日産テラノの歴史と現在の中古車価格は?【日本の名車】

SUVの先駆けを作った日産テラノ。当時、トヨタのハイラックスサーフの競合車として新しい時代のステーションワゴンをハイライダースタイルに変えてレクレーショナルビークルとして高い人気を誇りました。この記事では、名車・日産テラノの歴史と中古車価格を紹介しています。

日産テラノってどんな車?

出典:http://n-link.nissan.co.jp/

日産テラノは1986年8月、D21ダットサントラックに日産北米デザインスタジオ「NDI」による「エクサキャノピー」のデザインをアレンジさせて背の高いステーションワゴンのスタイルになりデビューしました。

その頃はレクレーショナルビークルRVとも呼ばれていました。当初、ベースがピックアップトラックであったためリヤシートへのドアはありませんでした。

エンジンはディーゼルのみで発売されました。翌年10月にはV6ガソリンエンジングレードも追加されオートマチックのミッションが選べるようになりました。

19年前ではクラッチペダルのあるマニュアルミッションが主流だったようです。途中ディーゼルターボのエンジンも追加され、当時としてはとても斬新なスタイルで人気がありました。

【初代テラノ 基本情報】
販売期間 1986年-1995年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドア ワゴン

出典:http://n-link.nissan.co.jp/

ブリスターフェンダー(ボディのタイヤを覆う部分が出っ張っていること)の張り出し具合などもとてもカッコいいスタイルでした。
発売当時は当然だった、5ナンバーサイズのボディも今となっては貴重な存在となるでしょう。

出典:http://n-link.nissan.co.jp/

内装を見てもとてもカクカクした基調の元、今となっては凄くアンティークなデザインになっていました。

本格派4WDのテラノには、車体の傾斜角度などが表示される3連メーターがダッシュボード中央に配置されていました。

出典:http://n-link.nissan.co.jp/

シートなどは、上品なモケット張りとなりベースがトラックとは思えない空間であることが分かります。

昨今ではめったに見られない4WDの切り替えのレバーがシフトレバーのとなりにある事が今となっては、とても新鮮です。

【搭載エンジン(3種類)】
エンジン TD27型:2.7L 直4 SOHC ディーゼル
最高出力 85PS/4,300rpm
最大トルク 18.0kg·m/2,200rpm
変速機 フロア5速MT
駆動方式 4WD
サスペンション 前:ウィッシュボーン
後:5リンク
全長 4,365mm
全幅 1,690mm
全高 1,680mm
ホイールベース 2,650mm
車両重量 1,670kg

エンジン TD27T型:2.7L 直4 SOHC ディーゼルターボ
最高出力 100PS/4,000rpm
最大トルク 22.0kg·m/2,200rpm
変速機 フロア5速MT
駆動方式 4WD
車両重量 1,770kg

エンジン VG30E型:3.0L V6 SOHC ガソリン
最高出力 155PS/4,800rpm
最大トルク 25.3kg·m/4,000rpm
変速機 フロア4AT
駆動方式 4WD
車両重量 1,720kg

ベースとなったダットサントラック(D21型)

出典:http://www.ipopam.com/

デザインのアイデアとなったエクサキャノピー

出典:http://hanbai.car-bb.com/

このモデルではリヤのパーツを交換することによりクーペスタイルにも変身できる優れものでした。

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