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ドラムブレーキとは?構造や調整・交換方法からディスクブレーキとの違いまで

皆さんは車のドラムブレーキをご存知でしょうか。近年ではディスクブレーキが主流のため、ドラムブレーキを知らない方もいらっしゃるかと思います。ドラムブレーキの構造や調整・交換方法からディスクブレーキとの違いまで徹底解説していきます!

ドラムブレーキってなに?構造を解説します!

出典:http://www.akebono-brake.com/

車を乗る上で必要不可欠な装置「ブレーキ」

ドラムブレーキとは、ブレーキ装置の一種のことです。近年では、車に搭載されるブレーキ装置はディスクブレーキが主流ですが、昔はドラムブレーキが主流でした。

ドラムブレーキが主流だった理由は、ブレーキパッドの素材を生産できなかったことにあります。当時からディスクブレーキの方がブレーキ装置として優れていたのですが、ディスクブレーキに必要なブレーキパッドの素材を思うように生産できませんでした。そのため、昔はドラムブレーキが主流だったのです。

現在ドラムブレーキは、主に一般乗用車の後輪ブレーキに採用されています。大半の高級車やスポーツカーなどは、安定した走りが求められているため、前後ともにディスクブラーキが採用されています。

ドラムブレーキはどんな構造?

出典:http://www.akebono-brake.com/

構造としては、ブレーキシューとブレーキライニングが、ドラムと呼ばれる円盤状のケースの中に密封されています。
仕組みは、ブレーキシューを、油圧ピストンの力で押しつけることによって機能するようになっています。ドラムの回転力がブレーキシューを押し広げる力を助け、より大きな力がブレーキライニングに加わります。

ドラムブレーキは、ディスクブレーキより強い制動力を発揮することができます。しかし、ブレーキが熱をもちやすいというデメリットもあります。密封しているドラムは放熱性が悪く、繰り返しブレーキを使用すると制動力が低下してきます。

ドラムブレーキはメンテナンス必須のパーツです。
制動力が低下してしまうと、ブレーキが効きづらくなり、最悪の場合大きな事故に繋がる可能性も…。そうならないためにも、メンテナンスをきちんと行いましょう!

本記事ではドラムブレーキとディスクブレーキの違いや調整・交換方法をご紹介いたします。運転をされる方はぜひ一読ください!

ドラムブレーキとディスクブレーキの違いとは?

ドラムブレーキの画像

http://www.carlifesupport.net/brake%20kiso_drumbrake.html

出典:http://www.carlifesupport.net/

ディスクブレーキの画像

http://www.carlifesupport.net/brake%20kiso_drumbrake.html

出典:http://www.carlifesupport.net/

ドラムブレーキとディスクブレーキの画像を並べてみると、見た目が大きく違うことが分かります。

ドラムブレーキは、カバーの中にブレーキ機構が入っているため、ただの丸い物体に見えますね。
ディスクブレーキは、ブレーキパッドとブレーキディスクが剥き出しになっています。

ドラムブレーキのメリットは、構造がシンプルであるため低コストで生産できることです。しかし、放熱性が悪いというデメリットがあげられます。

ディスクブレーキのメリットは、安定した制動力を確保でき、放熱性に優れていることです。さらに、水分や汚れをはじきやすいところも挙げられます。

ドラムブレーキの調整・交換ってどうやるの?

ドラムブレーキの調整・交換方法をご紹介いたします。上記のYouTube動画も参考にしてみてくださいね。

1.ドラムカバーを分解しましょう!

https://www.youtube.com/watch?v=k9eqwKGo0ok

出典:https://www.youtube.com/

ドラムカバーを分解しましょう!
先ずドラムブレーキのカバーを取りましょう。そうすると、ブレーキシューとブレーキライニングが顔を出します。
ライニングを交換する際は、スプリングを外す時に注意してください!硬いため力ずくで外してしまいがちですが、思わぬところにスプリングが飛んで怪我を負う場合があります。テコの原理を利用して外すようにしましょう!

2.汚れを取り除きましょう

出典:http://munchen-stil.com/

ブレーキクリーナーなどで汚れを取り除いてください。エアスプレーなどは、使用すると粉塵がまき散り、人が吸い込むと健康被害が出てしまうので、使用を控えてください。

3.新しいパーツをはめていきましょう

https://www.youtube.com/watch?v=yXwEcktZtwc

出典:https://www.youtube.com/

取り外した古いパーツがあったところに、新しいパーツを取り付けていきます。

4.微調整をしましょう

出典:http://www.ggtmagic.com/

交換を終えたらドラムカバーを仮にはめて、サイドワイヤーを何度も手で引っ張ってください。この時に、カチカチと自動調整のクリック音がするか確認してください。

音がしなくなったら、ドラムを開けて調整ロッドが伸びたか確認してください。調整ロッドが、左右均等に伸びていたら自動調整はちゃんとできています。

さらに手動で、ドラムが動かなくなるぎりぎりまで調整してください。ドラムが動かなくなったら完成です!お疲れさまでした。

ちなみにディスクブレーキのメンテナンス方法はこちらから!

ブレーキ装置のメンテナンスを欠かさずに!

ドラムブレーキについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

メンテナンスを怠ってしまうと、トラブルが発生し重大な事故につながる恐れがあります。
今回はドラムブレーキについてご紹介しましたが、車のあらゆるメンテナンスは欠かさずに行ってくださいね。

安全で楽しいカーライフを送ってください!

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