突然ブレーキが効かなくなる…フェード現象とは?意味と対策を理解しよう【自動車用語】

下り坂で車のブレーキが効きにくくなる「フェード現象」。重大な事故にもつながる危険な現象です。この記事では、そんな「フェード現象」の意味や対策について解説しています。是非覚えていってください!

フェード現象とは?

フェード現象の画像です。

出典:http://horippa.gozaru.jp/

「フェード現象」とは、下り坂などで摩擦ブレーキを連続使用した際に、ブレーキの効きが悪くなる現象のことです。

下り坂で摩擦ブレーキを連続使用すると、摩擦材に使用されているゴムや樹脂が加熱されます。
その結果、耐熱温度を超えた摩擦材が分解・ガス化し、ブレーキローターの間に入り込むことで、ガスの膜が潤滑剤となり、摩擦係数が低下するのです。

摩擦係数が下がり制動力が低下した車は、いくらブレーキペダルを踏んでも止まらなくなり、重大な事故にもつながります。
それを防ぐためにも、この記事でフェード現象の対策について学んでみましょう。

まさつ‐ブレーキ【摩擦ブレーキ】

摩擦を利用して運動エネルギーを熱に変えて失わせ、制動する装置。回転体にブレーキシューを押しつけ、摩擦で減速・停止させる。

出典:https://goo.gl/

フェード現象を起こしているトレーラーの動画

ブレーキに関して詳しくはこちら!

どうすればフェード現象を防げるの?起きてしまったらどうするの?

ブレーキの画像です。

出典:http://www.advicsaftermarket.co.jp/

下り坂ではフェード現象を防ぐため、摩擦ブレーキではないエンジンブレーキを多用します。
これは広く推奨されている運転方法で、自動車教習所でもこのように教わったはずです。

マニュアル車なら2~3速のギアで、オートマ車も2レンジか3レンジを使って速度を調整します。
フットブレーキに頼らない速度調整ができれば、摩擦ブレーキが熱くなり過ぎることもなく、フェード現象の発生を防ぐことができるのです。

また、ブレーキオイルが古いとフェード現象が起こりやすくなるので、ブレーキオイルは定期的に交換する必要があります。
交換は2~3年に1回を目安に、なるべく頻繁に交換すると良いでしょう。

エンジンブレーキとは、エンジンの回転を利用したブレーキのことです。
アクセルを踏まないと回転数が落ちて、自然に制動力が働いて車のスピードが落ちてきます。

例えば、坂道などで通常のブレーキを踏み過ぎてしまうと強い摩擦がかかるようになるため、
段々とブレーキの利きが悪くなってきてしまうのです。

出典:http://www.goo-net.com/

エンジンブレーキの仕組み

フェード現象が起きてしまったらどうするの?

もしフェード現象が起きてしまったら、ギヤを落としてエンジンブレーキを使い、サイドブレーキを引いて、安全な場所に車を止めましょう。

しばらく車を休ませて摩擦ブレーキが冷えたら、今度はフェード現象を起こさないように注意して、安全運転で帰宅できれば完璧です。

下り坂はエンジンブレーキが重要!

下り坂の画像です。

出典:https://goo.gl/

フェード現象の意味と対策、いかがでしたでしょうか?

下り坂は普段よりも速度が出ている分、より重大で命に関わる事故も起こりうる場所です。
エンジンブレーキの上手な使い方を覚えれば、フェード現象も事故も起こさず、安全で楽しいドライブができます。

フェード現象を起こしてしまった人や、まだ起こしたことは無いけれど心配だという人は、この記事で覚えたことを是非実践してみてくださいね!

エンジンブレーキのテクニックはこちら!

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