車の人身事故の刑事処分・行政処分・民事処分の違いとは?裁判や訴訟はどうなる?

人身事故を起こすと、行政処分・刑事処分・民事処分の3つの処分が科されることはご存知でしたでしょうか?また、そのそれぞれの処分の意味、違いはご存知でしょうか?どのような場合に裁判、訴訟となるのでしょうか?人身事故を起こした運転者の責任の重さを今一度、確認し安全運転への意識を高めましょう!

人身事故の加害者となったときの3つの処分

人身事故

出典:http://www.kyoto-np.co.jp/

交通事故を起こすと加害者には次の3つの処分が科せられます。

・行政処分
・刑事処分
・民事処分

今回の記事では、そのそれぞれの処分はどのようなものなのか、どんなときに科せられるのか、などについてまとめました。

それでは、各処分を順にご説明していきます。

交通事故を起こしたときの「行政処分」とは?

交通事故

行政処分とは文字通り「行政」が行う処分のことです。
交通事故、交通違反を担当する行政は「警察」です。
厳密に言えば、警察と公安委員会が担当行政となります。

行政処分の具体的な内容は、

・違反点数
・免停
・免許取消
・欠格期間(免許再取得できるまでの期間)
・反則金

となります。
いわゆる「青キップ」といわれる違反は、点数減点されて(厳密に言えば「加算」)、罰金(厳密に言えば「反則金」)を払っておしまいです。
これは、行政処分のみで済む交通違反のこととなります。
一方、「赤キップ」の交通違反では、行政処分に加えて次の項でご説明する刑事処分が加わります。

交通事故を起こしたとき、運転者に科せられる行政処分は運転者の過失と、被害者のケガの状況などで大きく変化します。
詳しくは次のリンク先の記事をご覧ください。

交通事故を起こしたときの「刑事処分」とは?

一発免停

出典:http://www.guerreirosdoasfaltodf.com.br/

刑事処分とは、簡単に言うと「裁判で罰金や懲役が決まる刑罰」のこととなります。
交通事故を起こした時、運転者の過失が大きく、被害者のケガが重くなると刑事処分の対象となり裁判に掛けられます。
一発免停となる交通違反のとき、「略式裁判」で罰金の額が決まることと同じです。

交通事故の発生後、警察は現場を検分して運転者を検察に「書類送検」するかどうかを判断します。
その後、検察は事故を「起訴」するかしないかを判断します。
「不起訴処分」となれば、運転者の過失は大きくなく、罰金や懲役などの刑罰に値しないということになります。
起訴の場合は、「略式裁判」か「通常裁判」の2つの分かれます。
これも、運転者の過失の大きさ、被害者のケガの状態によって判断されます。
事故の過失が比較的少ないと、略式裁判によって裁判所が罰金を定めて運転者へ通知して終わりになります。(運転者は決定された罰金に異議は言えません)
死亡事故の場合は、ほぼ通常裁判となります。

刑事処分の刑罰の内容について詳しくは次の記事をご覧ください。

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