リヤサスペンション比較|マルチリンクサスとトーションビームの違いと特徴

車の重要パーツのひとつにサスペンションがあります。特にリヤサスペンションは乗り心地や走行安定性に影響しやすいことから、車の特性に合わせた採用が必要となってきます。今回はリヤサスペンションの主な種類を、採用車種例と共にご紹介していきます。

サスペンションとは

車体とタイヤをつなぐサスペンション

出典:http://www.carsensor.net/

サスペンションとは「スプリング」と「ショックアブソーバー」で構成され、タイヤを吊り下げボディを支える役割を果たしているもののことを言います。車体の振動吸収やハンドリングにも影響を及ぼす重要なパーツです。

様々な種類のサスペンションがある

サスペンションにも様々な種類があるのをご存知ですか?
コストの安い物から乗り心地を重視した高めのものまで、その車の特徴や価格に合わせたサスペンションが採用されます。

今回は、乗り心地に大きく影響するリヤサスペンション、中でも現在の主流である「ダブルウィッシュボーン」「マルチリンク」「トーションビーム」の3つについてご紹介します。

1.ダブルウィッシュボーンサスペンション

「ダブルウィッシュボーン」サスペンションは市販車からレーシングカー、高級スポーツカーまで幅広く採用されています。乗り心地と走行安定性のバランスが良いことがダブルウィッシュボーンのメリットです。

タイヤが上下する際にキャンバー角の変化を最小限に抑えることができるので、路面追従性が良くてタイヤがしっかりグリップすることができます。ダブルウィッシュボーンサスペンションの欠点は高価なことと、ある程度のスペースが必要なことです。ですので安価なコンパクトカーにダブルウィッシュボーンサスペンションが採用されることはほぼありません。新型のプリウスでは燃料タンクとバッテリーの位置を変更することにより、トーションビームからこのダブルウィッシュボーン式に変更され快適性がアップしました。新型のアルファードやヴェルファイヤでもこの形式が採用されています。

ダブルウィッシュボーンサスペンションはワンランク上のサスペンションというわけです。

ダブルウィッシュボーン採用例

トヨタ・プリウス:2,429,018円~

スバル・インプレッサ:1,598,400円~

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