オープンカーの呼び方と意味の違いを解説!カブリオレ,コンバーチブル,ロードスター,スパイダーとは?

一括りにオープンカーと呼んでいますが、「コンバーチブル」、「カブリオレ」、「スパイダー」などなど、オープンカーの呼び名は多岐にわたります。聞いたことはあるけど、違いが説明できない、オープンカーの呼び方とオープンカーの名車、代表的な車種についてまとめてみました。

オープンカーの種類、説明できますか?

オープンカーのある風景の画像

出典:http://porschewbs.exblog.jp/

春から初夏にかけて気候が良くなってくると、乗ってみたくなるのがオープンカー。

一括りに「オープンカー」と言っていますが、オープンカーの中でも、いくつもの呼び名があるのはご存じですよね?
「コンバーチブル」「カブリオレ」「スパイダー」などなど、なかなか違いがわからない、オープンカーの呼び方と意味についてまとめてみました。

オープンカーの種類

シボレーカマロとワーゲンビートルの画像

出典:http://news.livedoor.com/

オープンカーは、既存車種をベースとしてつくられた車か、オープンカー専用ボディかによって大きく2つに分けることができます。

具体的には既存車種をベースとしてつくられ、比較的居住性の高い「カブリオレ」や「コンバーチブル」と、オープンカー専用ボディとしてドアやサイドウインドが無く、折りたたみ式の屋根だけを付けるタイプのオープンカーは「バルケッタ」「ロードスター」「スパイダー」などと呼ばれれいます。

▶屋根を開けることができるオープンカー:カブリオレ、コンパーチブル
▶屋根を閉めることができるオープンカー:バルケッタ、ロードスター、スパイダー

「コンバーチブル」と呼べる条件とは?

ゴルフカブリオレ ルーフ開閉の画像

出典:http://www.isize.com/

第二次大戦前のアメリカでは、リアクォーターウィンドウがないことが「コンバーチブル」の条件だった時期があります。

ルノーやフォルクスワーゲン、BMWなどの欧州車では「カブリオレ(ドイツ語ではカブリオ)」を英文表記する際に「コンバーチブル」と変わります。
ちなみに、BMWジャパンは「カブリオーレ」という呼称で統一しています。

「カブリオレ」と「コンバーチブル」の違いは?

「カブリオレ」と「コンバーチブル」は“屋根を開けることができる”車ですから、ルーフを閉じたときの耐候性や静粛性がクローズドボディと同等かそれに近い機能を持っていることが条件です。

また、「カブリオレ」と「コンパーチブル」の違いは、車としての違いではなく言語圏や国による言い回しによるものです。

メーカーが独自に呼称をつける場合もある

ポルシェ911タルガトップの画像

出典:http://gqjapan.jp/

センターピラーを残してルーフを取り外せる「タルガ」または「タルガトップ」というタイプがありますが、「タルガトップ」はポルシェの商標になっていますので他社の車名として使われることはありません。

メーカーが独自の呼称として、メルセデスは「SL」という名称(現在は変更されています)をつけていましたし、ロールス・ロイスは「コーニッシュ」と呼ばれています。

【オープンカーの種類①】 カブリオレとは?

キャブリオレ(馬車)の画像

出典:http://4travel.jp/

「カブリオレ」はドイツ車、フランス車によくつけられている名称で、1頭立て2人乗りの幌馬車、カブリオレ(仏語:Cabriolet、独語:KCabriolett)が語源です。

自動車用語では、最初それに似たボディを指していましたが、今は使われていません。
「カブリオレ」はフランス語の発音に近い表記(より正確にはキャブリオレー)で、ドイツ語では「カブリオ」となります。

代表車種:BMW3シリーズ カブリオレ

BMW3シリーズカブリオレフロントの画像

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BMW3シリーズカブリオレ リアの画像

出典:http://www.goo-net.com/

BMWとして初めてリトラクタブル式ハードトップを採用しました。
屋根の開閉は、センターコンソール上のスイッチ操作で22~23秒で完了します。

新車価格 4,270,000円~8,150,000円

【オープンカーの種類②】 コンバーチブルとは?

BMW-M4コンバーチブル開く画像

出典:http://www.idea-webtools.com/

「コンバーチブル」は主にアメリカ車、イギリス車につけられている名称であり、「convertible」=変換できるという単語そのままです。
開放型(オープン)と密閉型(クローズ・ボディー、ドアあり)を切り替えられる車、という意味ですね。

この名が最初につけられたのは、1937年に発表された米国のフォード・コンバーチブルセダンですが、それまではイギリスでは「天井無し」という意味の「ドロップヘッド」という名称が使われており、クラシックカーなどには「ドロップヘッド」という名がつくものが見つけることができます。

「コンバーチブル」は、ハードトップもしくはソフトトップの屋根を取り付けられる構造を持っていないと、「コンバーチブル」の条件は満たせず、屋根(ソフト・ハード)だけではなく、ドアガラスが上がり、完全なクローズド・ボディーにできることがコンバーチブルの条件となっています。

「コンバーチブル」だけど「ロードスター」?

例えば、メルセデスベンツSLKは形態としては「コンバーチブル」ですが、メーカーとしては「ロードスター」と呼んでいます。
おそらく、トップが完全に車体内部に隠れるためでしょう。

逆にアウディA4カブリオは、幌を車体内部に格納することができますが、スポーツカーではないので「ロードスター」とは呼ばれていません。

代表車種:フォード マスタングコンバーチブル

フォード マスタングコンバーチブルの画像

出典:http://kakaku.com/

アメ車でありマッスルカ―として知られるフォード マスタングのコンバーチブルの歴史は、フォード・ファルコンをベースに作られた1964年に遡ります。
バランスの良いスタイリングと性能が受け、アメリカの自動車史に残る大ベストセラーとなり、現在まで愛され続けています。

マスタング コンバーチブル 2006年モデル
新車価格帯:570~586万円
中古車価格帯:148~528万円

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