エンジンオイル豆知識|補充は違う種類を混ぜても大丈夫?古いオイルの廃棄方法とは

エンジンオイルに複数の種類、グレードがあるのはご存知でしたか?エンジンオイルの補充、オイル交換時に違うグレード、種類を混ぜても大丈夫なのでしょうか!?混ぜてもOKな場合、NGな場合の両方がある!?古いオイルの廃棄方法についてもご紹介!エンジンオイルのグレードと種類も分かります!

エンジンオイルには種類、グレードが幾つもあります!

エンジンオイル 種類

出典:https://goo.gl/

エンジンオイルには規格があり性能を表すいくつかの表示があります。その中で重要なポイントとなるのが「粘度」と「グレード」です。

エンジンの特性や車の使い方に合った粘度とグレードを選ぶようにメーカーが推奨しています。(ハードな走行をしない街乗りのみ日常使用なら、一番低いグレードのエンジンオイルで良いとの意見も多数あります)

エンジンオイルの「粘度」

エンジンオイルの粘度は、「SAE」(アメリカ自動車技術者協会)が定めた分類によって「10W-30」、「0W-20」などと表されています。前半の数字が小さいほど低温で固まりにくい特性があります。

例えば、0Wならマイナス35℃、5Wはマイナス30℃、10Wはマイナス25℃に対応する、という意味になります。(WはWinter(冬)の略)
この数値は、10Wよりも5Wのほうが、エンジン始動時における負荷が小さく、燃費も良くなります。後半の数字は、高温時の粘度を表します。数字が高いほどオイルが固くなります。

ハイパワーのエンジンを搭載した車やターボエンジン搭載車は「5W-40」がチョイスされることが多く、コンパクトカーや軽自動車などで日常走行が中心であれば、「0W-20」、「5W-20」がチョイスされています。(この選び方は燃費がよくなるようです)

エンジンオイルのグレード

グレードは、「API規格」と「ILSAC(GF-5)規格」の2種類があります。

API規格
米国石油協会(API)とSAE、アメリカ材料試験協会(ASTM)の三者が定めるた規格で「SN」「SM」「CN」などの英字2文字で表記されます。先頭の文字の「S」はガソリンエンジン車、「C」はディーゼルエンジン車用のエンジンオイルということになります。

2文字目のアルファベットが進むほど(A→Z)性能が高くなります。(現在は、Nまであり、Jより前はすでに製造販売されていません)

ILSAC(GF-5)規格
日米の自動車工業会(ILSAC)が制定したもので、前述のAPI規格に省燃費性能を加えたものです。現在、最新のグレードは「GF-5」となっています。

ディーゼル専用オイル

ディーゼルエンジン車用オイルは、国産クリーンディーゼルエンジンに対応した日本独自の「JASO規格」が主流となっています。乗用車に適したグレードは「DL-1」とされています。

古いエンジンオイルと新しいエンジンオイルを混ぜるのはOK?

古いエンジンオイルと新しいエンジンオイルを混ぜても大丈夫?

出典:http://minkara.carview.co.jp/

オイル交換時にどうしても混ざってしまう分ならOK!

エンジンオイル交換をするときは、古いエンジンオイルを一旦全部排出してから新しいエンジンオイルを入れます。しかし、プロの整備士がオイル交換をしても、どうしてもエンジン内に残っているオイルを完全に取り除くことは不可能です。最低でも100cc程度は残ってしまいます。

でも、このくらいの量であれば、新しいオイルの方が圧倒的に量が多いため、あまり問題になりません。

エンジンオイルが減った時の補充はNG!

エンジンオイルが減ったときに補充する場合は注意しましょう。仮にハイグレードなエンジンオイルを足しても、古いオイルのグレード以上の効果、効能は発揮されません。エンジンオイルは激しく高速で動くエンジン内を循環していますので、エンジン内の汚れなどが混ざります。

むしろ、エンジンオイルは、エンジン内で擦れ合う金属の身代わりとなって傷んでいるものです。エンジンオイルは使っていくうちに不純物の含有量が増えていきます。

新しいエンジンオイルを継ぎ足すのは、腐った水に新鮮な水を継ぎ足すようなものです。応急処置的に継ぎ足した場合は、早急にエンジンオイルの交換をしましょう。

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