https://jp.pinterest.com/pin/57702438953480786/

「え?あれもこれも実は同じ車?」意外と多いOEM車って一体何?

皆さんはOEM車ってご存知ですか?知っている人もいると思いますが、知らない人はOEM車のことを知っておくと、車を選ぶ際や、街で車を見かけた際に、車を見る目が変わるかもしれませんよ。ということで今回は、OEM車とは何なのか、そのメリットや種類などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

そもそも「OEM」とは?

例えば「あの車とこの車ってどう見ても外見同じに見えるけど・・・エンブレムが違う!?」という車を見かけたら、それはまさしくOEM車です!

OEMとはOriginal Equipment Manufacturing(Manufacturer)の略で、他社メーカーで販売されている製品を製造することをいいます。

また、その製造を請け負う企業をOEMメーカーといいます。

本来は他社ブランドの製品を製造することを指すのですが、他社製品を自社ブランドで販売するという意味も含まれており、クルマに関しては後者の意味で使用されることが多い言葉です。

出典:https://gazoo.com/

ブランド力を持つ企業が自動車の企画までと製品の営業・販売を行い、実際の製品の設計・開発・製造については生産力のある企業が行うという生産形態も広く行われています。
こういった形で製品の製造ノウハウや技術力、各社のブランド力などを上手く統合して、活用していくのがOEMの特徴です。

出典:http://word-sharing.com/

今や自動車のOEM供給はかなり広がっています。
中でも、軽自動車は特にOEM供給が盛んに行われていて、今はどのメーカーも軽自動車のラインナップがかなり充実しています。

「OEM」供給のメリット

OEM供給をすることにどんな意味、メリットがあるの?と思うかもしれませんが、メーカーにとっては供給をする側、供給を受ける側のお互いに大きなメリットがあります。

製造・供給をする側には、自社以外にも販売ルートができるため、販売台数の増加を図れるという利点があります。販売台数の増加に応じて大量生産できれば、生産コストが減り、開発費用に対する収益率も向上します。OEM供給先から受け取るロイヤリティ収入も大きな魅力と言えるでしょう。

供給を受ける側のメリットは、新車の開発にかかる費用を抑えられ、販売する車種が増えること。さらには、売れた台数がそのまま自社の実績となるといった利点が考えられます。

出典:http://www.zba.jp/

軽自動車に特化しているメーカーと、軽自動車の生産が十分ではないメーカーが、OEM関係を結ぶことにより、お互いWin-Winになるというわけです。

さらに最近は「共同開発」として提携関係を強めるメーカーもあり、OEM供給にとどまらず新たな発展も進んでいます。

「OEM」車の種類

OEM車にもいろいろ種類があり、エンブレム以外は同じものや、本家よりも外見のデザインを変化させているものなど、様々です。

例えば、ダイハツ「ウェイク」と最近発売されたトヨタ「ピクシス メガ」のデザインをご覧ください。

※上の画像が「ウェイク」で、下の画像が「ピクシス メガ」です。

エンブレム以外は見分けがつかないくらい外見が同じですよね。
このトヨタ「ピクシス メガ」は、ダイハツのOEM供給による軽自動車です。

他には、スズキ「MRワゴン」と日産「モコ」はフロントデザインが少し違います。

※上の画像が「MRワゴン」で、下の画像が「モコ」です。

日産「モコ」は、スズキのOEM供給による軽自動車です。
デザインを変えることで「MRワゴン」との差別化を図っています。

他にもOEM車は数多くあり、国内の主要メーカーのほとんどがOEM関係を持っています。

軽自動車の2大メーカーである、スズキとダイハツは、ダントツのOEM供給元となっています。

出典:http://www.kei-car.tank.jp/

実は知らない方も多いかと思いますが、トヨタ、スバル、日産は、現在自社では軽自動車は全く製造してないんですよね。
なので、現在この三社から販売されている軽自動車はすべてOEM商品なんですよ。

出典:http://www.bijoux-fantaisie-colsenn.com/

OEM供給元よりも販売台数が上回る車種もあり、
軽自動車の市場の拡大は加速しています。

購入するユーザーにとっても、選ぶ選択肢が増えるので、値段やスペックなどをメーカーごとに比べてみるのも面白いかもしれませんよ。

OEM車はパクリではない!

いかがでしたでしょうか?

あなたが乗っている車、もしくはこれから買おうと思っている車は、OEM車ですか?それともオリジナル車?どちらにせよ、結局は自分が気に入ったものを選べば何も問題はありません。

もし、似ている車や気になる車を見つけたら、一度調べてみるのもいいかもしれませんね。

今更聞けない車に関する用語はこちらの記事をチェック

関連キーワード
キーワードからまとめを探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーからまとめを探す