ホンダの世界初新技術が未来を予知!信号情報活用運転支援システムの仕組みとは?

発売から40周年を迎えるホンダの「アコード」。そのハイブリッドモデルである「アコードハイブリッド」が、マイナーチェンジを行いました。今回のマイナーチェンジで最も重要なのが「信号情報活用運転支援システム」の搭載です。市販車への搭載は、今回が世界初となる「信号情報活用運転支援システム」とは、一体どんなシステムなのか?この記事では、「信号情報活用運転支援システム」の機能や仕組みについて解説しています。

ホンダ・アコードハイブリッドがマイナーチェンジ!世界初の最新技術を搭載!

「信号情報活用運転支援システム」を搭載した新型アコードハイブリッド

新型アコードハイブリッド

ホンダは5月26日、同社の上級セダン「アコードハイブリッド」の一部改良型を発売しました。
今回のマイナーチェンジで最も注目すべきポイントは、世界初となる「信号情報活用運転支援システム」を全グレードに搭載したことです。

この記事では、新型アコードハイブリッドに搭載された「信号情報活用運転支援システム」の仕組みについて、解説していきます。

ホンダ・アコードハイブリッドとは?

看板セダンをハイブリッド化!
ホンダの看板セダンであるアコードのハイブリッドモデル。ホンダの新世代パワートレイン技術「アース・ドリームス・テクノロジー」を採用したハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載している。2Lのアトキンソンサイクルエンジンに走行用と発電用の2モーターを内蔵したエンジン直結クラッチ付きのCVTとリチウムイオンバッテリーを組み合わせている。EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブという3種類のモードを自動的に切り替えることで、JC08モード30.0km/Lという高い燃費性能を実現している

出典:http://www.isize.com/

アコードハイブリッドの最新モデルに関して詳しくはこちら!

まるで未来予知?「信号情報活用運転支援システム」って何だ?

ANNニュース「信号情報活用運転支援システム」

「信号情報活用運転支援システム」とは、簡単に説明すると「信号が青になるタイミングを教えてくれる」システムのことです。
新型アコードハイブリッドは、この技術を市販車として世界で初めて搭載しました。

その機能には「信号通過支援」「赤信号減速支援」「発進遅れ防止支援」の3つがあり、車内のメーターにそれぞれ情報を表示することで、スムーズで安全な運転を支援します。

また、ホンダの実験では黄色信号への侵入が15%減少、燃費は5%向上というデータが出ており、安全性や環境性能の向上にも役立つ機能だと言えます。

「信号情報活用運転支援システム」のメーター

新型アコードハイブリッド

「信号通過支援」

3つの機能の1つ「信号通過支援」は、交差点を青信号で通過する際に、最適な速度範囲をデジタルメーターに表示してくれる機能です。
ドライバーはこの最適速度の範囲内で走れば、次の信号も止まらずに通過できるので、不必要な加減速をする必要もなく、安全性と燃費の向上に繋がります。

「赤信号減速支援」

「赤信号減速支援」は、次の信号が赤に変わるタイミングを予測して、デジタルメーターに表示することで、ドライバーに減速を促してくれる機能です。
この機能も、燃費の向上や安全運転に役立ちます。

「発進遅れ防止支援」

最後の「発進遅れ防止支援」は、赤信号が青に変わる残り時間をデジタルメーターに表示することで、信号待ちの際に発進が遅れることを防ぐ機能です。
交通渋滞は、信号待ちでの発進遅れを起因としているので、この機能が将来様々な車に普及すれば、渋滞解消にも繋がるはずです。

「信号情報活用運転支援システム」の仕組みを紹介!

「高度化光ビーコン」との通信が必要!

「信号情報活用運転支援システム」は、新たな交通インフラである「高度化光ビーコン」を利用することで機能するシステムです。
「高度化光ビーコン」は交差点に設置されており、車が持つ通信装置と、様々な交通情報を相互にやり取りすることができます。

「信号情報活用運転支援システム」の仕組みを簡単に説明!

まず、車が「高度化光ビーコン」に近づくと、「高度化光ビーコン」は、交通管制センターから受け取った信号の情報を車に送ります。

情報を受信した車は、受け取った情報を自車の位置や速度と共にコンピュータで処理し、デジタルメーターに表示するのです。

「高度化光ビーコン」とは?

2. 高度化光ビーコンとは
2−1 光ビーコン
光ビーコンとは、近赤外線を媒体とし、路上に設置され
た投受光器と車載機の間で双方向通信を行う路側装置であ
る。光ビーコンから車載機への情報を伝送する通信回線を
ダウンリンク(DL; Down-Link)、車載機から光ビーコン
へ情報を伝送する通信回線をアップリンク(UL; Up-Link)
という。
光ビーコンの基本機能(AMIS機能)は、UL情報とし
て、車両の光ビーコン間の旅行時間情報などを車載機から
収集し、一方、DL情報として、光ビーコン設置区間の道
路交通情報や旅行時間情報などを車載機に提供する路車間
通信機能である。

出典:http://www.sei.co.jp/

「信号情報活用運転支援システム」の本格的普及は2019年以降!

とても便利な「信号情報活用運転支援システム」ですが、利用するには「高度化光ビーコン」が設置されている場所である必要があります。

現在「高度化光ビーコン」は、全国25都道府県、5,700ヶ所の交差点に設置されており、日本中の人が利用するのに十分な数が設置されているとは言えません。

国は2019年度までに、全国47都道府県の交差点に「高度化光ビーコン」を設置するという計画を立てているので、「信号情報活用運転支援システム」の本格的な普及はそれ以降になるでしょう。

最先端技術「信号情報活用運転支援システム」の普及はあなた次第!

新型アコードハイブリッドの画像

新型アコードハイブリッド

「信号情報活用運転支援システム」の解説はいかがでしたでしょうか?

今回の「信号情報活用運転支援システム」を搭載した新型アコードハイブリッドが売れれば、ライバルメーカーも搭載車両の開発を急ぐはずです。
ライバルが技術力を競い合えば、その技術の普及も自然と速くなるので、消費者にとってはいいこと尽くめと言えます。

そういう訳で、現在車の買い替えを考えている人には、新型「アコードハイブリッド」への買い替えをおすすめします。
あなたが買えば、その分「信号情報活用運転支援システム」の普及が速まりますからね!

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