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新型スマートフォーフォーの魅力|4人乗りスマートの評価や燃費性能は?

皆さんはメルセデス・ベンツから4人乗りの車『スマートフォーフォー』が販売されているのをご存知ですか?あの有名高級外車ブランドから出ているとは思えないコンパクトで見た目も可愛らしい車です。 今回はその新型『スマートフォーフォー』の魅力と実力、燃費や価格までご紹介します。

メルセデスから販売されてている『スマート』って?

参考画像)スマート フォーツークーペ

スマート画像

出典:http://goo.gl/

先ずは『スマートフォーフォー』の説明の前に、簡単に『スマート』についてお伝えしましょう。

ダイムラー社のメルセデス・ベンツと言えば、世界でも有数の高級車で、日本でも人気の高い外国車です。その高級車ブランドからコンパクトカーブランドとして登場したのが『スマート』というコンパクトカーです。

スイスの有名時計メーカーの『Swatch(スウォッチ)』とタッグを組み1998年に開発・販売された2人乗りの車です。
販売当初から大きな話題を呼びました。コンセプトは「最小限のボディサイズで最大限の安全性、快適性、環境適合性を実現する」というものでした。

スペックは全長は約2.5m、全幅は約1.5m。排気量は598cc。

あのメルセデスから販売されているとは思えない見た目の可愛らしさ、コンパクトさ。さらに小さいながらもコンセプト通りの性能・機能。
そして2004年から今回紹介する4人乗りの『スマートフォーフォー』が追加され、2人乗りのスマートは『スマートフォーツー』に改名されました。

しかし、2007年にスマートフォーフォーは一旦生産・販売を終了することとなります。

2015年に新たに生まれ変わった『スマート』シリーズ

復活した新型スマートフォーフォー


2007年に『スマートフォーフォー(smart forfour)』は生産終了しましたが、『スマートフォーツー(smart fortwo)』は第二世代に進化し、北米などでも販売されていました。
そして、2014年に欧州で、2015年10月には日本でも新型の『スマート』シリーズが発表されることになります。

販売されていた『スマートフォーツー』は第三世代に進化し、終了していた『スマートフォーフォー』を生まれ変わり販売される事になりました。
フォーツーは2015年10月に販売開始され、フォーフォーは2016年1月に販売開始となりました。

日本でも話題になり、広告のキャッチコピーは「メルセデス生まれの、シティ・コンパクト」。
嵐の相葉雅紀さんをCMで起用するなど、販売PRにも力が入っています。

生まれ変わった新型『スマートフォーフォー』とは?

スマートフォーフォーの画像

一旦生産終了したものの、新たに生まれ変わり注目を集めている新型『スマートフォーフォー』とは何なのかをここからご説明していきます。

ルノーが加わった『スマートフォーフォー』

新型の生産・開発は、初代の『スマート』と変わって、ルノーとのジョイントベンチャー(合同出資企業のようなもの)になりました。
スマートフォーツーは以前と変わらない工場ですが、スマートフォーフォーに関しては、ルノーから販売されている、兄弟車にあたる新型トゥインゴ(トゥインゴIII)と共に、ルノーのスロベニア工場で生産されることになります。

エンジンの位置が変わって更にコンパクトに!

スマートフォーフォーの画像

出典:http://www.motordays.com/

新型の開発から、ルノーとの共同になったことによってまず変わったのが、エンジンの位置です。

『スマートフォーフォー』は生産終了されたモデルは、FF(フロントエンジン・前輪駆動)でした。
しかし今回からは、RR(リアエンジン・後輪駆動)として販売されます。

ルノーはRR車を得意としたメーカーでもあり、その部分が大きく影響していると言えます。
RR車になったことにより、前方がよりコンパクトになりました。それに加えて、新たなプラットフォームの使用により、トレッド(左右タイヤ接地面の中心間の距離)が広がり、前輪の切れ角が増して、RR車として、最大限の力を発揮できるようになりました。

RRは操縦安定性などの点で難しい面もあるが、新型スマートでは不満のない乗り心地、静粛性、このクラスのRR車としては稀に見る操縦安定性を確保している。また、RRならではの個性、メカニズム的な面白さ、電動化など将来の展開性も楽しみ。

出典:http://goo.gl/

世界最小のコンパクトカーに!

RR車に生まれ変わった事により、前方に無駄なスペースが無くなり、更にコンパクトになった『スマートフォーフォー』。

全長3.5mで4人乗りを成立させている事も驚きですが、特筆すべきは最小回転半径です。スマートフォーフォーで4.1mと、今どきの軽より圧倒的に小さいのです。

RR車の利点を最大限に生かすボディになっているのでこのような小回りが実現可能になりました。
欧州や日本など、密集した住宅街や狭い路地でもこの新型『スマートフォーフォー』なら難なく走り抜けるでしょう。

コンパクトになったのに室内は広々、使いやすく進化

スマートフォーフォーの画像

新型『スマートフォーフォー』の更なる驚きはまだあります。
以前のモデルよりコンパクトにになったにも関わらず、室内空間は拡大しているのです。

それも全長等は短くして、全高を10センチ程高くしたことによるものでしょう。
ただ、後部座席は大人ではやはり若干の窮屈さは感じるかもしれません。

そして前モデルと内装面でも大きく変化しています。

キーを差す位置がセンターコンソールから、一般的に馴染みのある、ステアリング右へと変更。ブレーキペダルも従来のオルガン式から、一般的な釣り下げ式に変更され、操作感もペダルレイアウトも格段に操作しやすくなっています。

ラゲッジスペースも、185~最大730Lを確保しています。日常の買い物程度なら十分なスペースと言えるでしょう。また、助手席バックレストを畳むこともできるので、長物も積める事が可能です。

見た目がポップで、一目で分かる個性的なデザイン

新型『スマートフォーフォー』デザインも新しくなりました。

先代の一目で分かるコンパクトさのデザインコンセプトは生かしつつ、更にそこにポップさを追加しました。
ボディーを2色構成にしていることからそれが伺えます。

フロントはボンネットが少し強調されて、フロントグリルやヘッドライトが大きくなっており、ポップさの中にも逞しさが垣間見えるでしょう。
内装面もインパネ部分には布張りを採用し、シンプルだが風合いにもこだわり、太めの革巻きステアリングホイールも以前と比べてそっけない感じはなくなっています。

新型モデルは安全面や室内装備も充実!

コンパクトカーながら安全面での装備もしっかりしています。

それの象徴ともいえるのがデザインのツートンカラーでボディと別れている部分、高強度スチール骨格「トリディオンセーフティセル」です。
これは以前の『スマート』にも採用されていたもので、それが受け継がれています。
この骨格のおかげで、Sクラスとの衝突でも室内は守られています。

またエアバックは、前席左右のSRSエアバッグに加え、SRSサイドエアバッグを備え、運転席にはSRSニーバッグも追加。またドアパネルは乗員の腰部を保護する目的で変形部材を採用し、コンパクトカーとは思えない充実の安全装備です。

出典:http://goo.gl/

また室内装備も時代に合わせた装備になっています。

オーディオに関しては敢えてCDプレイヤーは搭載せず、Bluetooth/USBインターフェース付のAM/FMラジオにしています。

ナビも純正アクセサリーとして専用スマートフォンクレードルが用意されるほか、ナビゲーション機能やハンズフリー機能をセットにしたスマート専用アプリ「スマート・クロス コネクト」も無料でダウンロードできるようになっています。

これは、スマートフォンが主流の現代に合わせた考え方でしょう。

他にもワイパースイッチを間欠ポジションにしておくだけで、ワイパーの作動を自動調整してくれるレインセンサーの装備、アクセルを踏まなくても設定した速度を保持してくれるクルーズコントロール等、最新装備も搭載しています。

コンパクトながら、中身は最先端技術が凝縮されているのです。

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