MOBY

世界初プラスチックボディカーのシトロエン・メアリ| 中古車購入方法や価格を紹介!

シトロエンのオフロードカー「メアリ」。世界で初めてABS樹脂をボディパネルに使用した車として知られており、汎用性の高さも人気の車です。この記事では、そんなメアリの魅力や中古車情報について紹介しています。

シトロエン メアリってどんな車?

メアリの画像です。

出典:https://goo.gl/

「メアリ(Méhari)」はフランスの自動車メーカー・シトロエンが1968年から1988年まで製造、販売していたオフロードカーです。
世界で初めて、ボディパネルにABS樹脂(プラスチックの一種)を使用した量産車としても知られています。

メアリという名前は、早駆け用の小型のヒトコブラクダの呼び名を由来としており、その名に違わず、どんな道でも走れて、様々な用途に使用できる小型車として広く愛されました。

最終的な総生産台数は144,572台となっていますが、生産終了後も廃車やシトロエンから買い取った部品を利用して再生産が行われています。
これは、メアリの構造が非常に簡単であったことから実現できたことです。

シトロエン メアリのCM

幅広く活躍したシトロエン メアリ

シトロエン メアリのエクステリアデザイン

メアリの画像です。

出典:http://www.favcars.com/

メアリの画像です。

出典:http://www.favcars.com/

メアリの画像です。

出典:http://www.favcars.com/

■車体寸法
全長:3,520mm
全幅:1,530mm
全高:1,635mm
ホイールベース:2,370mm

メアリのボディはシャシーの上に鋼管が組まれ、その上に熱成型されたABS樹脂のパネルをボルト留めするだけという、非常に簡素なものでした。
そのため、ボディが破損したときには、破損した部分のパネルを取り外して交換するだけで良かったのです。

ワックスがけの必要もなく、多少の傷ならサンドペーパーでも簡単に修復できるというメアリの特性は、車を単なる道具として利用している人からも好まれ、メアリが広く普及する要因となっています。

水で丸洗いできる錆びないシトロエン メアリ

出典:http://www.favcars.com/

メアリの車内にはカーペットもなく、ボディもABS樹脂で作られているので、水で丸洗いすることが可能です。
そのため、場所を選ばず、仕事やレジャーでも幅広くラフに使うことができました。
また、海風にさらされても錆びる心配が無いので、漁業関係の仕事でも活躍しています。

海辺を走るシトロエン メアリ

水着姿の男性が、メアリにサーフボード乗せて海辺を走っています。
こんなラフな使い方ができるというところが、メアリ最大の魅力です。

シトロエン メアリの試乗動画

メアリの駆動方式は前輪駆動で、トランスミッションは4速MT、エンジンは空冷の水平対向2気筒で排気量602ccのガソリンエンジンが搭載されています。
最高速度は100km/hですが、普通に走る分には何の問題もなく、車両重量も525kgと軽量なので、走り心地も軽快なものになっています。

軽自動車で車両重量は1,000kgを超えることが多いので、プラスティックボディの軽さがよくわかりますね。

メアリの後継車「メアリ 4x4」

メアリの画像です。

出典:http://www.favcars.com/

メアリの生産終了後、1979年に「メアリ 4x4」が登場しました。
エンジンとトランスミッションに変更はありませんが、駆動方式がパートタイム4WDとなっており、オフロード性能が向上しています。
生産は1983年まで続けられましたが、価格が高く、販売台数は1,200台程度に留まりました。

この他にも、「メアリ 4x4」の軍用仕様である「シトロエン A 4x4」という車両も存在していました。
「シトロエン A 4x4」は、ボディパネルをABS樹脂から鋼板に変更しており、エンジンもパワーアップしています。

次のページ