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ホンダ新型S1000は出ない!当初の予想から最新情報までおさらい

ホンダ新型S1000は発表&発売予定なし!幻の車に

S1000 東京モーターショー2017にも出展されず

ホンダ S660

ホンダ S660 α(6MT) 5代目 2015年型

ホンダからS660をベースとした新型スポーツカー「S1000」が発表・発売されるという噂が流れ、雑誌社から予想が続出した2016年。
2017年に東京モーターショーの開催が決定していたためファンの間では盛り上がりましたが、結局東京モーターショーでS1000が発表されることはありませんでした。

その後、S1000発表・発売の噂や予想は収束に向かい、結果としてS1000が発売される可能性はかなり低いという状況になっています。

幻の車となったホンダ新型S1000ですが、これまで編集部が立てた予想や集めた最新情報をまとめました。

【最新情報】S1000ではなく新型S2000(ZSX)が復活か

ホンダZSXの予想レンダリングCG

ホンダZSX(ベイビーNSX) S2000後継 予想レンダリングCG

ホンダ S660のパワーアップ版であるS1000は発売となりませんでしたが、その後ホンダのFRスポーツ・S2000の復活およびフラッグシップスポーツ・NSXのベビーカーとして「ZSX」というスポーツカーが発表される、という予想が出ています。
こちらの方は発表・発売の可能性があり、S1000の時と同様、ファンの間で盛り上がりを見せています。

S1000やZSXの発売予想が盛り上がるのは、ライトウエイトスポーツカーへの需要と期待が一定層あることを示しています。

もし新型ZSXの登場が実現すれば、軽自動車規格のS660と2000万円オーバーのスーパーカー・新型NSXの中間に位置するモデルが存在することに。
ホンダのスポーツカーラインナップが強固になりますので、ぜひ期待したいものです。

ホンダ新型ZSXについてはこちら

ミッドシップ(MR)とは?駆動方式の意味と外車・国産の代表車種をご紹介

ホンダが開発中と予想されていた新型スポーツ「S1000」とは?

海外輸出に目を向けたグローバルモデル=S1000と予想

ホンダ ロゴ
©Shutterstock.com/ Jonathan Weiss

ホンダ新型S1000は、日本国内で人気を誇るホンダの軽オープンカー・S660をワイドボディ化し、エンジンパワーをアップさせたモデルと予想されていました。

S1000は、日本で成功をおさめたS660をワイド化し、海外をターゲットとしたものだと考えられます。
日本独自の軽自動車規格から外れながらも、S660のコンセプトそのままに、欧米市場を狙ったライトウェイトスポーツカーと期待されていました。

新型S1000のベースはS660?

ホンダの軽オープンカー「S660」とは

S660の画像

2015年、本田技研工業から登場したS660。ホンダとしてはビート以来、19年ぶりの軽自動車規格のオープンカーの発売となりました。

ホンダがこれまで発売してきた「Sシリーズ」と同様、S660もまた「S」を名乗りますが、S660は駆動方式にMRを採用した点で他のSシリーズと大きく異なります。

S660は軽自動車ゆえの軽快なハンドリング、爽快なレスポンスを持ち味とするS660は、運転者を楽しませ、多くの車好きの心を掴み、見事に大人気車種となりました。

その大変な人気ゆえに試乗車が足りない、納期が遅れるといった問題も発生しました。

ホンダ 新型S1000のデザインは?

デザインはS660と似たものになると予想

ホンダ S1000の予想レンダリングCG

ホンダ S1000 予想レンダリング

上のS1000の予想CGデザインは、S660とさほど変わらないデザインとなっています。

S1000の車体サイズは全長3500mm×全幅1590nn×全高1190mmとなると予想されていました。
この数値は、S660のボディサイズが全長3395mm×全幅1475mm×全高1180mmですので、全長と全幅が若干大きくなる程度です。

パワーアップ化に応じてボディサイズが拡大され、現行型S660のデザインをさらに改良したエクステリアと予想されていました。

ホンダ 新型S1000の性能・スペックは?

VTECターボ搭載でS1000のパワーはS660の2倍に?

↓直噴2.0L VTECターボエンジン

直噴2.0L VTEC TURBOエンジン シビック タイプR 2015年

S1000とS660の最大の違いは、軽自動車の規格ではどうしても物足りなかったエンジンパワーの部分です。
ボディサイズがS660とあまり変わらぬ一方で、パワーユニットは全く異なるものが搭載されると予想されていました。

具体的には、S1000は1.0L 直列3気筒 直噴VTECターボエンジンを搭載し、最高出力は127ps、最大トルクは20.4kgfm程度に出力アップが図られると予想されていました。
S660のエンジンパワーが64ps、10.8kgfmなので、約2倍の出力アップです。

軽自動車の馬力規制によりS660の最高出力は64psにとどまりましたが、S1000はそのような規制がないためにこういったパワーアップが可能です。
実際は実現しませんでしたが、S660以上の走りができるS1000への期待値は高かったといえるでしょう。

馬力とトルクの意味とは?違いや単位から換算・計算方法まで徹底解説!

新型S1000のライバル車は?

ホンダS1000の市販化が実現した際、最大のライバルとなるのはやはりトヨタS-FR、マツダロードスターとなります。

トヨタ S-FR

トヨタ S-FR コンセプト 2015年モデル

S-FRとは、トヨタが東京モーターショー2015で世界初展示をしたライトウェイトスポーツカーです。

このS-FRとS1000は、ボディサイズやパワーユニットなどが同クラスとなるため、もし両車が発売されればユーザー層は被り、ライバル関係になることは間違い無いでしょう。

しかし結局、S-FRも開発中止が発表され、夢の共演は実現しませんでした。

マツダ ロードスター

マツダ ND型 ロードスター

世界的に評価が高く、販売好調の新型ロードスターも、S1000のライバルに見据えられると予想されていました。

マツダNDロードスターRF売れ過ぎ!ハードトップモデルが美しい!

S1000の価格と発売日予想!

S1000の価格【予想】

仮にS1000が市販されるなら、価格はおよそ280万円前後になると考えられます。
S660の価格がおよそ190万円、2009年まで販売されたS2000の価格が当時400万円ほどだったことを踏まえると、それらの中間となっており、300万円弱が妥当な価格でしょう。

S1000の発売時期【予想】

ホンダ新型S1000は2017年に世界初公開され、発売日は2017年夏頃と期待されていました。

実現しませんでしたが、他の国産自動車メーカーが同クラススポーツカーを開発するようなことがあれば、さらに国産スポーツカークラスは盛り上がっていくでしょう。

ホンダ 新型S1000はFR車として開発中だった?

ライバルとされるSF-R

前述したように当初S1000は、S660を一回り大きくした車として開発される予定でした。
つまり、MR車であるS660と同じく、S1000もMR車として登場するのではないかと予想されていたのです。

しかし、トヨタSFRやマツダロードスターなどのライバル車の駆動方式がFRであることや、かつてホンダが販売していた「S2000」もFR方式を採用していたことから、新型S1000もFRスポーツになる可能性が示唆されていました。

結果として発表・発売されない可能性が高いS1000ですが、ホンダの今後のスポーツカーラインナップに新型が登場することを期待しましょう。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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