ハイオク車にレギュラーガソリンを入れたり混ぜると故障する?レギュラー車にハイオクは走る?

輸入車も手頃な価格で購入できるモデルが増えてきましたね。燃料代ももっと安くなればいいのにと思う方も多い事でしょう。しかし、中にはハイオク仕様車の車にレギュラーガソリンを入れて乗っている人もいるようです。外車はハイオクというのが常識でしたが、エンジンへの不具合はないのでしょうか?今回はネット上で様々な憶測が飛び交う車のガソリンにまつわる疑問を取り上げてみました。

ハイオク車にレギュラーガソリンを入れる理由は?

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あなたは車に給油するとき燃料は何を入れていますか?ガソリンエンジンであればレギュラーガソリンかハイオクガソリンになりますが、メーカーの指定する通りに入れていますか?

中にはハイオク仕様車にも関わらず、レギュラーガソリンを給油している人もいるようですが、故障したりしないのでしょうか。

ハイオク車にレギュラーガソリンを入れる理由は、燃料代を抑えたいというのが極論でしょう。

現在は120~130円台に落ち着いているガソリンですが、ディーゼルやハイブリッドが普及している現在、少しでも経済性を求めるのは自然な考えとも言えます。

一般的には「ハイオク仕様車にはハイオクを入れないといけない」と言われていますが、レギュラーガソリンを混ぜても問題ないのでしょうか?

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そもそもハイオクとレギュラーの違いは?

オクタン価(=燃えにくさ)が違う

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外車ならハイオク、国産車ならレギュラーというイメージがありますが、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンにはどのような違いがあるのでしょうか?

このハイオクとレギュラーはオクタン価の違いで区別されています。

オクタン価とはガソリンの燃えにくさを示す数値で、耐ノック性を示す数値でもあります。
オクタン価が高いほど、ガソリンは燃えにくく、ノッキングが起こりにくいとされています。

つまりハイオクガソリンはレギュラーガソリンに比べて燃えにくい燃料と言うことになります。

ハイオクとレギュラーそれぞれのオクタン価は?

ハイオクガソリンのオクタン価は約100、レギュラーガソリンのオクタン価は約90とされています。

しかし、ハイオク仕様車はオクタン価が約95とされています。レギュラーガソリンではオクタン価が少し足りないですね。

それではハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れた場合、エンジン内部ではどのようなことが起きているのでしょうか?

ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れたらどうなるの?

ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合

ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れると、ノッキングが起きることがありますが、現代の車のほとんどはレギュラーガソリンを入れても普通に走ることができます。

実はハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れるというのはある程度メーカー側も想定しており、即故障には至るということはありません。

現代の車はコンピューターで制御されており、エンジンも例外ではありません。
ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れた場合、レギュラーガソリン用のプログラムが作動し、自動的に燃料噴射や点火時期を遅らせ、ノッキングを抑えるようになっています。

ただし、出力や燃費は5~30%ほど落ちる傾向にあるので、エンジン本来の力を発揮することはできなくなります。

継続的なレギュラーガソリンの使用は避けるべき

ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れるというのはあくまで緊急時を想定してのことなので、継続的な使用はおすすめできません。

もし、継続的な仕様で、エンジンが故障してしまっても、メーカーの保証対象外となることが多いようです。

また一部の車では「ハイオク専用車」となっているものもあり、レギュラーガソリンを入れることでエンジントラブルを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

さらに、年式が2000年以前の古い車(キャブ車では100%)ではノッキングを抑えきれない場合もあります。
総合的に見ると、ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れるのはメリットは薄いと考えた方が良いでしょう。

ハイオクとレギュラーを半分ずつ入れれば問題ない?

出典:http://woman.mynavi.jp/

ハイオクガソリンとレギュラーガソリンのオクタン価の平均値である「95」がハイオク車指定のオクタン価であると、説明しましたが、半分ずつ給油した場合はどうなるのでしょうか?

お察しの通り、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンを半分ずつ入れると、オクタン価はちょうどハイオク仕様車が推奨している95になりますので問題ありません。

ただし、先ほどご説明しました「ハイオク専用車」の場合はハイオクだけを入れましょう。

一部では半分ずつ入れたところで均一に混ざり合うことはないと指摘している人もいますが、まったく違う物質を給油するわけでなないので、心配するほどではありません。

もし心配であればハイオクの割合を少し多くして様子を見てみましょう。

レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れた場合は?

まったく逆のパターンを想定してみましょう。

ほとんどがレギュラー仕様の国産車ですが、ハイオクガソリンを入れるとどうなるでしょうか?

正解は、全く問題ありません。
レギュラー仕様車は当たり前ですが、レギュラーガソリンでノッキングを起こさないように設計されていますので、より耐ノック性の高い燃料を入れたところで意味はありません。(特に2000年以降の多くの車はノックセンサーがノッキングの発生を感知するようになっています)

また、レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れると燃費がわずかに良くなるという報告もありますが、燃料の価格差を考慮するとメリットは薄いと言えます。

さらに、ハイオクガソリンは添加剤が含まれていることを売りにしていますが、期待するほどの洗浄効果はないようです。

愛車と長く付き合っていくためにも

出典:https://enchante2006.com/

ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れるとどうなるか?
いかがでしたでしょうか?元から知ってたよという方もいらっしゃるかもしれません。

このレギュラーとハイオクの給油はネット上でも様々な意見があり、正確な情報を掴むのが難しくなっています。

内容をまとめると、
▶ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れても問題はないが、継続的な使用は故障に繋がる場合がある
▶ハイオク専用車にはハイオクガソリンだけを使用するべき
▶ハイオク仕様車にはレギュラーガソリンとハイオクガソリンを半分ずついれれば問題ない
▶一部の車、年式の古い車では当てはまらない場合があるので、メーカーの推奨通りに給油するべき
▶レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れても問題はないがメリットもない

以上の内容は大半の車に言えることですが、もし少しでも異常を感じたら、推奨していない燃料を入れるのはやめましょう。

愛車と少しでも長く付き合えるように、適切な燃料を入れてあげることが大切だということですね。

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