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日産 新型ノートe-POWERの燃費は37.2km/L|レンジエクステンダーEV最新情報

日産のコンパクトカー「ノート」が2016年に新型にマイナーチェンジがなされ大幅に燃費性能が向上しました。同時に、パワーユニットにレンジエクステンダーEVハイブリッドシステムの「e-POWER」を搭載したモデルを追加しました。今回は、マイナーチェンジした新型ノートの詳細と、気になるレンジエクステンダー式ハイブリッドシステム、「e-Power」について解説します。

日産新型ノート e-Powerの売り上げは絶好調!

発売7ヶ月で10万台以上発売の快挙!

新型ノートは2016年11月2日より受注を開始し、2017年5月末までに7ヶ月ほどが経ちました。

現段階で、累計10万797台の販売台数を達成したと発表しました。

また、7ヶ月連続でコンパクトカーのランキングにおいても販売台数で1位を獲得しました。

販売台数全体を見ても、内訳を見ても新型ノートの売り上げは順調で、日産の威信をかけた新型ノート「e-Powerハイブリッド」は絶好調と言えそうです。

最人気色はブリリアントホワイトパール

日産 ノート e-power 新型

新型ノートのボディカラーは13色が用意されていますが、その中でも最人気色はブリリアントホワイトパールで、全体の23%を占めています。次点にブリリアントシルバー、さらにダークメタルグレーが続きます。

ノートe-POWER専用色のプレミアムコロナオレンジは第5位となっています。

日産新型ノートビックマイナーチェンジで発売開始

10月24日 新型「ノート e-POWER」のオフライン式を開催・11月2日発売開始

2016年10月24日、日産は神奈川県横須賀市にある追浜工場で、新型「ノート e-POWER」のオフライン式を開催しました。式典には工場の従業員約1000名と共に、日産自動車CEOのカルロス・ゴーン氏が参加し、挨拶を行い、それから約1週間後の同年11月2日、いよいよ新型ノートが発売されました。

今回のマイナーチェンジの最大の注目ポイントは、新たに追加されるレンジエクステンダー式ハイブリットシステム「e-Power(eパワー)」です。

ゴーン氏は新型ノート e-POWERについて「軽快な走行性能と高い燃費性能を両立し、国内、国外販売共に成長していくだろう」と述べています。

新型ノートは以前からの予想通りハイブリッドエンジンを採用し、JC08モード燃費37.2km/Lを達成したと、ゴーン氏自ら説明しています。これは同セグメントで一番高い数値であり、現在トップのトヨタ アクアの37.0km/Lを上回る燃費性能です。

また、これまでノートは九州工場で行われていましたが、新型ノート e-POWERは神奈川県横須賀市に位置する追浜工場で行われます。九州工場は既に輸出向け製品の製造をさらに伸ばしていくため、モデルチェンジを機会に追浜工場に移転し、製造ラインを常に進化させていくことを目的としています。

本記事では、新型ノートに関する性能やデザイン、価格について詳しく解説します。

日産の最新ハイブリッド技術「e-POWER」の新たな展開は?

今回のオフライン式で、ゴーン氏はその他のエコカーについても言及しました。ゴーン氏は「日産は電気自動車に最も注力していくが、PHVを開発しないということではなく、三菱自動車のPHV技術を主に活用していく」と述べました。

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日産新型ノート e-POWER オーテックバージョンが登場

12月12日 特別仕様車「モード・プレミア」発売

2016年12月12日、オーテックジャパンは新型ノートe-POWERの特別仕様車「モード・プレミア」を発売します。

オーテックジャパンは日産自動車のカスタムカー、福祉車両、商用特装車を製作しています。12月12日に発売されるノート モード・プレミアは専用のエクステリアパーツやホイールを装着し、内装においても専用シート生地や本革巻ステアリングを採用するなどしてスタイリッシュに仕上げられています。

さらにこのモード・プレミアには、ノートe-POWERに8万6400円のメーカーオプションとして設定されている「ツーリングパッケージ」が標準で装着されます。

ツーリングパッケージは伸びやかなパワーフィールをもたらすファインレスポンスVCMに加え、フロントクロスメンバーやフロント&リアサスペンションメンバーステーによるボディ補強、専用チューニングサスペンションと16インチホイール&アルミホイールがセットになったパッケージです。

コーナリングでの安定性や、加減速のレスポンス向上により、より快適な走りを実現します。

価格は169万円~221万円です。

ノート モード・プレミアのエクステリア画像

日産 ノートe-POWER モード・プレミア 2016年

ノート モード・プレミアの内装・インテリア画像

日産日産ノートについておさらい

日産の主力コンパクトハッチバック!

日産 ノート

日産 ノートは日産の主力コンパクトカーの一つで、ハッチバックというボディタイプに分類される車です。

2015年のコンパクトカー年間販売台数ランキングでは第4位にランクインした人気車種です。

老若男女を問わない親しみやすいデザインや豊富なカラー・タイプバリエーション、そしてコンパクトながら広々とした室内を持つ機能性が人気の秘訣でしょう。

日産はそんなノートの新型へのモデルチェンジを行うようで、2016年11月2日にマイナーチェンジモデルの発売を開始しました。
旧ノートについて詳しく知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。

トヨタのアクアやフィットなどライバル車に押され気味だった・・・

トヨタ アクア 特別仕様車 S StyleBlack 2016年

※画像はトヨタ アクア
ノートは日産の主力車種で、コンパクトカーの中でも確かな販売台数を誇っていますが、近年では、ハイブリッドカーとなりさらに燃費を向上させたトヨタのアクアやホンダのフィットに押され気味です。

近年のハイブリッドカーの人気を考えると、日産ノートもそろそろハイブリットモデルを追加してくるのではないかと言われていました。

日産は、そんな状況の中で満を辞して新型ノート「e-Power」を発売する形になります。

日産新型ノートの内装・外装デザイン

新型ノートの外装・エクステリアデザイン

日産 ノート e-power 2016年
日産 ノート e-power 2016年
日産 ノート e-power 2016年

今回のノートのモデルチェンジで、最大の注目ポイントはやはりレンジエクステンダー式ハイブリッドシステム「e-Power(eパワー)」かと思われますが、同時にフロントマスクを始めとするデザインについても変更がなされています。

新型セレナと同じく、V字型に張り出されたフロントマスクが特徴的です。

また、カラーラインアップも豊富で全13色から選べるようになっています。

新型ノート内装・インテリアデザイン

ノートはコンパクトカーではありますが、ノートの室内は「ひとクラス上のセダンに匹敵する広さの快適な空間(日産公式)」を実現しているようです。

日産新型ノートe-POWERの価格は?

新型ノートの価格については以下の通りになります。
・ノート e-POWER S:177万円
・ノート e-POWER X:196万円
・ノート e-POWER MEDALIST:224万円

車載用リチウムイオン電池は国内メーカーのパナソニックから購入予定です。
アクアやフィットと比べても低価格で非常に人気が高くなりそうですね。

また、新型ノートのガソリンモデルは139万円から192万円となっています。

日産新型「ノートe-Power」の燃費などの性能は?

日産 ノート e-power 2016年

日産ノートは、今回のモデルチェンジで新たに、レンジエクステンダーEV式のハイブリットモデルを「NOTE e-POWER」として追加しました。

テスト車両のスパイショットがなんどもリークされるなど、注目度の高かった日産の新型ノート。

前述した、トヨタのアクアやフィットのハイブリッドシステムに、日産は「Pure Drive e-POWER」という新開発のレンジエクステンダー式のハイブリッドシステムで対抗する姿勢。

このレンジエクステンダーですが、簡単に言えばエンジンを発電のみに使用し、走行は電気で行うとのこと。

詳しくは次ページで解説します。

新型ノートの燃費性能は驚異の37.2km/L!

新型ノートの気になる燃費性能についてですが、ライバル社であるアクアを超えるJC08モード燃費37.2km/Lとなっています。
他社のハイブリッドタイプのトヨタ・アクアがJC08モード燃費37km/L 、ホンダ・フィットがJC08モード燃費36.4km/Lなので、国内のコンパクトカーでは最低燃費を誇ります。

カルロスゴーンCEOもレンジエクステンダーシステム「e-Power」に自信あり

今回の「ノート レンジエクステンダー式ハイブリットモデル」の追加には、日産のCEOであるカルロスゴーン氏もかなり自信ありの力作となっているようです。

発電用の「Eパワーシステム」と呼ばれるレンジエクステンダーシステムと日産の電気自動車「リーフ」で培った、電気モーターの技術を合わせ、さらに直列3気筒のエンジンと、小型化したリチウムバッテリーを採用。

新技術を数多く搭載し、満を持して発売開始した新型ノート。
ゴーン氏が自信ありとするほどの完成度となっているようですが、逆に考えれば自信のない技術を大切なコンパクトハイブリットカーの市場に投入するがありません。
実燃費や乗り心地、使用感にも期待が持てますね。

エマージェンシーブレーキなど安全性能も標準搭載!

フロントカメラにより前方の車両や歩行者を検知することで、ドライバーに回避操作を促したり緊急ブレーキを作動することで安全を確保します。

他にも前後の安全機能として、踏み間違い衝突防止アシストやLDW(車線逸脱警報)、進入禁止標識検知など競合ライバル車にも引けを取らない装備となる模様です。

日産新型ノートのNISMOやモードプレミアも登場!

オーテック「新型 ノート e-Powerモード・プレミア」

日産 ノート e-power モード・プレミア 2016年
日産 ノート e-power 2016年 メーター

日産のカスタムカーを製造するメーカー「オーテック」は、新型ノートの高級感を向上させたカスタムカーとして「新型ノート モード・プレミア」の発売を発表しました。

上記画像のように、外装・内装ともにさらに上質なものとなっています。
外装・エクステリアについては、モード・プレミア専用のフロントマスクとアルミホイール
を採用し、さらには塗装に関してもメタリックな専用仕様に。
内装・インテリアについても、専用の革巻きステアリングや3種類の高級感のあるシートバリエーションから選ぶことができようになります。

きになる価格や発売についてですが、価格は「169万円~221万円」、発売日は12月12日となるようです。

新型ノート以外のコンパクトカー・エコカーについてはこちら

レンジエクステンダーとは?

エンジンで発電する電気自動車


我々が知っているハイブリッド車は、エンジンとモーターという二つの動力源を持つ車のことであると認識していますが、ハイブリッド車には他にも違う形式があります。

それが「レンジエクステンダー」と呼ばれるものなのです。

日産は電気自動車のラインナップをEVではなく、「シリーズ・ハイブリッド」と呼んでいることからも分かるように、ハイブリッドシステムの一つとして考えるのが正解です。

どのような仕組みかというと、通常のハイブリッド車同様にエンジンも搭載されていますが、エンジンは走行するためには使用されず、発電のために使用されます。

走行時は発電された電気を用いてモーターを駆動するので、走りに関しては「リーフ」などのEVと全く同じになります。

エンジンは最も効率の良い回転数で運転されるので、ハイブリッド車よりも燃費は良く、自ら発電するためにEVの欠点である走行距離を伸ばすことができます。

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レンジエクステンダーを採用している他の車は?

それでは次に「シリーズ・ハイブリッド(レンジエクステンダー)」を採用している車種をご紹介しましょう。

シボレー・ボルト

エンジン形式・排気量:直列4気筒・1,398cc
エンジン最高出力:63kw(84hp)/4,800rpm
駆動用モーター出力:111kw(149hp)
発電用モーター出力:55kw
EVモード航続距離:56km
EV&航続距離延長モード合計航続距離: 最長610km

この車はゼネラルモーターズが2010年に2011年モデルとして発売した5ドアハッチバック型のレンジエクステンダー式電気自動車(シリーズ方式のプラグインハイブリッド車)です。

日本導入予定は未定ですが、「シリーズ・ハイブリッド(レンジエクステンダー)」方式を採用した量販車の代表が「ボルト」で、主に北米において「トヨタプリウス」や「日産リーフ」と環境対応車クラスの販売競争を繰り広げています。

シボレーでは航続距離延長型電気自動車(E-REV:Extended Range Electric Vehicle)と呼んでいる「ボルト」。シボレーとEPA(米国環境保護庁)が、2016年型シボレー「Volt(ボルト)」の燃費を正式に発表しており、電気モーターのみ(レンジエクステンダーを始動させないEV走行)による航続距離は53マイル(約85.3km)だとしています。

BMW i-3 レンジエクステンダー

車両価格:546万円  プラス47万円
エンジン形式・排気量:直列2気筒・647cc
エンジン最高出力:28kw(38hp)/5,000rpm
駆動用モーター出力:125kw(170hp)

EVモード航続距離:130~160km
航続距離: 最長300km


まるでコンセプトカーのような観音開きのドアが特徴的なボディは、アルミより30%軽く、高い強度を持つカーボン・セルのおかげで、重い電池を搭載するEVであるにもかかわらず、車両重量は1260kgにとどまっています。

BMW i3は標準のEVモードでも130~160kmの航続距離を実現し、日常の用途ではほとんどの走行シーンをカバーできます。

しかし長距離走行において、オプションのレンジ・エクステンダー装備車なら、BMW i3の航続距離を最大300 kmまで伸ばすことができます。

レンジ・エクステンダーでは小型のガソリン・エンジンでプレミアム・ガソリンを使用します。このエンジンはさらにリチウムイオン・バッテリーを充電するため、電気エネルギーによって引き続き走行することもできます。

何より嬉しいのは日本で購入出来ることで、「リーフ」よりも200万円ほど高い車両価格がネックですが、日産車とBMWの差と考えれば納得できるかもしれません。

肝心の「レンジ・エクステンダー」の効果は、エンジンが小型な為もあって少ないですが、標準車の47万円アップ分は走ってくれるようです

航続可能距離の解説はこちら!

日産新型ノートe-POWER に「NISMO」を追加

日産 ノート e-powerNISMO 2016年

NISMOことニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(Nissan Motorsports International CO)から生まれたモータースポーツ仕様であるNISMOが新型ノートe-POWERに追加されると公式発表されました。
「e-Power(eパワー)」を搭載したノートのスポーツモデルは走りと低燃費を両立できる非常に魅力的なモデルになります。

日産 ノートe-POWER NISIMO 主要装備

日産 ノートe-POWER NISIMOには、ガソリンエンジンモデルのNISMOと共通して専用のフロントグリル、リアフォグランプ付きのリアバンパーにルーフスポイラー、サイドシルプロテクター、シャークフィンアンテナが採用されています。
また、車幅灯連動の専用LEDハイパーデイライト、専用ブラックルーフライナー、テール径φ85の専用エキゾーストテールエンドも装備され他のモデルとの差別化が図られています。
内装では、専用の本革・アルカンターラ®巻3本スポークステアリング、専用アルミ製アクセル・ブレーキペダル、NISMOロゴ入り専用アルミ製フットレストなどが装備されます。

日産 ノートe-POWER NISIMO の強化された性能

日産 ノートe-POWER NISIMO には、専用のチューニングコンピューター(VCM)が搭載された上、NISMO専用サスペンションとYOKOHAMA DNA S.driveタイヤ&16インチアルミホイールに、フロント強化スタビライザー(NISMO Sと共通)、さらにNISMO専用のボディ補強(フロントクロスバー・フロントサスペンションメンバーステー(トンネルステー)・トンネルステー・リヤサスペンションメンバーステー・リヤクロスバー)が装備され、エンジン、足回り、ボディが他のボディよりスポーティーにカスタマイズされています。
また、車速感応式電動パワーステアリングはNISMO専用のセッティングとなっています。

日産自動車は、「ノートe-POWER NISMOは、NISMOのチューニングによりe-POWERのモータードライブ特性を最大限に活かし、より新しく先進的な運転感覚や、胸のすくような加速性能、優れた静粛性など、一歩先をゆく新しいNISMOを体感したいお客さまに向けたモデルです」と伝えています。

日産 ノートe-POWER NISIMO の車両価格

メーカーの全国希望小売価格は、246万円(税込)となっています。

日産新型ノートで起死回生なるか

レンジエクステンダーに期待

繰り返しになりますが、ノートは日産の主力車種。
それにもかかわらず、長らくトヨタのアクアや、ホンダのフィットに押され気味になっていました。
今回の新型ノートの発売で、燃費性能の面でも最新装備の面でも、3車種の中で頭ひとつ抜けた車種となりました。

ノートは新型となり、また人気を取り戻せそうですね。
コンパクトカーやハイブリッドカーを検討している人にとっては、現状では最有力候補の一つとなるのではないでしょうか。

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