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サルーンの意味とは?セダンを超える最高級サルーン5選がゴージャス!

車乗りなら一度は高級セダンに乗ってみたいと夢見ることでしょう。その高級セダンを表現するにあたり、「高級サルーン」という言葉を耳にします。この高級サルーンの「サルーン」というのはどういう意味なのか説明します。また、解説とともに、一度は乗ってみたいヨーロッパや日本の高級サルーンを紹介していきます。

「サルーン」ってどういう意味?

車に乗る人であれば、誰もが一度は高級セダンに乗ってみたいと夢見る事でしょう。
その中でもたびたび売り文句で耳にするのは「高級サルーン」という言葉です。
しかし、この「サルーン」という言葉は、日本国内では一般的に別な呼び方をされているため、すべてのドライバーがその意味を理解しているとは言い切れません。

実は「サルーン」とは「セダン」とまったく一緒なのです。
それではなぜ、セダンではなくサルーンと呼ばれているのでしょうか?

まず、「セダン(sedan)」とは「2ドアもしくは4ドアの、4人以上が乗れる箱型車」を大体指します。
そして「サルーン(saloon)」はというと、これもまったく同じような箱型車という意味を持ちます。
ただし、「セダン」はアメリカ英語、「サルーン」はイギリス英語という違いがあります。
また、「セダン」とは違い「サルーン」は「ホテルなどの大広間、飛行機の客室、船舶の談話室・食堂、サロン」といった意味を持っています。

ほかにもドイツではリムジーネ(limousine)と呼ばれており、これは運転席と客席の間にガラス仕切りのある箱型自動車(日本で一般的に言うリムジンカー)もまとめて指します。
フランスではベルリーヌ(berline)と言い、こちらは馬車や鉱山のトロッコなども意味します。
イタリアではベルリーナ(berlina)もしくはクワトロポルテ(quattroporte)と呼ばれています。
クワトロポルテは「4つの扉」という意味を持ち、マセラティの車種名にも採用されています。

これらすべて、同じ箱型の車を指します。
ただし、車業界では統一して「セダン」と呼ばれる事が多いです。

なぜ「サルーン」は高級車のイメージ?

セダン」=「サルーン」でありながら、なぜ日本ではたびたび「高級サルーン」という表記がされているのでしょうか。

戦後、日本はアメリカ文化の取り入れをしなければなくなり、イギリス英語よりアメリカ英語の使用を余儀なくされました。

また、日本人にとって英国やヨーロッパの車はイメージだけでも高級な商品です。

そこで、日本の自動車メーカーは英国やヨーロッパの「高級サルーン」を意識したものを、普通のセダンの上級車として名付けたことから、日本では

「セダン」<「サルーン」

という認識になっているのです。

しかし、本当の意味で言えば、セダンとサルーンはまったく同じものです。
「サルーン」だからと言ってセダンではないと思い込まないように注意しましょう。

ヨーロッパ日本の「高級サルーン」厳選5選!

高級車のコンセプトは大きく分けて2つ。
それはドライバーズカーかショーファードリヴンの2種類です。

英国・ヨーロッパで高級サルーンと表記され多く販売されているのは、どちらかというとショーファードリヴンのコンセプトで販売している車です。

ショーファードリヴンとは、オーナーが後部座席にゆったりと座り寛ぎ、快適な空間で悠々と移動することが出来る喜びや、この車を運転するという事ではなく、この車を手に入れられ、後部座席に座れるという至福感を満たしてくれる車のことです。

そのため、運転性能は当然良いのですが、後部座席や室内空間に力を入れている車が「高級サルーン」には多いです。

それでは日本で販売されているセダンと同じ意味でありながら、上級ランクと思わざるを得ない英国・ヨーロッパの「高級サルーン」を5つ厳選して紹介していきます。

イギリスNo.1の高級サルーン「ロールスロイス ファントム EWB」

まずは英国一の高級サルーンメーカーでもあるロールスロイスからロールスロイス ファントム EWBを紹介していきます。

ロールスロイス ファントム EWBは、キングオブ・ショーファードリヴンといっても過言ではありません。

ロールスロイス ファントム EWBの新車販売価格は6,540万円です。
このロールスロイスは、手にいれたオーナー自らさまざまなオプションを付けることができました。
そして、オーナーは必ず自分好みに好きなだけカスタムするため、この車の最低の値段が6,540万円だと思っていいでしょう。

ロールスロイス ファントム EWBは、1つとして同じ車が無いと言われている車です。

エクステリアには威厳を感じられる風格、大きく開いたラジエーターグリルはパルテノン神殿をモチーフにしています。
ドアは観音開きになっており、後部座席にはスムーズに乗り込める仕組みになっています。

ロールスロイス ファントム EWBの内装は、日本のセダンとは比べものにならない広さと高級感を持ち合わせています。
飛行機のファーストクラスのような贅沢なシートに座りながら、車移動が可能です。

この空間は基本オーダーメイドです。
画像のようにシックに寛げる空間にするのもよし、室内空間は広く取りますが、かっちりと車内オフィスのように仕上げてもよし、パーティー用に派手にしてもよしです。

ロールスロイスの高級サルーンとはオーナーが方向性を決めれる唯一の車なのです。

ロールスロイス ファントムについてはこちら

ドイツの高級サルーン「メルセデス・ベンツ・マイバッハS600」

続いてはイギリスではなくドイツの高級ブランドメーカー、メルセデス・ベンツからメルセデス・ベンツ・マイバッハS600を紹介します。

独立したモデルとして失敗してしまった高級車「マイバッハ」を、メルセデスが「S」クラスに取り入れ、スタンダードなモデルにラグジュアリーグレードを追加し、成功者が手に入れたい車の一つに仲間入りしました。

価格は2,960万円からです。
サイズは普通のSクラスより200㎜長くなっているのですが、そのうちの160㎜が後部座席のゆとりスペースに使われています。

こちらもショーファードリヴン色が強いサルーンです。

メルセデス・ベンツ・マイバッハS600のシートは43.5度まで傾く事ができ、フットレストも当然付いています。
後部座席に座れば、シートに柔らかく包まれ、車の後部座席とは思えない感覚で移動できるでしょう。

メルセデス・ベンツ・マイバッハS600シートにはマッサージ機能や、ヒータが付いており、オプションで(購入した方はほぼつけるそうです)冷蔵庫の設置、シャンパングラスの設置なども可能です。

また、このマイバッハS600には、マイバッハS600ガードというオプションがあり、防弾車として使用されるケースもあります。
マイバッハS600ガードのガラスは、マシンガンで攻撃されても貫通しないレベルの積層構造となっており、銃撃を受けても走行を維持できるようです。

マイバッハS600ガードを装備すると、価格は約5,851万円と倍以上になります。
高級サルーンに乗る人は、命が狙われるくらいの地位にいるのかもしれません。

マイバッハについてはこちら

ベントレーの最高峰サルーン「ベントレー ミュルザンヌ」

続いてはロールスロイスと並んで高級サルーンと呼ばれる代表格のメーカーベントレーからベントレー ミュルザンヌの紹介です。

ベントレーのサルーンはロールスロイスとは違い、モダンテイストで重厚感はあるものの、斬新なデザインで走っている姿もカッコいい車です。
ベントレーはショーファードリヴン色が強いものの、ドライバーズカーとしても信頼できる車です。

価格は3,470万円からで、2016年にはマイナーチェンジを果たしています。

個性的なヘッドライトと、これぞベントレーと言わんばかりのフロントグリルが魅せるマスクは、近寄りがたい威圧感すら感じます。
しかし、ボディ全体を見た時はスポーティな印象があり、高級サルーンでありながら、ハンドルを握ってみたいと思わせてくれます。

ミュルザンヌは走りにもこだわっているため、運転席も非常に凝っています。
タッチパネル式で操作できるコントロールパネルが設置されており、メーター類はあえてシンプルにする事で、落ち着いた高級感が演出されています。

高級な装備だけでなく、運転すれば大型の超高級サルーンでありながら、0-100km/hまでの加速は4.9秒、最高速度は305km/hという高い性能を見せてくれます。

ハイパワーな車でありながら、後部座席は落ち着いてくつろぐことができる空間です。
スイッチ類はガラス製に仕上げ、ラグジュアリー感を演出。
レザーシートの色は24色から選択可能で、自分好みの空間に出来ます。

走行性等も考えると、移動車というよりはビジネス車としての色が強いでしょう。

ベントレーのおすすめ記事はこちら

スポーツカーでありながら高級サルーン「ポルシェ パナメーラ」

スポーツカーの名門であるポルシェからも、高級サルーンモデルが販売されています。
それがポルシェ パナメーラです。
パナメーラはここまでに挙げた車とは少し違い、ドライバーズカー色が強い車になります。

価格は1,040万円からで、さまざまなグレードがあります。

パナメーラは走行機能はポルシェと言うだけあって驚きの性能を誇っています。

パナメーラ ターボSはV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、0-100km/h加速が3.8秒、最高速度は310km/hとセダンとは思えないスピードです。

エクステリアもほかの高級サルーンと呼ばれるようなものにある重厚感や威圧感はありません。
スタイリッシュで、空気を切り裂くスポーツカーのようなデザインです。
傍から見れば、セダンタイプの車には見えないでしょう。

パナメーラの室内空間に関しては、ここまで紹介してきた高級サルーンと比べると、後部座席の快適性という部分では見劣りはします。

しかし、それでもスポーツカーよりは快適でしょう。
モニターが付いていたり、アームレストが付いていて、落ち着いて座ることが出来ます。

インテリアの印象も高級志向というより、エクステリアデザインも考慮した良いバランスで仕上がっており、派手すぎず、かと言って落ち着きすぎない印象です。

運転席は、ドライバーズカー色が強いだけあって、非常にバランスが良く、ステアリングを握るワクワク感があります。
まるで、コクピットのようなメータ類の配置、そして、ウッド調に仕上げられているステアリングには、手元で操作が出来るようなスイッチが設置されています。

高級サルーンでありながら、車本来の走行性能に重きを置いた高級サルーンと言えるでしょう。

ポルシェ パナメーラについてはこちら

日本が誇るトヨタの高級サルーン「レクサスLS」

最後に紹介するのは日本生まれの海外に対抗するために生まれたブランドレクサスからレクサスLSの紹介です。

日本の自動車メーカーは、海外でも今や他の高級ブランドと肩を並べるくらいに成長しました。
ほかの高級サルーンと違う点は、日本車らしいバランスの取れた高級サルーンに仕上がっている事でしょう。

価格もベースは980万円からと比較的購入しやすい金額です。スピンドグリルと呼ばれる特徴的なマスクが印象的なエクステリア。
全体的なデザインもセダン=サルーンと結びつくような見た目です。

重厚感やスタイリッシュとは違い、美のサルーンでしょう。走行面でもハイブリッドモデルの存在や、なるべく低燃費でというコンセプトも他の海外の高級サルーンにはないものでしょう。

安全装置もプリクラッシュセーフティシステムやドライバーモニターを装備し、日本の安心できる安全装置が充実しています。

室内もバランスの取れた仕上がりを感じさせます。
高級感というより、落ち着きのある空間といえるでしょう。

ウッドとレザーのバランスも良く、この室内では時間がゆったりと感じるかもしれません。

ロールスロイスや、マイバッハ、ベントレーのような広々とした空間はありませんが、フットレストの装備やレザーの質感で、長期の長旅でも寛げるでしょう。

高級サルーンは日本が、英国・ヨーロッパの車に憧れて生まれた言葉ですが、真似ではなく、日本の良い所が出ている日本らしい高級サルーンでしょう。

レクサス LSについてはこちら

いつかは高級サルーンに乗りたい!

ここまで紹介してきた「高級サルーン」の中には、かなり高額な車種もありますが、頑張れば手に入るものもあります。

これらの車に乗ることは成功の証でもあるでしょう。
この夢の為に頑張って仕事をして、その成果として高級サルーンの後部座席に身を沈めてみたいものですね。

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