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オートクルーズ(クルーズコントロール)とはどんな機能?使い方やACCとの違い、おすすめ搭載車

オートクルーズ(クルーズコントロール)とはどんな機能?

©Aleksei/stock.adobe.com

「クルーズコントロール」とは、車を運転する中で、アクセルペダルを踏み続けることなく、予め設定した速度を維持し走行する機能です。運転手の負担軽減やアシスト機能を前提として、近年の自動車に多く取り入れられています。

ミリ波レーダーやカメラセンサーを搭載している

クルーズコントロールには、対象物との距離や角度・速度などを非常に高い周波数の電波で測定する「ミリ波レーダー」と呼ばれるセンサーが車両前方に搭載され、前方の車両との距離や位置に応じて検出します。

ミリ波レーダーの特徴としては、周波数の電波を使うことで、濃霧などの天候や逆光などの悪条件でも影響を受けにくいところがあります。

ほかにも、「光化学式カメラセンサー」を用いて、カメラから得た道路状況などをデジタル化することで、前方の車両や障害物を認識する方法があります。タイプはカメラを2つ並べた「ステレオカメラ」と一つのみを搭載した「単眼カメラ」の2種類です。

上記で紹介したクルーズコントロールに使われる技術は「追従型クルーズコントロール」に採用されており、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用したより精度の高い「車間制御装置」として現在主流となりつつあります。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)とはどんな機能?

従来の車に搭載されていたクルーズコントロールはあくまで、設定した速度を一定に保つ機能として、高速走行時や一定の車間距離がある場合のみと限定されていました。

しかし、近年発売されたスバルの「アイサイト」やトヨタの「レーダークルーズコントロール」、日産の「インテリジェント・クルーズコントロール」などの追従型クルーズコントロールが登場しました。

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アダプティブクルーズコントロール(ACC)とは、いわゆる追従型クルーズコントロールです。運転する車両が一定の速度で走行することに加えて、前方の車を追従しながら速度を調整できる仕組みです。

また、ACCとは「アダプティブクルーズコントロール」の略で、車に搭載された専用のセンサーとCPU(コンピューター)を併用したシステムがアクセルとブレーキの操作を両立し自動的に行うことによって、運転を支援する仕組みの一つとなります。

この機能は、上記でもご紹介した「ミリ波レーダー」や「カメラセンサー」を併用し、先行車を検知して車間距離を調整できます。

追従型クルーズコントロールは運転手の負担軽減やアシストを目的として開発され多くのメーカーで採用・実装される機能のひとつになります。

オートクルーズコントロールとアダプティブクルーズコントロール(ACC)との違い

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オートクルーズ(クルーズコントロール)とアダプティブクルーズコントロール(ACC)の違いには、「前を走る車を追いかけるか」というポイントが挙げられます。

クルーズコントロール、ACCのそれぞれに共通しているのは「アクセルペダルの操作を行わずに安定した速度を保てる」点です。

例えば、高速道路を走行していると緩い上り坂や下り坂が激しく、速度を保つためにアクセルペダルを細かく操作しなければならないでしょう。そこで、クルーズコントロールもしくはACCを使えば、アクセルペダルも使用しなくても一定の速度で車が走行を続けられるため、高速道路での巡航で疲れを軽くできます。

しかし、クルーズコントロールでは一定速度での走行機能までで終わるのに対し、ACCは前方を走る車を一定の距離感を保って追いかけられることが違いとして現れます。

ACCは、車に装着されているセンサーやシステムによって自動的に車間距離を保ち、周辺の状況に合わせて車を走らせられます。高速道路で渋滞に巻き込まれたときは、前に並んでいる車の背後につき、クリープ走行程度のスピードで渋滞に合わせられる機能があります。

速度だけでなく、前の車を適切なスピードや距離間隔で追いかけて安全運転をしたいなら、ACCが装着されている車が優位となるでしょう。

2022年現在で販売されている車種の多くがACC採用となっているほか、メーカー別で名称や性能に違いがあるため購入の際は注意するとよさそうです。

クルーズコントロールの使い方

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通常型クルーズコントロールの使い方

通常型クルーズコントロールの操作スイッチはステアリング表面かコラム横にレバーとして設置されています。今回はコラム横のレバーの場合を想定して使い方を紹介します。

  1. レバー横にあるクルーズコントロールのメインスイッチをONにします。
  2. ディスプレイ画面(メーター部分)にクルーズコントロールのアイコンが点灯したことを確認します。
  3. 速度を50km/hに設定したい場合には、目標速度に到達した時点でレバーをSET方向に下げ設定を完了させます。※クルーズコントロールには設定可能速度があります(例:約40~100キロ以内)
  4. 設定が完了したらアクセルペダルを緩め、一定の速度で走行できているかを確認して終了です。

速度の加速・減速はレバーをRESの記載がある上方向に上げれば加速、SETの下方向に下げれば減速することができます。

クルーズコントロールの機能を解除する場合には、ブレーキを踏む、メインスイッチをOFFにする、キャンセルスイッチを手前に引くことで、解除することができます。

追従型クルーズコントロールの使い方

追従型の場合はメーカーによって若干の違いはありますが、基本的な操作方法は一緒です。例として日産のインテリジェントクルーズコントロールの使用方法をご紹介致します。

追従型クルーズコントロールの操作スイッチは主にステアリング表面に設置されています。

スイッチにはクルーズコントロールを起動するメインスイッチと、その機能を停止させるキャンセルボタン、車速を設定するボタン、前方の車両との間隔を保つボタン等があります。

  1. クルーズコントロールのメインスイッチをONにして機能を起動させます。
  2. 100km/hに速度を設定したい場合には、その速度まで加速又は減速をしてセットボタンを押すことでクルーズコントロールが100km/hでセットされます。
  3. 設定状態ではアクセルを踏み加速しても減速して設定した速度に調整され、前方の車両が減速・加速をしたとしても同様に減速・加速し、一定の車間と設定値の速度を保ち走り続けることが可能となります。
  4. 速度を加速したい場合にはセットボタンの上に設置されるリセットボタンを押すことで設定速度を早くすることができます。
  5. 逆に減速したい場合にはセットボタンを押すことで調整することが可能です。

クルーズコントロールの機能をキャンセルしたい場合には、ブレーキを踏むかスイッチのキャンセルボタンを押してください。

クルーズコントロールを使うと便利なシーン

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クルーズコントロールは運転手の負担軽減や様々な場面でアシストしてくれる非常に優れた機能の一つです。

この機能を有効的に使うことができる場面として便利なシーンをご紹介致します。

高速道路を多く利用される方

クルーズコントロールの機能が大きく発揮される場面として高速道路が挙げられます。

理由として、信号や停止線などのストップ&ゴーが少なく、交通状況などによりますが一定の速度を保ち走り続けることが可能な場所だからです。

通勤や出張、旅行などで頻繁に高速道路を利用される方にとっては、一定の速度を保ち、アクセルコントロールを行う必要性がないクルーズコントロールの機能はストレスや運転の負担軽減につながる便利なシーンなのではないでしょうか?

高速道路の渋滞走行

都心の渋滞や長期休暇時の帰省ラッシュなどは渋滞が予想されますが、常に前方の車両との間隔やアクセルコントロールをすることは精神的・身体的にも大きな負担がかかります。

従来のクルーズコントロールではなく、追従型であれば、前方の車両との間隔を調整し減速・加速を行ってくれるので、運転手の負担は大幅に軽減されます。

しかし、クルーズコントロールの機能には設定速度30km/hを下回ると制御が解除されてしまう車種がありますので、頻繁に渋滞に遭遇される方でクルーズコントロール機能を搭載した車を検討されている方は「全車速追従機能付き」の車種を購入することをおすすめ致します。

ついスピードを出しすぎてしまう方

高速道路や長い直線が続く道では、ついついスピードを出してしまいがちです。

そんなスピードが出やすい場面でもクルーズコントロールの機能を使うことで、一定の速度を保ち速度超過をしてしまう心配も少なくなります。

とくに、下り坂などの自然とスピードが出てしまう場面でも設定速度を超えないようにコンピューターが減速してくれるところは、事故のリスクや速度超過などで違反をしてしまう可能性を低くしてくれます。

クルーズコントロールを使うと危ない・怖いかもしれないシーン

@vasek.x1/stock.adobe.com

【その1】一般道

ACCは、残念ながら一般道での使用は考慮されていません。高速道路もしくは自動車専用道路での走行シチュエーションを想定しているのは頭に入れたいポイントとなります。

センサーは車両の前方にセットされており、同じ車道を走る車に加えて左右の車線を走る車も一部だけセンサーで捉えられるようにしています。

しかし、急に車線変更してきた車へのセンサー検知ができなかったり、バイクや自転車、歩行者など、車以外に前方の障害物を検知できなかったりと危険が伴うでしょう。上記のポイントを忘れずに、一般道ではACCを使用しないようにすることが適切です。

【その2】急カーブが多い高速道路

急カーブが多い高速道路や自動車専用道路でも、ACCが機能しないケースが考えられます。

ACCは、前方を走る車をセンサーで捉えることで機能する仕組みです。

しかし、ループ橋のように(例:神奈川県、首都高速湾岸線・大黒PAの出入口)カーブが長く続くシチュエーションでは前を走る車を上手に捉えられない可能性があります。

また、ACCは追従機能のないクルーズコントロール同様、設定速度以下までスピードが減速すると自動で元のスピードに戻ってしまう仕組みです。もし、コーナーで急加速してしまえば、危険に巻き込まれる可能性もあるでしょう。メーカーによっては、一定の車速を下回るとACCが完全に解除される車種もあり、安全面も考慮されているようです。

道路標識などを確認して、急カーブが想定される高速道路を通過する際は、あらかじめACCを切るなど対策を施しましょう。

【その3】高速道路の進入・出口

高速道路の進入口や出口でも、ACCは活用できないでしょう。

ACCは高速道路や自動車専用道路の本線(走行車線)で使うのを想定して作られていることが特徴です。ICの料金所などをパスして本線に入ってきた際、アクセル操作による加速が求められます。

もし、ACCを使える状態で合流車線に入ると、車が思った通りの加速をせずに危険な状態となるかもしれません。本線へ合流する際は、ACCを切ってドライバーの操縦によりアクセルを使って加速するとよいでしょう。

また、本線から退出する際も、ACCを切って車の減速操作をドライバー自身が行うことが大切です。

【その4】高速道路の料金所

高速道路の料金所でも、ACCが活用できない例に挙げられます。

東名高速道路の東京料金所をはじめ、本線途中に通行料金の円滑な支払いを目的としたレーンが設けられていることが最たる例です。前を走行する車両が各々で別のレーンを目掛けて走るため、ACCの強みである前方を走行する車両に追従できなくなります。

もし、走行中に本線上で料金所が近づいてきたら、ACCを解除してドライバー自身の操縦を行うよう取り組みましょう。

【その5】悪天候時

ACCは悪天候時でも上手に働かない可能性があります。

フロントグリルなど車体の前部にACC用のセンサーが埋め込まれているケースが多いです。しかし、豪雨や雪など通常以上の悪天候となると、センサーが反応しない可能性も考えられます。

悪天候時にはACCを使用しないのはもちろん、運転を中断するなどの対応がドライバーに求められるでしょう。

クルーズコントロールが作動しない、制御できない場面

©One/stock.adobe.com

余談ではありますが、クルーズコントロールが作動しない・制御できない場合の状況を日産のインテリジェントクルーズコントロールを例にご紹介致します。

  • 車速が約30km/hを下回っていて、先行車両を検出していないとき
  • セレクトレバーがDまたはB以外のとき
  • パーキングブレーキがかかっているとき
  • ブレーキペダルを踏んでいるとき
  • 雨、雪、霧、またはカメラ前方のフロントガラスの凍結、汚れなどで、カメラの視界が確保できなくなったとき
  • ワイパーを高速で作動させたとき
  • 前方から強い光(太陽光など)を受けているとき

上記の項目が制御することができない例として挙げられ、クルーズコントロールの機能が使えない、途中で停止してしまう場合には、これらの原因が考えられます。

クルーズコントロールを使うと燃費がよくなる?

©崇正 魚谷/stock.adobe.com

燃費がよくなる方法の一つとしてアクセル操作を一定に保つ手段が挙げられます。

クルーズコントロールは、カメラとレーダーを併用させた技術を使うことで無駄のない加速・減速をすることで燃費がよくなる傾向にあります。

JAF公式ホームページでは 、高速道路でACCを使用した場合と、ACCを使用しない場合で燃費数値を比較測定した結果、ACCを使用すると最大で12%も燃費数値が向上したというデータがあります。

理由としては、一定速度を保つという点で、運転手本人が意図的に100km/hを保とうとするのは非常に難しく、細かいアクセルコントロールやブレーキ操作をする必要性があります。

ACCの場合では、人間ではないコンピューターが操作することで少ない操作回数で高速巡航を実現することができるからです。

各メーカーのクルーズコントロールの名称

トヨタレーダークルーズコントロール
日産インテリジェントクルーズコントロール
スバルアイサイト
ホンダアダプティブクルーズコントロール
三菱イーアシスト
スズキアクティブクルーズコントロール
メルセデス・ベンツディスタンスパイロット・ディストロニック
フォルクスワーゲンアダプティブクルーズコントロール
BMWアクティブクルーズコントロール
ボルボアダプティブクルーズコントロール

クルーズコントロール搭載のおすすめ国産車種【普通車】

トヨタ カローラクロス

トヨタ カローラクロス Z(2020年)

「カローラクロス」は、数あるトヨタのSUVラインナップの中ではミドルサイズの車です。

「レーダークルーズコントロール」の名称で全グレードに標準装備。

トヨタの「レーダークルーズコントロール」の特徴は”全車速追従機能付”となっている点。ミリ波レーダー&単眼カメラの組み合わせで前を走る車を検知して、車のスピードを調整しつつ適切な車間距離を確保します。

加えて、前を走る車両が高速道路の渋滞にひっかかって停車すると、運転しているカローラクロスも同様、停車して状態を保持する仕組みです。ドライバーが再び車を発進させるとクルーズコントロールの機能が再開するため、渋滞でのスロー走行による負担を軽くします。

最新「カローラクロス」中古車情報
本日の在庫数 1037台
平均価格 319万円
支払総額 207~426万円

日産 キックス

日産 キックス AUTECH(2022年)

「キックス」は、2020年に登場した日産のミドルサイズクロスオーバーSUVです。

キックスのクルーズコントロールは、日産が誇る安全運転サポートシステム「プロパイロット」の機能の1つに含まれており、全グレード標準装備です。

プロパイロットの特徴は、運転しているキックスが前を走る車を検知して、アクセルとブレーキ操作をコントロールし、車間距離を的確に保つ仕組みとなります。

最新「キックス」中古車情報
本日の在庫数 113台
平均価格 59万円
支払総額 23~111万円

ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴン スパーダ(2022年)

「ステップワゴン」は、1996年の初代登場から長く続く定番の1BOXミニバンです。

2022年に登場した6代目でも、ホンダの安全運転サポート機能「Honda SENSING」を全グレードに標準装備。

Honda SENSINGには「渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール」の機能が含まれています。

適切な車間距離を維持できるほか、車線変更で視界に入ってきた車の検知切り替えが自動で行われるなど、効率よくドライブを進められることが特徴です。

最新「ステップワゴン」中古車情報
本日の在庫数 1674台
平均価格 213万円
支払総額 22~552万円

スバル レヴォーグ

レヴォーグ STI Sport R EX 走行イメージ
スバル レヴォーグ(2022年)

2020年に2代目へモデルチェンジしたスバルのステーションワゴン「レヴォーグ」。

レヴォーグには「アイサイトX」の名称で安全運転サポートシステムが搭載されています。スバルが実績を積み上げてきた「アイサイト」を進化させた新型システムです。

アイサイトXで注目したいのは「渋滞時発進アシスト」。高速道路や自動車専用道路で渋滞にはまってしまったら、ドライバーが顔を前方へ向けているなど一定の条件が揃うと、スイッチを押すなどの操作をせずに車両が前を追従すべく発進することが特徴です。

最新「レヴォーグ」中古車情報
本日の在庫数 1849台
平均価格 229万円
支払総額 72~690万円

三菱 アウトランダーPHEV

三菱 アウトランダーPHEV(2021年)

三菱の人気モデルで売れ筋となっているSUVが「アウトランダーPHEV」です。

アウトランダーPHEVには高速道路や自動車専用道路での同一車線を走る際、運転操作をサポートしてくれる「MI-PILOT」が採用されています。

MI-PILOTに含まれる「レーダークルーズコントロールシステム」は、約30km/h以上にスピードをセットして、前方の車の加減速に合わせて車間距離を維持できるようアシストする優れもの。

また、前を走っていた車が停車した場面で、続けて運転しているアウトランダーPHEVを停車させると、30秒以内に前にいる車が走り出せば再び追従機能が再開する仕組みも取り入れています。

最新「アウトランダーPHEV」中古車情報
本日の在庫数 608台
平均価格 300万円
支払総額 71~660万円

クルーズコントロール搭載のおすすめ国産車種【軽自動車】

ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOX Custom(2021年)

日本国内での販売台数でNo.1を築き上げているハイトールワゴン軽自動車「N-BOX」。

ホンダの先進安全サポート技術「Honda SENSING」を、軽自動車でありながら全グレードに標準装備していることが特徴です。

N-BOXのHonda SENSINGには「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール」が備わっており、適切な車間距離を保つほか、渋滞で停車した車の背後にしっかり止まる仕組みも備えています。

最新「N-BOX」中古車情報
本日の在庫数 7254台
平均価格 112万円
支払総額 20~423万円

ホンダ N-WGN

ホンダ N-WGN Custom(2019年)

ホンダの軽自動車「N」シリーズのトールワゴンタイプが「N-WGN」です。

N-WGNには、ホンダの安全運転サポートシステム「Honda SENSING」を全グレードに標準装備。

前方を走る車の加減速に合わせて車間距離をキープできることに加えて、停車した時はいっしょにストップできる「渋滞追従機能」を採用。渋滞追従機能をホンダの軽自動車に取り入れたのは、現行N-WGNが初のモデルだったのです。

最新「N-WGN」中古車情報
本日の在庫数 2323台
平均価格 90万円
支払総額 18~184万円

スズキ スペーシアギア

スズキ スペーシアギア HYBRID XZターボ(2021年)

ハイトールワゴン軽自動車「スペーシア」をベースに、クロスオーバーSUVチックに仕上げている「スペーシアギア」。

スペーシアギアには全グレードで安全運転サポートシステムの「スズキ セーフティサポート」が標準装備されています。

スズキ セーフティサポートの「アダプティブクルーズコントロール」は、全車速追従機能がついていることが特徴。車載のステレオカメラにより前方を走る車との距離を測り、車間距離を保ちつつ加減速や停車まで自動追従することが強みです。

最新「スペーシアギア」中古車情報
本日の在庫数 891台
平均価格 168万円
支払総額 85~309万円

スズキ ワゴンRスマイル

スズキ ワゴンRスマイル(2021年)

トールワゴン軽自動車「ワゴンR」の派生モデルで、丸みを感じるデザインとリアスライドドアが目を惹く車が「ワゴンRスマイル」です。

ワゴンRスマイルにも、スズキの安全技術「スズキ セーフティサポート」を搭載。加えて”セーフティプラスパッケージ”を装着すれば「アダプティブクルーズコントロール」がついてきます。

「全車速追従機能」は、前を走る車が渋滞で停車した場面でドライバーが運転しているワゴンRスマイルもいっしょに停車する仕組みとなっています。約2秒の間、停止状態を保てる便利なシステムです。

ダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツ ムーヴキャンバス セオリー G(2022年)

2022年に2代目へモデルチェンジしたスライドドア付トールワゴン軽自動車が「ムーヴキャンバス」です。

ムーヴキャンバスにはダイハツの安全運転サポートシステム「スマートアシスト」を搭載。

スマートアシストの1種として「全⾞速追従機能付ACC」(アダプティブクルーズコントロール)が採用されています。搭載エンジンによって有無が異なり、ターボチャージャー付グレードに標準装備、NA(自然吸気)グレードにはオプション設定です。

前を走行する車が渋滞などで停車すると続いてストップする仕組みとなっており、停止を保持できる時間は最長で約3分間となっています。

最新「ムーヴキャンバス」中古車情報
本日の在庫数 4770台
平均価格 145万円
支払総額 44~258万円

オートクルーズ(クルーズコントロール)は後付けできる?

©Dmitriy/stock.adobe.com

カメラやレーダーを使ったクルーズコントロール機能は、搭載されていない車両に後付けすることはできます。しかし、適合車種が決められているものもありますので、後付けができるかどうかは車によります。

メーカーオプションやディーラーで後付けを推奨しているものではありませんが、一つの例として、自動車機器メーカー「PIVOT」から販売される「3-drive・AC」の、後付けで搭載できるオートクルーズ機能付きスロコンがあります。

この3-drive・ACは現在主流となる追従型のクルーズコントロールではなく、従来の設定した数値で走行ができるものとなります。

このスロコンとは「電子制御式スロットル」というアクセル開度を検知する部分のレスポンスを自在にコントロールすることによって、スポーツ走行や好燃費な走りをすることができるようになる機能のことを指します。

この3-drive・3は約2万円弱で販売されていますので、ご自身が所有する車が対象車種であれば是非DIYでチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

電源の確保や配線処理が必要となる設置作業に自信が無い場合には、プロの方に取り付けをお願いすることも有効な手段の一つです。取り付け費用は部品代別で1万円から2万円前後と考えておきましょう。

クルーズコントロールの使用上の注意点

©Antonioguillem/stock.adobe.com

クルーズコントロールは、あくあまで運転手の負担軽減やアシストを旨に考えられた機能の一つです。

運転手本人がその機能を過信しすぎて頼り切りとなってしまうと思わぬ事故やトラブルに巻き込まれる可能性があります。

メーカーが公式ホームページでクルーズコントロールを使う際の注意事項に記載があるように、悪天候や路面の凍結、道路の舗装が整備されておらず、白線が十分に認識できない場面では、クルーズコントロールが意図せず解除されてしまう、誤検知するなどの正常な制御ができない状況となってしまう可能性があります。

クルーズコントロールを使うことによって運転手の負担が軽減されることに対しての恩恵は大きいですが、あくまでアシスト機能の一つとして過信せず、十分に注意して運転することが必要です。

【ちなみに】クルーズコントロールの日本車初採用は?

トヨタ クラウンエイトの「電動式オートドライブ」

現在主流となりつつある運転支援システムの一つ「クルーズコントロール」の歴史が古いことは皆さんご存知ですか?

そのルーツは1964年に登場した「トヨタ クラウンエイト」が「電動式オートドライブ」という名称で初採用したことが始まりになります。

作動原理は今現在主流となるクルーズコントロールと似た方式をとっており、コントロールスイッチをセットすることで道路の起伏に関係なく50km/hから120km/hの一定の速度で走行することができます。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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