ドレンボルトとは?エンジンオイル交換時の締め付けトルクに注意!漏れの原因に!

エンジンオイルの交換時などに外す事になるドレンボルト。ドレンボルトやドレンワッシャ、オイルパンなどの用語について解説します。ドレンボルトの交換時には締め付けすぎないように、トルクレンチを使って規定の締め付けトルクで締めましょう。

ドレンボルトって何?

ドレンボルトの画像

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ドレンボルトとは、オイルパンや燃料タンクなどにある、エンジンオイル等の排液口を塞ぐネジの事です。ドレンコック、ドレンプラグなどとも呼ばれます。

オイル交換やフィルタ交換の際に外します。基本的にはずっと使えるものですが、ネジ溝の破損などにより交換が必要になる場合があります。また、オイル交換などの際にドレンボルトを締める時、レンチなどで締め付けすぎるとオイルパン(エンジンオイルを貯めておく個所)のネジ溝に傷をつけてしまう場合があります。

自分でオイル交換をする際は、ドレンボルトの締め方にも気をつけましょう。

オイルパンとドレンボルトの画像

オイルパンの画像

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ドレンボルトの画像

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オイルパンの形状や位置は車種によって異なります。車体のエンジン下部のオイルパンを見ると、大き目のボルトが付いているのがわかるはずです。

これがドレンボルトです。ミッションオイル(ギアオイル)のドレンボルトが近くにある場合もあるので間違えないように気を付けましょう。

もしドレンボルトの締め付けなどでオイルパンを損傷してしまった場合、オイルパン交換には工賃含めて2,3万円ほどかかってしまいます。無駄な出費をしなくてもいいよう、ドレンボルトの締め付け時はトルクレンチを用いて、設定されたトルク値に従って行いましょう。

ドレンワッシャの画像

ドレンワッシャの画像

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ドレンボルトとオイルパンの間の緩衝材の役目を果たすのがドレンワッシャです。ドレンパッキンなどとも呼ばれます。

締め付けた際にボルトとオイルパンの間で潰れて隙間を埋めるため、オイル交換のたびにドレンワッシャも新品と交換したほうがよいと言われています。変形が少なければ再使用もできますが、隙間ができるとオイル漏れの原因になるので、交換した方がよいでしょう。価格も10ピースで200円程度と安いものです。

エンジンオイルの交換時にはドレンボルトの締め付けすぎに注意!

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トルクレンチは規定の力(トルク値)でボルトを締め付けるためのレンチです。ボルトによってちょうどいい締め付けトルクが決まっていて、適正な力で締めないとネジ山の損傷などにつながります。

また、緩すぎるとエンジン漏れにつながります。

締め付けトルクは車のサービスマニュアルを確認するか、マニュアルがない場合はディーラーに聞けば教えてもらえます。サービスマニュアルは新車購入時などにディーラーで購入できます。

例えばトヨタのプリウスですと、オイルドレンボルトの締め付けトルクは37N・mとなっています。ホンダのNボックスですと、締め付けトルクはおよそ40N・mです。

トルクレンチの価格は、およそ4000円~20000円ほどです。
トルクレンチにネジ径にあったソケットをはめて使用するものが便利です。レンチによってソケットのネジ径、トルク測定範囲が決まっていますので、目的にあったものを選びます。

トルクレンチは繊細な器具なので、ボルトを締める際も途中までは手や通常のレンチで締め、最後の締めに使います。
使用後は最も低いトルク値に設定して保管してください。

トルクレンチの使い方動画(タイヤの場合)

ドレンボルトはどんな時に交換する?

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ドレンボルトは基本的にずっと使えます。しかしネジ溝が消費してしまったり、ネジ頭を潰してしまった場合は交換が必要になります。

きちんとしたトルクレンチを使用していた場合は痛める事は少ないかと思いますが、いい加減な工具で無理に外そうとしたり、純正品ではないアルミのドレンボルトを使用しているとネジ頭を潰してしまう場合があります。

ドレンボルトは一つあたり200円~1000円くらいで購入できます。マグネット付きのものもあり、エンジンオイルに混じる微量の鉄粉を集めてくれます。交換用のドレンボルトを購入する際は、使用中の車のオイルパンに適合するものか調べてから購入しましょう。

エンジンオイル交換後はドレンボルトがきっちり締まっているか試験走行しておこう

エンジンオイル交換の画像

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ドレンボルトを締めた後、十分に締まっているか確認するために、一度試験走行をしておきましょう。軽く走行し、目視でオイルパン周辺にエンジンオイルが漏れだしていないか確認します。

交換の際にはドレンボルトやオイルパン回りをパーツクリーナーできれいに清掃しておけば、オイル漏れの確認もしやすくなります。パーツクリーナーは一本あたり200円~1500円ほどで販売しています。

パーツクリーナーの購入はこちらから!

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ドレンボルトを締める際は締めすぎに注意!

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エンジンオイルパンについているドレインボルトの締め付けトルクはおよそ40N・m前後が一般的です。

エンジンオイル漏れや締め付けすぎによるボルトの破損、オイルパンの破損などを避けるため、トルクレンチを使ってきっちり適正値の力で締める事をおすすめします。

オイルパンの交換になってしまうと余計な出費がかさんでしまいます。安全のためにも、トルクレンチは確保しておいた方がよろしいかと思います。

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