車のフットブレーキとエンジンブレーキの違いとは?その意味から仕組みや正しい使い方まで

乗り物は進むことだけでなく止まることができて初めて乗り物と言えます。アクセルと同じくらい重要なブレーキですが、運転中に使うブレーキは2種類あるのはご存知ですか?ひとつは運転中最もよく使うフットブレーキ、もう一つはAT車の普及でやや存在が忘れられがちなエンジンブレーキです。

車のブレーキは3種類!

出典:http://www.carsensor.net/

車を運転する上で重要な役割を担っているもののひとつにブレーキがあります。
車を運転するときにブレーキを使わない人なんていませんよね?

車のブレーキには「サイドブレーキ」「フットブレーキ」「エンジンブレーキ」の3種類あります。

車を運転される方なら仕組みはいまいち分からなくても、名称を聞いたことはあると思います。

中でも今回は運転中に主に使う「フットブレーキ」「エンジンブレーキ」の2つのブレーキついてご説明したいと思います。

誰もが知っているフットブレーキの意味と正しい使い方は?

フットブレーキ

出典:http://minkara.carview.co.jp/

運転する際に必ず使うのが「フットブレーキ」です。減速や停止をする最も多用するブレーキですね。常時使用することから「常用ブレーキ」と呼ぶこともあります。

場所は皆さんご存知の通りアクセルペダルの左側に設けられたブレーキペダルによって操作します。踏み込み加減によって、制動力が変化するように作られています。

自転車やバイクではワイヤー式の物も見られますが、現代の車はほとんどが油圧ブレーキを採用しています。

フットブレーキのブレーキペダルの横にある足踏み式サイドブレーキ(パーキングブレーキ)のことをフットブレーキと呼称することもありますが、フットブレーキというとこの常用ブレーキを指すことが大半です。

フットブレーキの仕組みは?

出典:http://www.carrex.net/

ディスクブレーキを例にとってみましょう。

フットブレーキは「マスターシリンダー」「ブレーキホース」「キャリパー」の主に3つのパーツで構成されており、内部はブレーキフルードというオイル(液体)で満たされています。

ブレーキペダルを踏み込むとマスターシリンダーのピストンに力が加わり、ブレーキホースへと伝わります。そして、ブレーキキャリパーのピストンに力を伝え、ブレーキパッドにディスクを押し当てることでブレーキが利きます。

水とオイルは力を加えても圧縮されることはありません。ではブレーキに水ではなくオイルが使用されるのはなぜでしょうか?

それはブレーキ内部の液体が沸騰し気泡になるのは防ぐためです。気泡ができると内部に空洞ができ、本来の制動力を得られなくなってしまいます。

水は100℃で沸騰してしまいますが、ブレーキフルードに使われるオイルは200℃の高温にも耐えることができます。

しかし長い下り坂などでフットブレーキを多用するとでブレーキフルードが沸騰してしまうこともあります。これをベーパーロック現象と言います。

ベーパーロック現象を防ぐためにエンジンブレーキの使用が推奨されています。

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