。

伊勢志摩サミットの際に撮影された「ビースト」の車列

動画には、大統領専用車を警護する車列と「ビースト」が2台映っています。
なぜ2台あるのかというと、大統領がどちらに乗車しているのか分からなくするためです。

大統領専用車「ビースト」のスペックや価格は?

大統領専用車の巨体 その価格は30万ドル!

アメリカ大統領専用の航空機である「エアフォース・ワン」に倣って「キャデラック・ワン」と呼ばれる大統領専用車。
2009年に登場した現行モデルは、GMCのピックアップトラック「トップキック」のシャシーに、キャデラックのボディを乗せた特別仕様のリムジンとなっています。

そのサイズは全長5.5m、全高1.8mで、車両重量は約8トンとなっており、まさに「ザ・ビースト」の呼び名に相応しい巨体です。
また、その価格は一台当たり約30万ドル(約3,000万円)とされています。

大統領専用車は動くシェルター

大統領専用車は、その名が示す通り大統領専用の車であり、あらゆる攻撃から大統領を守れる「動くシェルター」とでもいうべき防御性能を持っています。

まず、車体全体がチタンやセラミック、特殊鉄鋼を素材とした、厚さ5インチ(12.7cm)の複合装甲で覆われており、ロケット砲や爆弾の爆発でもびくともしません。
ドアの厚さは20cm以上、防弾ガラスの厚さも12cm以上あるとされ、ドアだけでもかなりの重量があります。

また、タイヤにはグッドイヤー製のランフラットタイヤが採用されており、銃弾を受けてパンクをしたとしても、100km以上の距離を走ることが可能です。
さらに、核・生物・化学兵器(NBC兵器)への対策も万全で、車内は完全な気密性があるとされており、車内の空気は常に清浄に保たれます。

そして、暗視カメラや酸素ボンベ、輸血用血液製剤といった緊急用の装備や、催涙弾やショットガン等の大統領を守るための銃火器も搭載しています。

大統領専用車は、これらの装備によって重量が増加したために、最高速度は約100km/h、燃費は約2.8km/L程度だとされています。
なお、8トンというヘビー級の車体を動かすエンジンには、燃料が発火しにくく、トルクの大きいディーゼルエンジンが採用されており、燃料タンクには自動消火装置まで備えているそうです。

大統領専用車は移動司令室

オバマ大統領

あらゆる攻撃を防ぐ防御性能を持った大統領専用車ですが、当然、通信機能も最高レベルの物が搭載されています。

まず、地球上のどこだろうとネットワーク通信と電話を利用することができる衛星通信システムが搭載されており、核ミサイルの発射も車内から命令できます。
当然、最高レベルの高度な暗号化が行われているので、ハッキングや盗聴はまず不可能でしょう。

たとえホワイトハウスが壊滅しようとも、大統領が「キャデラック・ワン」で脱出さえしていれば、そこを新たな指令室にすることができるのです。

大統領来日の際にはビーストにも注目!

オバマ・モービル ザ・ビースト

アメリカ大統領専用車「ビースト」はいかがでしたでしょうか?

すさまじい重装備の大統領専用車ですが、大統領という役職が、アメリカにとってそれだけ重要で守られるべき存在なのだということがわかりますね。

大統領が来日する際は「ビースト」の活躍にも注目してみましょう。

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

速く・正確な記事の執筆がモットーのMOBYライターです。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車などさまざまですが、最も好きな車はバットモービルかもしれません。MOBYでは、速報記事やランキング記事など、さまざまなジャンルを執筆しています。...

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