- 車の歴史(152)
世界で愛されるトヨタ スープラの歴史と現在の中古車価格は?【日本の名車】
2002年に販売を終了し、新型モデル、後継モデルは販売されていないトヨタ スープラ。今でも人気の高い、トヨタが誇る往年の名車です。そんなトヨタ スープラの歴史を振り返ります。また現在の中古車情報もまとめてお届けします!
世界で愛されるトヨタ スープラ
スープラ好きで知られたポールウォーカー
販売終了から約15年。世界でいまだに愛され続けるトヨタスープラ。
映画「ワイルドスピード」の俳優で車好きで知られるポール・ウォーカーもスープラに魅了された一人でした。
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スープラは日本よりも海外で愛されている?
以前、海外メディアが発表した「世界で愛される90年代の名車ランキング」では、スープラが堂々1位に輝いています。
日本車の黄金時代だった90年代。
日産GT-R、マツダRX-7、ホンダNSXなどの名車を抑えての首位となりました。
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世界で最も愛された車のひとつ、トヨタスープラ。
ここから、1978年から2002年まで4代続いたトヨタ「スープラ」の歴史をご紹介します。
初代スープラ(セリカXX)A40/50型
国内では「セリカXX」の名で登場
トヨタ スープラの歴史は、1978年にまでさかのぼります。1977年の東京モーターショーで出展され、翌年の1978年にトヨタ セリカの上位車種として発売されました。
日本では「セリカXX」、北米では「スープラ」の名称で販売されました。
高級志向のスペシャリティカーとして、国内外で人気を博しました。
1986年に生産を終了し、第二世代(A60型)に移行します。
この初代スープラで採用されたFR方式・直列6気筒エンジンというスタイルは、最終型まで貫かれる事になります。
初代スープラのCM映像
第2世代 トヨタ スープラ(A60型)
リトラクタブルヘッドライトを採用
第二世代スープラは、1981年に登場し、1986年まで生産されました。
初代スープラと同様に、国内では「セリカXX」、北米では「スープラ」の名を冠しています。
初代スープラは高級志向のラグジュアリーカーでしたが、A60スープラはスポーティ路線へと路線変更されました。
ボディー形状は直線的になり、リトラクタブルヘッドライトを採用。最高速度は時速200kmオーバーを記録しました。
2代目スープラのCM動画(国内では「セリカXX」の名称で販売)
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