路側帯とは?種類によって車両や自転車の駐停車規制が違う?

道路の端に設けられている「路側帯」。歩行者の安全のため、歩道の無い道路や道路の歩道が無い側に、道路標示を用いて区分けされています。この記事では、そんな路側帯の意味や種類、歩行者、自転車、自動車ごとに違う通行規制や駐停車規制について解説しています。

路側帯とは?

路側帯の画像です。

出典:https://goo.gl/

皆さんは歩道の無い道路を歩く際、どの部分を歩いているでしょうか?
通常は、道路の両端に引かれた白線に沿って、その内側を歩くと思います。
この白線によって区切られた領域を「路側帯」といい、歩行者は歩道と同様に歩くことができ、それ以外の自動車や軽車両の通行は制限されます。

それを知らずに自動車や軽車両で路側帯を走ったり、駐停車をしたりしてしまうと、思わぬ事故に遭ったり、罰則を科せられることもあるので、この記事で路側帯について覚えていきましょう。

道路交通法 第2条 三の四 路側帯

歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によつて区画されたものをいう。

出典:http://www.houko.com/

道路交通法 第10条

歩行者は、歩道又は歩行者の通行に十分な幅員を有する路側帯(次項及び次条において「歩道等」という。)と車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄つて通行しなければならない。ただし、道路の右側端を通行することが危険であるときその他やむを得ないときは、道路の左側端に寄つて通行することができる。

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路側帯の種類

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路側帯は3種類あり、それぞれ通行や駐停車の規制があります。

路側帯

路側帯の画像です。

出典:http://ippatsushiken.web.fc2.com/

実線一本で区分されている路側帯は、歩行者と軽車両(自転車、人力車、リヤカー等)の通行が可能ですが、自動車の通行はできません。
ただし、以下の条件を満たせば、路側帯内での車両の駐停車が認められます。

・路側帯の端から車両までの間隔を0.75m以上あけ、白線に沿って駐停車。
・路側帯の幅が0.75m以下の場合、白線の右側に沿って駐停車。

路側帯の幅が0.75m以上ある場合

路側帯の画像です。

出典:http://www.toyoshima-k2.jp/

路側帯の幅が0.75m以下の場合

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駐停車禁止路側帯

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白い実線の内側にもう一本の白い破線がある路側帯は「駐停車禁止路側帯」です。
この路側帯では、路側帯の内側に車両を駐停車することができません。
駐停車する場合、白線の右側に沿って駐停車する必要があります。

歩行者用路側帯

路側帯の画像です。

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白い実線が二本引かれた路側帯は「歩行者用路側帯」です。
この路側帯内は軽車両(自転車やリヤカー等)の通行も許されておらず、文字通り歩行者専用の路側帯となっています。

路側帯 通行・駐停車対応表

通行駐停車
歩行者軽車両自動車歩行者軽車両自動車
路側帯×
駐停車禁止路側帯××
歩行者用路側帯××××

路側帯における罰則 自転車は右側通行禁止!

路側帯の画像です。

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路側帯は歩行者保護の目的で設けられているので、なによりも歩行者が優先されます。
そのため、自動車や軽車両によって歩行者の通行を妨げ、危険に晒すような走行をした場合、以下の罰則が科せられます。

■通行区分違反
・自動車や軽車両での通行が許可されていない路側帯内を自動車・軽車両で通行した場合、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられます。

■路側帯での歩行者妨害
・歩行者の通行を著しく妨げるような状態で、路側帯内を通行した場合、2万円以下の罰金又は科料が科せられます。

自転車で路側帯内を通行する場合、右側通行は禁止となっており、違反した場合は3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられるので、注意が必要です。

路側帯は歩行者優先!自転車は道を譲ろう

歩行者優先の画像です。

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路側帯の種類や駐停車規制についていかがでしたでしょうか?

路側帯は自転車の通行もできますが、あくまでも歩行者のためにあるものです。
どんなに急いでいても、歩行者を押しのけて進むのは絶対にやめましょう。
また、自転車での右側通行もしてはいけません。
自動車と同じく、左側通行で安全運転を心掛けていきましょう。

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