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トヨタ センチュリーが2017年に新型へフルモデルチェンジ!ハイブリッド車登場か

トヨタが誇る国産最高級車の一つ「センチュリー」。政治家や社長、皇室まで御用達のセレブカーです。そんなセンチュリーが2017年にフルモデルチェンジを行うという情報を入手しました。この記事では、センチュリーのフルモデルチェンジの内容について、現時点での最新情報を基に紹介しています。

トヨタ センチュリーが20年ぶりのフルモデルチェンジ!

トヨタの最高級セダン「センチュリー」が、20年ぶりのフルモデルチェンジを行うようです。

発売時期とされる2017年は、トヨタ創業者の豊田佐吉生誕150周年の年であり、長年トヨタの顔を務めてきたセンチュリーにとって、生まれ変わるのにこれほど相応しい年は無いと思われます。

2017年2月4日にはフルモデルチェンジを控え現行車種は休売に入り公式サイトの掲載も終了しました。

2017年10月27日(金)~11月5日(日)に開催される第45回東京モーターショーにて量産モデルが正式発表される模様です。

トヨタ センチュリーってどんな車?

トヨタ センチュリー

センチュリーは、トヨタ自動車が製造・販売している最高級セダンです。
初代センチュリーが発売された1967年は、明治100年にあたると共に、トヨタ創業者である豊田佐吉氏(とよだ・さきち 1867-1930)の生誕100周年の年でもありました。
これにちなんで車名を「Century(世紀)」としたのです。

1997年に発売された2代目センチュリーは、5.0L V型12気筒の強力なエンジンを搭載しており、約2トンもある重い車体をスムーズに走らせることができます。

また、室内空間も最高級車に相応しい造りになっており、シートごとの空調装置やマイナスイオン発生装置、微細な調節のできるリクライニング機能など、様々な快適装備をそろえています。

価格は1253万円となっており、レクサスLSシリーズが登場するまでは、日本車で最も高い車でもありました。
現在は2番目に高い車に落ち着いていますが、それでも庶民には手の届かない車であることは間違いありません。

新型センチュリーではV12エンジンが廃止!ハイブリッド仕様の追加も!

今回のフルモデルチェンジで、センチュリー最大の特徴の一つであるV型12気筒エンジンが廃止されるようです。
新しいエンジンはハイブリッドモデル新型レクサス・LS500hに搭載される、「マルチステージハイブリッドシステム」を採用するようです。

予想スペック↓

エンジンV型6気筒 3.5Lエンジン+モーター
最高出力299ps(220kW)/6,600rpm
最大トルク348Nm/4,900rpm
トータル最高出力358ps(264kw)

国産車でV12エンジンを搭載した車はセンチュリー以外に存在せず、国外の車でもフェラーリ「F12ベルリネッタ」やランボルギーニ「アヴェンタドール」といったスーパーカーへの搭載に限られます。

現行型センチュリーのV12エンジン

センチュリーのためだけに開発された、5リッターV12エンジン。その最大の特長は、各気筒の爆発間隔が短いためトルク変動が小さく、加速感が実に滑らかなことです。また、究極ともいえるバランス性能により、アイドリング振動も極めて小さく、低速走行時でも快適な乗り心地をもたらします。センチュリーは、この高性能V12エンジンのパワーが後席での快適な乗り心地につながるよう、電子制御スロットルによるエンジン制御を開発。後席の方の体に不快な加速とならない、最適なバランスを実現しました。また、高効率で理想的な燃焼を実現するVVT-i*1(連続可変バルブタイミング機構)の採用に加え、フリクションの低減などによってJC08モード走行燃費7.6km/Lという燃費を実現。さらに、エキゾーストマニホールドのシングル化や、インジェクタの高微粒子化などによる低排出ガス化も推進。低排出ガス車認定制度における「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得しています。

出典:http://toyota.jp/

時代に合わせたハイブリッド

今回、V12エンジンが廃止される理由はただ一つ、それは時代にそぐわない燃費性能です。
センチュリーの燃費はJC08モードで7.6km/Lと、お世辞にもいいとは言えません。

その強力なパワーが、2トンの車体を動かすのに必要だったというのも分かりますが、素材や技術の進化で軽量化されるであろう新型センチュリーには、そこまで強力なエンジンは必要ないでしょう。

新型センチュリーには新世代プラットフォームのTNGAが採用され、パワートレーンは新型・レクサスLS600hに搭載されるV6DOHC 3.5Lエンジンをベースに、電気モーターを組み合わせたハイブリッド仕様になり、燃費性能は大幅に向上して【14.0km/L】になると予想されています。

そもそもセンチュリーは官公庁・企業向けの公用車や社用車として企画された車ですので、政治家や社長といった地位のある人達が主なユーザーです。
そのように目立つ人たちが、燃費の悪い車に乗っていたら、人々に悪い印象を与えるかもしれません。

実際、社用車や公用車をより環境に優しいレクサスに切り替える所も多くなってきています。
今回のフルモデルチェンジでハイブリッド仕様が設定されるのは、センチュリーにとって必然でもあったのです。

新型センチュリーにはトヨタの先端技術が惜しみなく投入!

トヨタ プレミアムセンチュリー 2007年

新型センチュリーには、トヨタが培ってきた最先端の技術が惜しみなく投入されるでしょう。

新型プリウスより採用された、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が搭載されると思われます。

また、新型LSシリーズに採用される、自動操舵で衝突回避支援する「プリクラッシュセーフティ」を採用されると思われます。
これはカメラとミリ波レーダーを使い、危険を察知した際に大型HUD(ヘッドアップディスプレイ)に表示し、乗員に注意喚起を促すというものです。また、システムが状況を判断しブレーキを自動でかけ、それでも回避できないと判断した場合、車線内の回避スペースを見つけて自動的に操舵制御し、歩行者との衝突回避を支援する、という機能です。

それほどまでに期待されている技術だからこそ、トヨタの顔でもあるセンチュリーに搭載され、記念すべき年に華々しくデビューすることを期待されているのです。

Toyota Safety Sense Pについてはこちら

現行型センチュリー試乗動画

センチュリーに乗れる機会は中々無いと思われるので、試乗動画で確認してみましょう。

新型センチュリーのデザイン、価格はどうなる?2017年が待ちきれない!

「FSハイブリッドコンセプト」

画像は、2012年の東京モータショーに出展された「FSハイブリッドコンセプト」というモデル。
センチュリーの製造も担当している関東自動車工業が製作を行っており、センチュリーの上を行く高級車というコンセプトのもと、誕生しました。
新型センチュリーは「FSハイブリッドコンセプト」に近いデザインになるともいわれていますが、詳細は不明です。

価格は現行型の1,250万円から値上げされ、1,500~2,000万円になると予想されています。
これが事実なら、センチュリーは再び日本一高い車という称号を手にすることになるでしょう。

ほとんどの人は手の届かない車ですが、国産高級車の代名詞とも言える車がどのように生まれ変わるのか、楽しみでもあります。
2017年とされる発売日には、どんな姿を我々に見せてくれるのでしょうか?

MOBYでは今後もセンチュリーの最新情報を追っていきますので、どうぞご期待ください!

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

ライターをやっております。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車など色々です。...