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インダッシュナビとオンダッシュナビの違いを比較!取付けやすさや視認性は?

カーナビは取り付け位置やタイプでも選べる

カーナビ
©Yuri Bizgaimer/stock.adobe.com

正確な道案内のほか渋滞回避などに重宝するカーナビですが、さまざまなタイプがあり、使いやすさや画面の見やすさやオプション機能など好みによって選ぶことができます。

また、カーナビ選びのポイントとして車種に合わせた取り付け位置やタイプで選ぶことが重要です。

ご自身の車に合わせたカーナビ選びができるとさらに、カーライフが充実するでしょう。それぞれのカーナビの特徴について、評判を合わせててご紹介していきます。

インダッシュナビの特徴と評判

インダッシュナビ
©VanderWolf Images/stock.adobe.com

インダッシュナビとは「スライドインモニター」という機構を採用したカーナビです。使用しないときはモニターを格納できるのでデザイン的にもすっきりしています。

価格はやや高価な物が多くメーカー品ですとおおよそ12万円からです。

また、カーナビを選ぶ際に、「1din」「2din」と記載されていることがあります。DINとはドイツ工業規格の略称で、ドイツ工業規格協会に準拠するスペースのサイズを表す規格になります。

  • 1DIN…(高さ)5×(幅)18cm
  • 2DIN…(高さ)10×(幅)18cm

インダッシュナビの評判

  • 新規で買うならインダッシュのHDDナビ
  • ナビを使わない間は収納できるので見た目がいい
  • 配線も収納できていい
  • エアコンの送風口の真ん前にモニターがきて邪魔
  • モニター部分が1DIN部分から出てこないときもある

インダッシュナビは、モニターの格納に魅力を感じている人が多いようです。使わないときはしまっておけるというのは便利な機能です。

ただし、車種によってはエアコンの風の通り道を塞いでしまったり、ボタン類がナビの後ろに隠れてしまう場合があるので、取付には注意が必要と言えます。

インダッシュナビの取り付け方法

取り付けについてテロップも用いられ、詳しいことが分かる動画です。

取り付け時にキズなどがつく可能性があるので、マスキングテープなどを貼って養生しておきましょう。

また、輸入車などにカーナビを取り付ける場合は、高度な技術と知識が必要になるので、初心者であればディーラーやカーショップなどで取り付けてもらうのが無難ですが、どうしても自分で取り付けたい場合は十分な準備が必要と言えます

オンダッシュナビの特徴と評判

オンダッシュナビ
©luckybusiness/stock.adobe.com

オンダッシュナビのメリットは大体の物がダッシュボード上に取りつけるので視線移動が少ないことです。コスト面では価格が安いことが挙げられます。最近では2万円も出せばナビとしての機能は十分な物が手に入ります。

一方、デメリットは後付け感が否めないことです。ゲル状の吸盤でダッシュボードに固定することが多いですが、ダッシュボードが湾曲していたり、シボ加工がされている場合は、取付が甘いと走行中に外れて落下してしまうこともあります。

また、大体はシガーチャージャーから電源を取ることになるので配線が目立ってしまうという欠点もあるのです。音声は基本ナビ本体のスピーカーから拾います。

オンダッシュナビの評判

  • オンダッシュのナビは貧乏くさい
  • 運転中にカーナビを見てもほかのナビより危険度が低い
  • 使用しないときは邪魔になる

オンダッシュナビは見栄えよりも何よりも視認性第一という人に人気があるようです。運転中に視線移動が少なくてすむのはやはり安全運転にもつながります。

オンダッシュナビ(ポータブルナビ)は取り付け簡単

オンダッシュナビは、コスト面のほかに取付が簡単なのもメリットの1つです。

ものによっては以下動画のように一切工具が必要ないものもあり、ビギナーには最適と言えるでしょう。粘着力が気になるという方もいるかもしれませんが、万が一外れた場合は視界不良になり事故につながる場合もあるため、粘着力に力をいれているメーカーも多いようです。

ポータブルナビはバックカメラにも対応できる?

ポータブルナビには、車の後方が確認できるバックカメラ対応のものもあります。

バックカメラやリアビューカメラがオプションで別売りになっていて、ポータブルナビのモニターで確認ができるようになっています。

狭い駐車場で駐車する場合や、車高が高い車で死角が生じやすい時はあると安心ですね。

オンダッシュナビは車検に通る?

2005年、運転者の視界に関する検査基準が強化されてオンダッシュナビが規制の対象となりました。

とはいえ、オンダッシュナビが使えないというわけではなく、死角検査にクリアすればオンダッシュナビも問題なく車検に通ります。

車検では、高さ1m直径30cmの黄色の円柱を幼児に見立て、死角検査を行います。円柱を車の前方2mの位置に置いて、車体脇右側70cm、左側90cmの範囲を左右に移動させて、どこの位置からも運転席から黄色の円柱が見えているかを確認します。

なお、死角検査をクリアできない場合、オンダッシュナビの取り付け位置をずらす、もしくは外さなければ車検には通りませんので注意してください。

オーディオ一体型ナビ(2DINナビ)の特徴と評判

©NDABCREATIVITY/stock.adobe.com

オーディオ一体型ナビは「2DINナビ」とも呼びます。

最大のメリットはインパネ内部に納めるので非常に見栄えがいいことです。配線も表面に出ることがないので純正品のような仕上がりで人気があります。

欠点としては、オンダッシュタイプに比べて価格が高いことですが、最近は価格も安くなってきていて、5万円から購入できるモデルも増えています。お店に依頼すると取付工賃は2万円程度からです。

しかし、デザイン上の制約がある輸入車では取付工賃が高くなったり、そもそも取付自体が難しいこともあります。

オーディオ一体型ナビ(2DINナビ)の評判

  • 純正は2DINサイズのナビなので無難
  • モニターの位置がオーディオと同位置なので見えにくい

オーディオ一体型のナビを選ばれる方は見栄えが重視の人が多いようです。ただし車種によってはかなり下側に配置しなければいけない場合もあるようなので、見た目だけでなく安全面も考慮する必要がありそうです。

最近はナビ機能非搭載のディスプレイオーディオも増えている

車においてあるスマホ
©Tarokmew/stock.adobe.com

最近はメーカー純正ナビが増え、大型タブレット風液晶やディスプレイ化が進んでいます。一方、スマホの性能が飛躍的に向上したこともあり、スマホと連動させてカーナビアプリを車内で使用するディスプレイオーディオも増えています。

増加している原因として、利便性はもちろんですがコストかからないことも背景にあるようです。また、GPS機能もあるため、確実にルートが分かる点も評価が高いポイントになっているようです。

しかしスマホの電波が届かない山奥などでは機能できないため、一概には言えません。

カーナビの選択肢は豊富なので愛車やライフスタイル、価値観にあった選択をしてカーライフを楽しみましょう。

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