MOBY

何ができる?「仮免許」を取得すればもらえる資格とは?

自動車学校で修了検定に合格するともらえるのが「仮免許」。これはただ単に免許を取るまでの繋ぎだと思っている人も少なくありませんが、実はある程度の運転資格が与えられます。一体何ができるのか?ずっと仮免のままでも良いのかなど、仮免許に関する様々な疑問をまとめました!

「仮免許」ってなに?

仮免許は、自動車学校の第一段階教習を終え、修了試験に合格することで与えられる資格です。

では、第一段階を修了する条件とはどのようなものなのでしょうか?
仮免を取得するための規定を見てみましょう。

・18歳以上 ・視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること又は一眼の視力が0.3に満たない者若しくは一眼が見えない者については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。 ・住所が東京都の方

出典:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/

上記は免許を取得するための最低限の条件です。
自動車学校に通わず、教習所でまっすぐ技能試験、学科試験を受けて合格するというパターンもあり、それを「一発試験」と呼びます。

一発試験の場合は技能、学科それぞれ何時間以上受けていなければならないという決まりはありませんので、上記の条件に当てはまれば試験を受けられます。

ただし、私有地以外で運転の練習をすると無免許運転と見なされてしまうため、一発試験は非常に難易度が高いと言われています。

<技能> AT 12時限以上
       MT 15時限以上
<学科> 10時限(第1教程は入校日に受講)

出典:http://www.koga-ds.jp/

上記は自動車学校における仮免試験の要件です。
学科は10時限、ATなら教習12時限、MTなら教習15時限受ければ資格が与えられます。

ただ、仮免の前には「効果測定」という学科の練習試験に2回以上合格していなければ認められませんので、早めに受けておきましょう。

さて、このように条件を満たし、仮免試験に合格すれば晴れて「仮免許」取得です。
この免許証では何ができるのでしょうか?見てみましょう。

規則を守れば、仮免許を取得した車種を運転できる!

仮免許は、所持していれば自家用車を使って路上で練習を行うことができます。

しかし、そのためには様々な規則を守らなければなりません。
一発試験の場合、路上練習は義務とされていますから、よく見ておきましょう。

仮免練習のための条件は、以下の通りです。

広島県警のホームページです。
運転免許に関しても、様々な法律や規則を知ることができます。

次の人が同乗のうえ、その指導を受けて練習すること。
(1)当該自動車を運転することができる第一種免許を受けている者(免許停止中の者を除く。)で当該免許を受けている期間が通算して3年以上(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)の者

出典:http://1license.com/

又は当該自動車を運転することができる第二種免許を受けている者(免許停止中の者を除く。)

出典:http://www.pref.hiroshima.lg.jp/

次の道路以外の道路において練習すること。
(1) 高速自動車国道
(2)自動車専用道路
(3)交通の著しい混雑等によって練習することが適当でない道路

出典:http://www.pref.hiroshima.lg.jp/

自動車の前面及び後面に「仮免許練習中」の標識を付けること。

出典:http://www.pref.hiroshima.lg.jp/

この他に、一発試験の場合は練習日数や時間数が決まっていたり、路上練習申告書という書類の提出が求められたりします。

プレートのサイズや文字色なども細かく指定されていますので、しっかり確認し、同乗者してくれる人を見つけましょう。

路上練習はいつも以上に注意して運転しよう!

仮免の路上練習は、隣に人が乗っているとはいえ、補助ブレーキがないので非常に緊張するもの。

同乗者の方も口には出さずとも、同じくらい不安に思っているでしょう。

周囲の車も「仮免許練習中」のプレートがある限りは気を配ってくれますが、どこに行っても見られているものと思い、気を引き締めて運転してくださいね。

原付は運転できる?

仮免試験に受かると、自動車学校で行われるのが「原付教習」。
アレ?つまり原付の免許はもう取れたってこと?と思ってしまいますよね。

実際、仮免期間中も原付なら運転できる、あるいは原付の練習も許されると考える方は多いようです。
また、原付免許があると自動車免許の学科試験が免除される、なんて噂もありますね。

本当にそうなのでしょうか?見てみましょう。

仮免許では、原動機付自転車・小型特殊自動車を運転することはできない。これは、仮免許は、免許を受けるため運転を練習しようとする人が、路上で運転するための運転免許であり、原付免許・小型特殊免許は仮免許の下位免許ではないためである。

出典:https://ja.wikipedia.org/

原付の筆記試験だけは特殊であり、その他の筆記試験とはその内容が違うので、
例え原付の筆記試験に合格していても、その他バイクや車の免許試験において、
筆記試験が免除されることはない。

出典:http://www2.ocn.ne.jp/

つまり、仮免の時点では原付は運転できないし、原付免許を持っていても学科試験は免除されないということですね。

本免を取得すれば、原付免許は下位免許となって運転できるようになりますから、それまで待ちましょう。

卒業検定を受けられる!

仮免の最も大切な資格は「卒業検定を受けられる」というものです。
つまり、仮免を取得していなければ、自動車学校を卒業することはできません。

仮免は本免をもらうためのステップですから、大切に保管しておきましょう。

・仮運転免許証
・既に運転免許証をお持ちの方は運転免許証
・路上練習申告書
・写真(縦3cm×2.4cm)・・・1枚(注2)

出典:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/

こちらは、一発試験で本免を受けに行く時必要な持ち物です。
仮免を所持した上で、路上でもしっかり練習しましたよ、という証明が必要なのですね。

(1)第2段階の教習(技能みきわめ『良好』、2段階学科)が修了している方。
(2)2段階効果測定及び卒検前効果測定に合格している方。
(3)卒業検定期限及び仮免許期限内の方。

出典:http://www.rms.co.jp/

こちらは自動車学校の卒業検定要件です。

技能教習や学科教習が終了し、効果測定に合格しているだけでなく、仮免許期限内でなければならないと書いてありますね。

仮免は「6ヶ月」が期限!

仮免許は、取得できたからといってそのまま放置してはいけません。
有効期限が半年と決まっているので、その期間内に卒業検定に合格しなければならないのです。

技能教習や学科教習をサボりすぎた、あるいは油断しすぎてうっかり忘れてしまう方もいますので、いつまでが期限かしっかりと注意しておきましょう。

まだ「仮」免許なので、焦らないようにしよう!

いかがでしょうか?
仮免はあくまでも運転免許を取得するための必要なステップに過ぎませんから、思ったよりもできることが少なくて驚かれたかもしれません。

ですが、ここを通過しなければ絶対に免許を取ることはできないので、軽んじることなく教習に励みましょう。
中には仮免を取得した後、既に免許を持っているような気持ちで運転する方もいますが、それは非常に危険です。

今後路上教習を経て卒業し、本免が取れれば思う存分自分の車で運転できますから、焦らずテクニックを磨いてくださいね。

関連キーワード
キーワードからまとめを探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーからまとめを探す