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シビック・タイプR市販FF車世界最速への挑戦!世界の主要サーキットで最高記録を5つ樹立中

ホンダ シビック・タイプRが、世界最速の記録を5つも樹立しました。世界最速のFF(前輪駆動)車とも評されるシビック・タイプRが、一体どんな世界記録を達成したのか、この記事で紹介していきます。

ホンダ シビック・タイプRが市販FF車として5つの最速記録を達成!

シビック・タイプRの新記録動画

ホンダのシビック・タイプRが、欧州を代表する5つのサーキットにおいて、市販のFF車(前輪駆動)として世界最速となる5つの新記録を樹立しました。

シビック・タイプRの速さを物語る記録としては、2015年3月のドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおける7分50秒63というタイムが挙げられますが、この記録は今年の4月、フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI クラブスポーツS」に7分49秒21というタイムで破られています。

今回の挑戦でホンダは、ニュルブルクリンクでフォルクスワーゲンに直接リベンジする訳ではなく、欧州を代表する5つのサーキットにおいて世界最速の新記録を出すことで、リベンジを行っています。
しかも、特別にチューニングされた車両を使用するのではなく、公道用タイヤを履いた市販仕様のシビック・タイプRを未改造で走らせたというのです。

この記事では、そんなホンダの自信と本気が窺える、シビック・タイプRの世界最速への挑戦と、その結果を紹介しています。

ホンダ シビック・タイプRとは?

シビック・タイプRは、本田技研工業がかつて製造・販売していたハッチバック型、またはスポーツセダン型の自動車です。
1997年8月22日に発売された初代シビック・タイプRは、NSXタイプR、インテグラタイプRに続くタイプRシリーズの第3弾として登場しました。

今回の記事で紹介するシビック・タイプRは、2015年から2016年にかけて、限定750台が販売された4代目モデルです。
ドイツのニュルブルクリンクにおける最速のFF車を目指した本車には、世界ツーリングカー選手権で培われた技術も転用されており、エンジンは最高出力310psの2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高速度は270km/hに達します。

前述のフォルクスワーゲンに記録を破られるまでは、ニュルブルクリンク北コースでFF車としては世界最速の7分50秒63という記録を保持していました。

■車体寸法
全長:4,390mm
全幅:1,880mm
全高:1,460mm
ホイールベース:2,600mm
車両重量:1,380kg

■価格:428万円(完売済み)

シビック・タイプRの登場時の記事はこちら!

ホンダの「タイプR」モデルについて気になる方はこちら!

ホンダ シビック・タイプR 5つの新記録

イギリス シルバーストン・サーキット

シビック TYPE Rの新記録への挑戦は、F1イギリスGPの開催地でもある名門「シルバーストン・サーキット」から始まりました。
ドライバーには、英国ツーリングカー選手権(BTCC)で3度の優勝経験があるマット・ニールが選ばれ、最初に濡れたコースで2分44秒45というタイムを記録、その後乾いたコースで2分31秒85という、イギリス国内におけるFF車の最速記録を達成しています。

ベルギー スパ・フランコルシャン・サーキット

ホンダの次の挑戦は、F1ベルギーGPの開催地であり、難所として有名な左コーナー「オー・ルージュ」の存在で知られる「スパ・フランコルシャン・サーキット」で行われました。
ここでは、世界ツーリングカー選手権(WTCC)の2012年シリーズチャンピオンで、イギリス出身のロバート・ハフがドライバーを務め、2分56秒91というタイムで最速の新記録を達成しています。

イタリア モンツァ・サーキット

続くイタリアでの挑戦は、F1イタリアGPの舞台である「モンツァ・サーキット」で行われました。
ドライバーには、世界ツーリングカー選手権でも活躍するハンガリー屈指の名ドライバー、ノルベルト・ミケリスが選ばれ、2分15秒16という最速の新記録を達成しました。
この記録は、同じコースを走ったアルファロメオ「ジュリエッタ」のタイムを20秒近くも上回っています。

ポルトガル エストリル・サーキット

ポルトガルでは、かつてF1ポルトガルGPが行われていたこともある「エストリル・サーキット」において、新記録への挑戦が行われました。
本来のドライバーは、元F1ドライバーのティアゴ・モンテイロが担当する予定でしたが、世界ツーリングカー選手権中に起きたクラッシュで負傷した為に、代役としてブルーノ・コレイアがドライバーを務めています。
ブルーノは代役ながらも、確実なテクニックでコースを攻め、2分04秒08という新記録を達成しました。

ハンガリー ハンガロリンク・サーキット

ホンダ シビック・タイプR最後の挑戦は、東欧で初めてF1レースが開催された、F1ハンガリーGPの舞台「ハンガロリンク・サーキット」で行われました。
ドライバーは、2015年の世界ツーリングカー選手権においてシビックを運転し「ハンガロリンク・サーキット」で優勝した経験もあるノルベルト・ミケリスが担当しています。
その記録は2分10秒85と、2009年のフォード「フォーカス RS」のタイムから12秒以上も縮め、見事新記録を達成しました。

ホンダの挑戦は終わらない!

ホンダ シビック・タイプRが達成した5つの新記録は、いかがでしたでしょうか?

ホンダは今後、再びニュルブルクリンクに舞い戻り、フォルクスワーゲンに新記録を叩きつけ、世界最速のFF車という称号を奪還するのではないでしょうか。ぜひともそうして欲しいですね!
未改造の市販車仕様で、これだけの記録を出せるということは、コースに合わせたチューニングを施せば、フォルクスワーゲンの記録を更新することも難しくは無いでしょう。

速さを突き詰めるホンダの頑張りに、今後も期待できます!

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