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戦車の値段は?個人所有や中古の戦車の購入方法を調べてみた!

昨今のミリタリーブームで、戦車などの軍用車両の人気が高まっています。テレビやゲームのように、自分だけの戦車を乗り回してみたいと思った人も多いはずです。しかし、戦車は個人で所有できるものなのでしょうか?そんな疑問に答えるためにこの記事では、戦車の値段や個人で所有する方法などについて解説しています。

戦車の値段はいくらするの?

かっこいい戦車の値段は?

出典:https://ja.wikipedia.org/

男性ならば一度は憧れる戦車、生きている内に一度は乗ってみたいですよね。そこで戦車を買うとなると、気になるのは値段です。

比較的日本でよく見る陸上自衛隊が使用している現役の戦車「90式戦車(きゅうまるしきせんしゃ)」。

その値段は一両8億円と、フェラーリが何十台も買えるなかなかにワイルドな値段になっていますが、実は海外で出回っている中古の戦車であれば比較的安く買うことができるのをご存知ですか?

では、海外で有名な戦車たちの値段を見ていきましょう!

戦車別の値段情報

T-72戦車

T-72の画像です。

出典:https://ja.wikipedia.org/

画像の「T-72」は旧ソビエト連邦が1971年に開発した戦車で、現在もロシアをはじめとした東側諸国で使用が続けられているロングセラー戦車です。
長く使われ、大量に生産されているということもあり、民間にも払い下げられた中古品が出回っています。

その値段も安いもので【35,500ユーロ】、日本円にして【約449万円】となっており、決して一般人の手の届かない値段という訳ではないのです。

T-55戦車

T-55の画像です。

出典:https://ja.wikipedia.org/

1958年に登場した「T-55」は「T-72」と同じくソビエト連邦開発の戦車です。最も多く生産された戦車と言われており、その生産台数は10万両を超えます。

中古も多く、値段は【29,000ユーロ】、日本円にして【約365万円】で購入することが可能です。

M4中戦車 シャーマン

m4シャーマンの画像です。

出典:https://goo.gl/

「M4 シャーマン」は、第二次世界大戦中にアメリカ軍が開発した戦車です。大量に生産され、ヨーロッパ戦線で連合国軍を勝利に導きました。

第二次世界大戦で活躍した戦車は非常に人気があり、その値段も高い物となっています。

完全にレストアされたM4シャーマンとなると、値段は【300万ポンド】、日本円にして【約4億8,600万円】となり、もはや美術品レベルの価値があります。

戦車の個人輸入・購入もできるけど・・・

戦車売りますの画像です。

出典:http://sendanrin.asablo.jp/

戦車本体の値段に関しては、中古の戦車ならば問題はありません。問題なのは、輸入・購入方法と法律関係です。

通常、戦車は武器扱いとなるので、そのままの状態で日本国内に輸入することはできません。
国内に持ち込むには、砲身など武器になる部分を切断して、スクラップとして輸入する必要があります。

その後、溶接などをして元に戻しますが、その際、武器として使用できないように砲身の中を埋めるといった作業も必要になるでしょう。

また、元々武器だったものを輸入するとなると、法律関係でも煩雑な手続きが必要となり、多大な時間を要することになります。

英語に堪能なら利用してみましょう

戦車を買うならここ!

輸入戦車は公道を走れるの?

結論から言うと、日本国内で個人所有の戦車を公道で走らせることは、ほぼ不可能です。

通常、自動車を公道で走らせるには、道路運送車両法に定められた保安基準に適合している必要がありますが、輸入戦車を走らせるとなると、まず車検に通らないでしょう。

仮に公道が走れるように大規模な改造を施したとしても、それはもはや元の戦車とは大きく異なるものとなってしまい、戦車を購入した目的から大きく外れてしまいます。

保安基準
英語 Safety Regulations
クルマの構造および装置が備えるべき保安上、または公害防止のための技術上最低限度の基準を定めた国土交通省令。正式には道路運送車両の保安基準といい、クルマの技術的な要件の基本となる法令。道路運送車両法では、公道を運行するクルマはその構造、装置などが、この省令で定める保安基準に適合するものでなければならないと規定されており、またクルマの検査や点検、整備においてもそれらの審査は保安基準に照らして実施するよう定められている。保安基準には自動車以外に原動機付き自転車および軽車両に関する保安上の技術基準をも定めている。

出典:http://goo.gl/

自衛隊の戦車は特例です。

自衛隊が保有する戦車を含む車両のほとんどは、自衛隊法に基づいて道路運送車両法の適用除外となっているので、防衛省独自の保安基準で公道を走ることができます。

ただし、自衛隊車両の運転には「MOS(Military Occupational Speciality)」という特殊な資格が必要となり、戦車を運転する場合にはMOSに加えて「大型特殊自動車免許」も必要になります。

また、公道を走れるといってもどこでも走っていいという訳ではなく、道路の舗装を傷つけない為にキャタピラにゴムのカバーを装着して低速で走行する必要があり、道路管理者の通行許可を取る必要があるなど、様々な制約も存在しているのです。

戦車はお金に余裕があったら…趣味のコレクションで

中田商店所有 M41軽戦車 ウォーカーブルドッグ

出典:http://sat.militaryblog.jp/

上画像の戦車は、アメ横に店を構える有名ミリタリーショップ「中田商店」の社長が個人所有する戦車ですが、この戦車も公道を走らせることが目的ではなく、展示用として輸入されました。

このように、輸入された戦車のほとんどは走ることができない観賞用の展示物となっていますが、走ることができないということは、輸送費用もその分多くかかることになり、メンテナンスなどの諸費用を加えると、戦車本体の値段を超えてしまうという問題もあります。

個人で戦車を所有したいと考えている人は、お金に加えて、面倒な法律関係をクリアする根気と、戦車を保管する場所、そして何より戦車に対する愛が必要になるのです。

そこまでの戦車愛が無い人は、個人所有は諦めた方がいいでしょう。プラモデルなら、実物ほど場所やお金も必要とせず、様々な種類の戦車を楽しむことができますよ!

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