主流となりつつあるプロジェクターヘッドライトとは?マルチリフレクターとの違いと構造は?

最近の車のヘッドライトを見ていると魚眼レンズのような丸いレンズの車が多いのが分かります。以前の主流だったマルチリフレクターヘッドライトとは何が違うのでしょうか?今回はプロジェクターヘッドライトの歴史や仕組み、どういったメリットがあるのかを詳しく紹介します。

プロジェクターヘッドライトとは?

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プロジェクターヘッドライトとは簡単に言うと光をレンズで拡大し照射する仕組みのヘッドランプです。レンズが球面になっていることから魚眼レンズと言ったりもします。まん丸のレンズなので車のヘッドライトがより生き物の目のように見えるようになりましたね。

車のフロントマスクを顔と言ったりする人もいるくらいなのでそういう意味では車のフロントデザインに躍動感を与える役割があるのかもしれません。丸い可愛いヘッドライトの車はより可愛く、つり目のヘッドライトの車はより精鋭に。そんな効果もあるのではないでしょうか?

今回はそのプロジェクターヘッドライトの歴史や仕組み、利点についてご紹介します。

プロジェクターヘッドライトの歴史

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プロジェクターヘッドライトが初めて採用されたのは1986年ドイツの高級自動車メーカーBMWと言われています。その翌年には日産のスカイラインにも採用されました。

前述のとおり以前は一部の高級車にしか見られなかったタイプのヘッドライトですが、現在ではほとんどの車で採用されています。最近では軽自動車でも見かけますね。

また、ロービームはプロジェクター、ハイビームはマルチリフレクターという両方採用する車も多くあります。

プロジェクターヘッドライトとマルチリフレクターヘッドライトの構造は?

マルチリフレクターヘッドライトとは?構造から解説

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マルチリフレクターヘッドライトは名前の通り、お椀の形をした多面の反射板を利用して光を照射します。反射板の角度をコンピュータを使って設計するので、効率よく照射ができる仕組みとなっています。

マルチリフレクターヘッドライトは仕組み上、光が拡散するのでプロジェクターヘッドライトに比べると光の境目がぼんやりしています。また、ヘッドライトのデザインを複雑にできるというメリットがあり、ヘッドライトの形状はその車のアイデンティを表す重要な要素になりました。プロジェクターヘッドライトが普及するまでは最も主流なヘッドライトの構造でした。

プロジェクターヘッドライトとは?構造から解説

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従来のマルチリフレクターヘッドライトは光が分散し、本来必要ないところまで照らされていました。プロジェクターヘッドライトはプロジェクター内部にリフレクターがあり、内部で反射させた光をレンズに集めて必要な個所にだけ無駄なく照射することができます。そのためマルチリフレクターヘッドライトに比べて拡散がなく、光の境目(カットライン)がはっきりしているのが特徴です。

プロジェクターヘッドライトが広く普及するようになったのはなぜ?

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以前は一部の車にしか採用されていなかったプロジェクターヘッドライトがこんなにも普及した理由のひとつは量産によりコストが下がったことが上げられます。

安全面で見れば、照射の無駄がないため対向車や歩行者が眩しくないという利点があります。また、最近搭載車が増えたLEDヘッドライトは光源が小さくマルチリフレクターとは相性が良くありません。HIDはマルチリフレクターでは光が拡散するため、対向車の迷惑になるというデメリットもあったようです。そういった観点からプロジェクターヘッドライトが採用されるようになったのです。

さらに、HIDとLEDはハロゲンに比べると発熱が少なく、消費電力が非常に少ない、長寿命というメリットもあります。

HIDとは?

HIDとは、High Intensity Dischargeの略で、一般にディスチャージヘッドランプとも呼ばれています。 通常ヘッドライトに使用されるハロゲンランプは、ハロゲンガスを封入した密閉容器内で、フィラメントという金属製の芯材が発熱、 発光することで光ります。 HIDにはフィラメントはありません。

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HIDについての詳細はこちらを参考にしてください!

今後の主流はLEDプロジェクター?

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プロジェクターヘッドライトについて、いかがでしたでしょうか。
LEDとHIDは消費電力が少なくなるのでオルタネータという発電機も小さくできます。
したがってエンジンへの負荷も低減され、燃費が良くなるという相乗効果も見込めます。

近年、徐々に普及し始めた電気自動車などは、消費電力が最も少ないLEDヘッドライトと相性が良いので今後さらに増えるものと思われます。

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