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新型プリウスの全て|実燃費や口コミ、値引き価格やライバル車比較!

誕生から18年、ハイブリッド車の代名詞として君臨してきたトヨタのプリウスが、3回目のフルモデルチェンジを行いました。燃費をはじめ、様々な所が進化した新型プリウスは、どのように変わったのでしょうか?この記事では、そんなプリウスの進化の歴史や燃費性能、口コミ、ライバル車との比較、試乗動画から最新の値引き情報に至るまで紹介しちゃいます!

トヨタ プリウスとは?その歴史と車名の由来!

1997年~2003年 初代プリウス

トヨタ プリウス 初代

1997年の12月、初代プリウスは「世界初の量産ハイブリッドカー」として発売されました。
「21世紀に間に合いました。」というキャッチコピーに相応しい未来的なエクステリアデザインと、10・15モードで31.0 km/Lという優れた燃費性能が特徴です。発売したその年には「日本カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞しています。

2003年~2009年 2代目プリウス

トヨタ プリウス 2代目

2003年に初のフルモデルチェンジをして2代目となったプリウスは、燃費性能が10・15モードで35.5km/Lにまで向上しました。

「低燃費のクルマ=プリウス」というイメージを確固たるものにして、現在までの基本スタイルを確立した2代目プリウスは、エコカーブームの火付け役にもなりました。

2009年~2015年 3代目プリウス

トヨタ プリウス 3代目

2009年のフルモデルチェンジで一回り大きくなった3代目プリウスは、燃費性能も10・15モードで38.0km/Lを達成しました。
「プリウスPHV」や「プリウスα」といったプリウスファミリーが誕生したのもこの時期です。

2015年12月 4代目新型プリウス

トヨタ プリウス 2015年型

2015年12月のフルモデルチェンジで誕生した4代目プリウスは、JC08モードで40.8km/Lという驚異の燃費性能を達成しつつ、電気式4WDシステムを搭載するなどして、より高い走行性能を追求したモデルになっています。
その見た目も、よりアグレッシブなデザインへと変更されています。


そしてついに、新型プリウスのPHVモデルが性能を大幅にアップし、デザインもプリウスとは差別化してかっこよくなって登場します。
新型プリウスPHVに関する最新情報は以下の記事をご覧ください。

プリウスの車名の意味・由来とは?

「PRIUS」にはラテン語で「~に先駆けて」の意味があります。
名は体を表すといいますが、まさに「エコカーの先駆け」であり「未来に先駆けた車」であるプリウスには、ピッタリの名前だという訳です。

また、「PRIUS」のPはプレゼンス(存在感)、Rはラディカル(技術的革新)、Iはアイデアル(理想)、Uはユニティ(調和)、Sはソフィスケート(洗練)をそれぞれ意味しています。

初代プリウスのCMも、鉄腕アトムの作者である故・手塚治虫さんに「未来の車」としてプリウスを紹介しています。

4代目である新型プリウスは3代目プリウスから何が変わったのか?

旧型(3代目)プリウス

トヨタ プリウス 3代目

新型(4代目)プリウス

トヨタ プリウス 2015年型

今回のフルモデルチェンジで目に見えて変わったのは、間違いなくエクステリアデザインだといえます。

鋭い眼光を思わせる攻撃的なヘッドライトのデザインが、旧プリウスとの印象の違いを決定づけているのです。

上が新型(4代目)プリウス・下が旧型(3代目)プリウス

ゴルフバッグが4つ積める車・プリウス
トヨタ プリウス 2014年

4代目新型プリウスのデザイン解説【動画】

4代目新型プリウスは次世代プラットフォームの「TNGA」を採用したことで、より低重心で走行安定性の高いボディを実現しています。

走行安定性の向上は、乗り心地の良さにも貢献しました。さらに、ルーフピークを前方に170mm移動させることで空気抵抗が減り、燃費や走行性能も向上してます。

次世代プラットフォーム「TNGA」については以下のリンクでご確認ください。

4代目プリウスのデザインの元となったコンセプトモデル

トヨタ プリウス NS4

画像はコンセプトカーNS4です。これが次期プリウスのデザインであると言われています。現行プリウスも、初めて見たときはとても近未来的なデザインでしたが、新型は更に先進的なデザインに仕上がっていますね!

新型プリウスはハイブリッドシステムがパワーアップ!

4代目新型プリウスは、3代目プリウスと比べて燃費性能が20%以上向上しており、JC08モードで40.8km/Lの燃費を達成しています。

これは世界トップクラスの燃費性能であり、航続距離に換算して言えば、トヨタのFCV(燃料電池自動車)「ミライ」でも敵わない1,599kmもの距離を走れることになるのです。
※「ミライ」の航続距離は650km。

新型プリウスには4WDが追加された!

4代目新型プリウスには初の4WD仕様車として、E-Four(電気式4WDシステム)搭載モデルが設定されています。
路面の状況に応じて2WDと4WDを賢く使い分けるE-Fourは、どんな悪路でも優れた安定性を発揮し、乗り心地も快適に保ちます。

また、状況に合わせて最適な走行を行うため、燃費性能の向上にも貢献しており、システム全体がコンパクトにまとめられているので、室内空間が圧迫されるということもありません。

E-Fourについて更に詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。

より広くなった新型プリウスのラゲッジスペース!

3代目よりも56Lも増えて、502L(2WD車)となった4代目新型プリウスのラゲッジスペース。
ハイブリッドバッテリーを小型化し、リヤシートの下に配置することで、9.5インチのゴルフバックが4つも入る大容量となりました。

プリウスの変遷をさらにくわしく

新型プリウスのエクステリアやインテリア(内装)は?

新型プリウスのエクステリア

全長 4,540mm
全幅 1,760mm
全高 1,470mm(FF)
1,475mm(4WD)
ホイールベース 2,700mm
車両重量 1,310 - 1,460kg

出典:https://goo.gl/

個性的なヘッドライトと低重心のボディが特徴の新型プリウスは、プリウスの伝統である「トライアングルシルエット」をさらに進化させたフォルムとなっています。

パーツの一つ一つにまでこだわり抜き、純粋な格好良さと空力性能の両方を徹底追求することで、燃費性能や走行性能、デザインにも優れた新型プリウスは誕生しました。

新型プリウスに追加された新カラー

トヨタ プリウス カラーバリエーション 2015年

新型プリウスのボディカラーには、全9色のバリエーションが用意されていますが、その内の「サーモテクトライムグリーン」「エモーショナルレッド」「スティールブロンドメタリック」の3色は、新型プリウスのために新しく開発された塗料を使用しています。

プリウスの技術革新は、塗料に至るまで徹底しているのです。

サーモテクトライムグリーンは、世界初の技術により遮熱機能を持たせた、車体表面温度が上がりにくい新色です。エモーショナルレッド *1 は、にごりのない鮮やかな赤を実現するため、トヨタ初となる技術を用いて開発された特別な色。また、先進性とプレミアムな印象を併せ持ったスティールブロンドメタリックも、プリウスのために新たにつくられた新色です。

出典:http://toyota.jp/

新型プリウスのインテリア(内装)

トヨタ プリウス 2015年 内装

▼室内寸法
室内長:2,110mm
室内幅:1,490mm
室内高:1,195mm

大人5人が余裕を持って座れる新型プリウスの室内空間は、人間工学に基づいて設計されているので非常に使い勝手が良く、快適です。

静粛性も高く、高速走行時の風切り音や車外からの騒音、エンジンからのノイズも低減された車内では、ゆったりと音楽を聞きながらドライブを楽しむことができます。

圧力を分散させることで、疲れにくく座り心地のいいシートは、表皮を本革、合成皮革、上級ファブリック、ファブリックから選択することが可能です。

エクステリアやインテリア(内装)の更に詳しい解説は、以下の動画をご覧になってください。

新型プリウスのエクステリア解説動画

新型プリウスのインテリア(内装)解説動画

新型プリウスのエンジンや燃費性能は?

改良型2ZR-FXEエンジン

トヨタ プリウス 2ZR-FXEエンジン

▼エンジン・モーター諸元
【エンジン】
総排気量:1,797cc
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
最高出力:98ps/5,200rpm
最大トルク:14.5kgm/3,600rpm

【モーター】
フロントモーター最高出力:72ps
フロントモーター最大トルク:16.6kgm
リアモーター最高出力:7.2ps
リアモーター最大トルク:5.6kgm

4代目新型プリウスには、3代目プリウスに搭載されていたエンジンを改良した物が搭載されています。改良の結果、最大熱効率が40%にまで向上したことで、燃費性能も劇的に向上されました。

このエンジンと、新開発の高回転モーターを組み合わせたコンパクトなハイブリッドシステムにより、新型プリウスはハイブリッド車として世界トップクラスの燃費性能と動力性能を獲得したのです。

最大熱効率とは?

簡単にいえば、一滴の燃料のうちどれだけを「エンジンの仕事」に使えるか、そのパーセンテージのこと。エアコンの使用など駆動力以外に使われるエネルギーの損失を少なくすることが、低燃費実現の要です。

出典:http://toyota.jp/

新型プリウスの実燃費はどのくらい?

新型プリウスのカタログ上の燃費は以下の通りです。

2WD車:37.2~40.8km/L
4WD車:34.0km/L

カタログスペックだけでも、新型プリウスの燃費性能がいかに優れているかが分かります。

実燃費について、価格comの口コミを参考にすると、おおよそ20〜24km/Lのようです。

トヨタ・アクアや三菱・アウトランダーPHEVといったライバル車の実燃費と比較しても、新型プリウスの燃費性能は一歩先を行っています。
統計データは、以下のサイトから引用しました。

新型プリウスをライバル車と比較!

新型プリウスをライバル車である「アクア」「フィット」と比較してみました。

ライバル車として選択した経緯としては、新型プリウスと同車種同価格帯でライバルになるような車が見当たらないので、新車乗用車販売台数月別ランキングの上位かつ燃費性能が高いハイブリッド車として「アクア」「フィット」を選択しました。

2016年2月のランキングでは1位が新型プリウス、2位がアクア、3位がフィットとなっていることも、ライバル車選定理由の一つです。

トヨタ プリウス

総排気量:1,797cc
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
最高出力:98ps/5,200rpm
最大トルク:14.5kgm/3,600rpm

フロントモーター最高出力:72ps
フロントモーター最大トルク:16.6kgm
リアモーター最高出力:7.2ps
リアモーター最大トルク:5.6kgm

全長 :4,540mm
全幅 :1,760mm
全高 :1,470mm

トヨタ アクア

総排気量:1,496cc
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
最高出力:74ps/4,800rpm
最大トルク:11.3kgf・m/3,600~4,400rpm
モーター最高出力:61ps
モーター最大トルク:17.2kgf・m

全長 :3,995mm
全幅:1.695mm
全高 :1,455mm

ホンダ フィット(ハイブリッド車)

総排気量:1,496cc
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
最高出力:110ps/6,000rpm
最大トルク:13.7kgf・m/5,000rpm
モーター最高出力:29.5ps
モーター最大トルク:16.3kgf・m

全長 :3,955mm
全幅:1.695mm
全高 :1.525-1.550mm

実燃費を比較!

▼新型プリウスカタログ燃費
2WD:37.2~40.8km/L
4WD:34.0km/L
▼新型プリウス実燃費平均
2WD:24.78km/L
4WD:22.66km/L

▼トヨタ・アクアカタログ燃費
2WD:33.8~37.0km/L
▼トヨタ・アクア実燃費平均
2WD:21.15km/L

▼ホンダ・フィットカタログ燃費
2WD:31.4~36.4km/L
4WD:27,6~29,0km/L
▼ホンダ・フィット(ハイブリッド車)実燃費平均
2WD:20.47km/L
4WD:18.62km/L

燃費性能で見ると、流石に販売台数ランキングで上位を争う3車なだけあって、どの車も非常に低燃費です。
ただ、車体の大きさやエンジンの排気量も考慮すると、新型プリウスの燃費性能が際立って高いこともわかります。

価格を比較!

新型プリウス:242~339万円(税込)
トヨタ・アクア:176~243万円(税込)
ホンダ・フィット:169~222万円(税込)

流石に価格ではコンパクトカーが有利ですね。
全車エコカー減税により、取得税、重量税が免税になっています。

アクアとフィットは価格帯も近く、本当のライバル関係にある車だといえます。
関連する比較記事もありますので、以下のリンクからご覧ください。

新型プリウスの最新値引き価格相場は?

トヨタ プリウス 2015年型

新型プリウスの値引き相場は平均すると【約13万円】です。2015年12月に発売されたばかりで、しかも人気車両である新型プリウスの値引きは、なかなか難しいと思われます。

限界まで値引きするためのポイントは、ライバル車の価格も調べてディーラーと交渉することです。購入時期を年度末にすると、更なる値引きも期待できますので、焦らずじっくり待ちましょう。

新型プリウス グレード別新車価格一覧

<グレード別 新車価格(2WD→4WD)※税込み>
■プリウスE
2,429,018円
■プリウスS
2,479,091円→2,673,491円
■プリウスS“ツーリングセレクション
2,628,327円→2,822,727円
■プリウスA
2,777,563円→2,971,963円
■プリウスA“ツーリングセレクション”
2,926,800円→3,121,200円
■プリウスAプレミアム
3,107,455円→3,301,855円
■プリウスAプレミアム“ツーリングセレクション”
3,199,745円→3,394,145円

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

ライターをやっております。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車など色々です。...