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プラグインハイブリッド(PHV)とは?意味とメリット&デメリットまとめ
最近プラグインハイブリッドという言葉を耳にした事がありませんか?車の記事でも当たり前のように使われているこのプラグインハイブリッドという言葉の意味や、メリット、デメリットなどをまとめました。プラグインハイブリッド車の一部もご紹介!
プラグインハイブリッド(PHV)ってそもそも何の事?
まず、昨今よく耳にするハイブリッド車というのは、二つ以上の動力源で動く車の事で、一般的に言われるハイブリッドカーは、エンジンと、電力によるモーターで駆動する車の事です。
プラグインハイブリッドがハイブリッドと違う点は、家庭用のコンセントから直接バッテリーに充電できる事です。
電気のみでの走行距離が長く、ハイブリッドカーと完全な電気自動車(EV)の中間あたりに位置する車種です。
通常のハイブリッド車についてはこちら
ハイブリッド車おすすめ人気ランキング!燃費・価格を一覧で比較
プラグインハイブリッドのメリット
1.燃費の良さ
ハイブリッドカーと共通のメリットとしては、燃費の良さが挙げられます。
トヨタ・プリウスPHVの場合、
ハイブリッド燃料消費率が31.6km/L、充電電力使用時走行(EV走行)距離が26.4kmです。
三菱・アウトランダーPHEVの場合、
ハイブリッド燃料消費率が、20.2km/L、充電電力使用時走行距離が60.8kmです。
ガソリンの値上がりが気になる昨今としては燃費の良さは重要なポイントですよね。
2.走行距離
プラグインハイブリッド車は家庭で充電できる分、より多くのバッテリーを搭載しており、より長い走行距離を実現しています。
ガソリン車と比べると一回の燃料補給でより長い距離を移動でき、ハイブリッド車と比べると電気走行できる距離が長くなっています。
3.環境性能
静かでクリーンな電気走行を長距離に渡って行えるため、ハイブリッド車よりもさらに高い環境性能を持っています。
また、今なら環境対応車普及促進税制に基づき、自動車取得税や自動車重量税などが免税になる場合があります。
4.車で家電が使える!
家庭用のコンセントと同じAV100Vの電源が用意されており、車で通常の家電が使えます。
外出先やアウトドア趣味でノートパソコンなどの家電を使いたい場合、特別なインバータなどがなくても気軽に利用できます。
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