日産ローレルの歴史と現在の中古車価格は?【日本の名車】

日本の自動車の歴史の中で日産・ローレルは外すことはできないでしょう。初代から最終モデルまでの全8世代をすべてご紹介いたします!外装・内装・主要スペックから開発コンセプトまでと現在の中古車価格まで世代ごとにまとめています。

日産 ローレル とはどんな車?

ローレル C30

出典:https://nissan-heritage-collection.com/

ローレル (LAUREL) は日産のミドルクラスの4ドアセダン、4ドアハードトップで、1968年から2002年まで生産、販売されていた車です。(一部の世代に2ドア・ハードトップのラインナップあり)
排気量は1800ccから2000ccが中心となり、最終世代と極一部を除き、道路交通法では5・7ナンバーの小型自動車に分類されます。

今はローレルはなくなってしまいましたが、販売期間中は日産の小型自動車では最も車格が高い車となります。
1968年のデビュー当時、日産の最高級車は3ナンバー枠の普通自動車、セドリックとなっていましたが、この車は主に法人需要で一般消費者がオーナーカーとして買うことがほとんどなかった背景から日産は、「ハイオーナーカー」のブームを作るきっかけを作ることにし、初めて小型乗用車のカテゴリで高級車をつくったのでした。

1980年代後半から最終モデルまでのライバルは、トヨタ・マークⅡ、クレスタ、チェイサー(マークⅡ三兄弟)となっていました。

※上の写真は、1970年式初代ローレル・2ドアハードトップ

日産 ローレル の歴代一覧表

世代型式系列発売年
1代目C301968-1972
2代目C1301972-1977
3代目C230,C2311977-1980
4代目C311980-1984
5代目C321984-1989
6代目C331989-1993
7代目C341993-1997
8代目C351997-2003

日産ローレル歴代CM集

初代 日産 ローレル C30型系

日産 ローレル C30

出典:https://nissan-heritage-collection.com/

1968年(昭和43)4月に初代ローレル(C30型)がデビューしました。
ローレルは「ハイオーナーカー」の先駆けとなる車で、日産 ブルーバードとセドリックのクラスの間を埋める車です。

当時は、セダンが排気量やボディサイズだけで単にカテゴリーされていたのですが、日産はカーライフ、ライフスタイルに着目、ボディスタイル、コンセプトなどで差別化することを提案し、その後の高級乗用車のスタイルを切り開きました。

新開発されたG18型エンジンは最高出力100ps、直列4気筒SOHCの1815ccで、グロリアやスカイラインなどでも搭載されました。
サスペンションは、フロントがストラット、リアにセミトレーリングアームを搭載、これはブルーバードと同じ形式となります。

デビューから2年後の1970年(昭和45)6月には、日産では初となるピラーレスハードトップ、2ドアハードトップモデルとG20型2000ccエンジンがラインナップに追加されました。

ローレルの誕生は、他メーカーに大きな影響を与え、その後、さまざまは高級小型自動車が誕生しました。

日産 ローレル C30型系の中古車価格

約45年ほど前の車になりますので、そもそも稀少で車の状態によっても価格差が大きくなります。
あくまで目安となりますが、走行可能な状態、ボディや内容の相応の経年劣化があるもので100万円台~、ビンテージカー取扱店などでレストアされた程度のよい車ですと、200万、300万といったものも出てきます。

日産 ローレル C30

出典:http://www.goo-net.com/

出典:http://www.goo-net.com/

出典:http://www.goo-net.com/

2代目 日産 ローレル C130型系

日産 ローレル C130

出典:https://nissan-heritage-collection.com/

2代目 日産 ローレル C130型系は、1972年(昭和47年)4月にデビューしました。
コンセプトは引き続き「ハイオーナーカー」で日産は、「豪華さと高品質を誇り得るクルマ」と銘打っています。
外装は、「サンダーストリーム」と命名されたシャープでエッジの効いたふくらみが特徴的です。
特に2ドア・ハードトップは当時としては先進的で独特なデザインで、ブタケツ・棺桶・デカケツなどの愛称が付けられました。

キャッチコピーは、ローレルのゆとりを象徴する「ゆっくり走ろう・ゆっくり生きよう」という特徴的なメッセージでした。

ボディは、4ドアセダンと2ドアハードトップがラインナップされています。
エンジンは直列4気筒のG18型、G20型の2種と、直列6気筒 L20型がラインナップされています。

2000SGX のグレードには、L20型をSU ツインキャブ化、ハイオクガソリン仕様として最高出力を130馬力に高めたエンジンが搭載されたものと、レギュラーガソリン仕様の125馬力のものとがラインナップされました。
また、5・7ナンバー枠の小型乗用車でしたが、1972年のマイナーチェンジで直6 2.6Lエンジンが搭載、1975年の排ガス規制対応で2.8L化され、高級さがさらにスケールアップしました。

サスペンションは、セダンのリアには耐久性を重視したリーフリッジットサスペンションが、ハードトップには操縦性を重視したセミトレーリングサスペンションの仕様となっています。

L20型エンジンは日産を代表するエンジンの1つなり、スカイラインなどにも搭載され、今でも注目されて続けています。

日産 ローレル C130

出典:https://www.carsbase.com/

日産 ローレル C130型系の中古車価格

2代目ローレルはデビューから40年以上ですので、中古車市場では滅多に見ることありません。
あった場合でも車両価格は状態により大きく変動します。
あくまで参考となりますが、状態が劣悪でなければ100万~200万、ビンテージカーを取り扱う店などでレストアされていると、200万~300万以上といった価格となっているようです。

2代目ローレルは、特徴あるデザインとリアのホイールハウスが深く、太いタイヤに換装しやすいことなどから、派手な改造をされやすくなっています。
暴走族は特に2代目ローレルを好み、極太のタイヤを履かせてシャコタンにするなどし、

日産 ローレル C130

出典:http://spark88.blog.fc2.com/

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