伝説のミュージシャン・エルビス・プレスリーの豪華な愛車まとめ!【芸能人の愛車】

去る1月8日に生誕80周年を迎えたエルビス プレスリーは、キング オブ ロックンロールもしくはキングと称され、今なお世界最高のアーティストとして燦然と輝いています。そんな彼は生涯に渡って車を愛し、なんと合計200台以上所有してきたといわれています。なかでもキャデラックは一度に十数台購入するなど大のお気に入りでした。今回はそんなエルヴィス・プレスリーの愛車の一部をサイドストーリーとともにご紹介します!

1954年デビュー。ロックンロールを世界に知らしめる!

1954年にエルビス プレスリーはデビュー。その強烈なロックのリズムと甘いマスクで瞬く間に若者たちの心をとらえ、特に若い女性たちはセンセーショナルでセクシーなステージに熱狂した。

「いつの時代でもどの分野でも、改革者はいます。ただ、改革者が現れるまで、誰もその可能性に気付いていません。そういう意味でエルビスという存在がなかったら、ロックンロールという現象は誕生しなかったでしょう」

出典:http://sankei.jp.msn.com/

世界の大衆音楽のみならず世界の文化を変え、人類の思想にまで多大な影響を及ぼしたカリスマである。

出典:http://www.genkipolitan.com/

アメリカンドリームの象徴。ピンクのキャデラック

エルビス最初の愛車はキャデラック フリーウッド

大手レコード会社との最初の契約金で1954 年型キャデラック フリーウッド60スペシャルを購入しました。

弱冠20歳でフルサイズのキャデラックを手に入れ嬉しそうなエルヴィス・プレスリー。購入してすぐにピンクに塗り替えました。しかし、わずか3カ月後に道路上で起きた火災により焼失しました。

フルサイズカーは、5リッターを超える大排気量のエンジンを収めても空間に余裕があるほどの長大なエンジンフード、機能的に必要のないほど肥大化したテールフィンなど芸術的な造形が見られたことが特徴である。

出典:https://ja.wikipedia.org/

地元メンフィスのパレードに愛車で参加したエルビス。たちまちハイスクールのチアガールたちに取り囲まれました。

【1954 キャデラック フリーウッド60スペシャル】
既にパワーステアリングが標準装備され、パワーシート(4ウエイ)とパワーブレーキがオプションで追加できました。

5.4L V型8気筒OHVエンジン
最高出力230馬力
全長5.77m 全幅2.022m 全高1.577m
車重2,100kg

最愛の母に"ピンクのキャデラック"をプレゼント!

1ヶ月後に2台目のキャデラックを購入。このクルマが有名な"ピンクのキャデラック"で最愛の母にプレゼントしました。建物はエルビスの自邸グレイスランドです。

ピンクのキャデラックをエルビスは生涯愛し続け手ばなさかったとのことで、彼の母への愛の深さが伝わります。

【1955 キャデラック フリーウッド60スペシャル】
フロントグリルが一新され、エンジンも排気量が6,000c.c.に拡大され285馬力にパワーアップされました。(ボディサイズは1954年型と同じ)

テールライトのデザインがモダンで美しいですね!

★ハートブレイクホテル(1956年)
この曲はエルビスにとって初のビルボード・チャート1位獲得曲となり、後のビートルズやローリング・ストーンズなど、多くのミュージシャンに大きな影響を与える曲となりました。

キャデラックを次々と購入!

ピンクのキャデラックを母に贈った1ヶ月後、シリーズ62コンバティーブルを購入しました。

アポロゴールドの優雅なボディにひとめぼれ?エルビス初のコンバティーブルです。

【1955 キャデラック シリーズ62コンバティーブル】
排気量5.400c.c. V8 OHVエンジン 200馬力
全長5.67m 全幅2.02m 全高1.577m 自重2,000kg

外付けのスペアタイヤは美しいの一言!

オープンドライブを楽しむエルビス。リーゼントのヘアスタイルにラフなオープンシャツ…。彼のファッションは若者たちに多大な影響を与えたようです。

コンバティーブルをすっかり気に入ったエルビスは、さらにリッチでおしゃれなエルドラドを愛車に加えました。

パープルのキャデラック エルドラド

黄金郷を意味する「エルドラド(Eldorado)」が、キャデラックのパーソナルユース最高グレードとして登場したのは1953年。富と贅を凝らした至福の人生を送るアメリカンドリームの頂点に立つ人々のためのコンバーチブルとして登場した。

出典:http://ameblo.jp/

自慢のパープルのボディカラーは穫れたてのブドウをつぶしてオーダーしたそうです。

派手なイメージのエルビスにはよく似合っていますね。

アルペンホワイトの幌に特注のホワイトフルレザー、そしてゴールドのグリルにホイールと超リッチな仕様

【1956 キャデラック エルドラド ピアリッツ コンバティーブル】
排気量6,000c.c. V8 OHVエンジン 305馬力
全長5.64m 全幅2.04m 全高1.575m 自重2.3トン

愛車でドライブ中にファンに囲まれサインをするエルビス。ボディのパープルが紺色っぽく見えるが、窓やシートからエルドラドのコンバティーブルだと思われる。(音声は出ません)

以後、エルビスは数多くのコンバーチブルを購入しました。

★監獄ロック(1957)
この曲は全米チャートで7週間連続1位、全英チャートで3週間連続1位を記録し、イギリスでは史上初のシングル・チャート初登場での1位を獲得しました。

豪華で華やかな究極のゴールドキャデラック

デビューして6年、エルビス プレスリーはキングオブロックンロールの地位を確立しました。それに伴いカーコレクションはさらにゴージャスで華麗となっていきました。

その極め付けがゴールドのキャデラックです。当時カーカスタムの第一人者であるジョウジ バリスに依頼して1960年型 75フリーウッド リムジンをゴールドにカスタマイズしました。

トップはホワイトパールでコーティング、そしてリアのクォーターを拡大してヨットのキャビンと同じ円形の窓が設けられた。またボディはダイヤを砕き特殊に調合したペイントを数十回重ね塗りしました。

金属の部分はそのほとんどすべてを24カラットの金で装甲した。天井にゴールド・レコードを埋め込み、うしろの窓と運転席と後部席との間にあるガラスの仕切りには金ラメのドレーブがつけられた。

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金の化粧箱がエルビスの手の届くところにセットされ、そのなかには、金の電気カミソリ、金の髪切りバサミが入っていて、金の電気靴磨き機、金のテレビ、レコード・プレーヤー、マルチ・アンプ、ラジオ、ラウド・スピーカー、エア・コン、2分丁度で氷皿いっぱいに氷ができる冷蔵庫、家庭用の電気器具なら何でも使える電源供給システムなどが備え付けられていた。

出典:http://ameblo.jp/

豪華なミニBAR、そして足元にはレコードがセットされています。

キャビン内部はゴールド色のフランス製のベルベットで装飾され床はぶ厚い白のシースプキンカーペットが敷かれました。そして後部座席の真ん中には電話が取り付けられています。またエルビスは右側に座るのが好きだったのでバリスはラジオ、エアコン、ドアのロックなどや運転手を指示するマイクなど全て右側面に集中させました。

現在、このゴールドキャデラックはナッシュビルのカントリーミュージックの殿堂博物館に展示されており、ルーフが開閉し内部が見えるようになっています。

サイドミラーも24金のゴールドと徹底しています。


1960 キャデラック フリーウッド60スペシャル
排気量6,400c.c. V8 OHV 345馬力
全長5,715m 全幅2,029m 全高1,427m 自重2,300kg

2台目のゴールドキャデラックはコンバーチブル

1965年、エルビスは キャデラック エルドラド コンバーチブルを購入し、再びジョージ バリスにカスタマズを依頼。エルビス自身もデザインに参加するほど力の入れ具合でした。

ボディおよびステアリング、TV、電話、CDレコードチェンジャーは24金で覆われ、フロントガラスにはギターのカタチをしたサンバイザーがつけられました。

ソフトトップ上部のカバーには3枚のゴールドレコードが埋め込まれ、まさにキングにふさわしい仕上がりとなりました。

この頃になると巨大なテールフィンは姿を消してシンプルなタテ型のデザインになりました。

◆1965 キャデラック エルドラド コンバーチブル
排気量7,000c.c. V8 OHV 340馬力
全長 5.7m 全幅2.029m 自重2,200kg

このゴールドキャデラックはエルビスの死後に完成。父親に渡されました。

銃弾で打ち抜かれたゴールドキャデラック

3台目のゴールドキャデラックはエルドラド クーペです。エルビスは地元メンフィスのキャデラックのショールームでトパーズゴールドの美しさに魅かれて購入しました。

エンジンがかからないのにイライラしたエルビスが銃弾を撃ち込んだキャデラックとして有名で、右フェンダーに弾痕があります。

ボンネットを打ち抜いた後、すぐにエルビスは新たに1969年型を購入。そしてこの車は妻の父にプレゼントしました。写真はエルドラドクーペでドライブする妻のプリシラ。

◆1968 キャデラック エルドラド クーペ
高級車市場の活性化に伴い1967年に再設計。出力もアップされ0-96㎞/hは何と9秒以下、ステアリングも衝撃吸収となり、またディスクブレーキも標準装備され安全性も一段と向上しました。これにより高価格にもかかわらず24,528台の販売レコードをつくった。
排気量7,700c.c. V8 OHV 375馬力
全長5.6m 全幅2.03m

長い映画活動によりステージから遠ざかっていたエルビス プレスリー。1968年NBCスタジオでカムバック スペシャルコンサートを行いました。全米にTV中継され平均視聴率は42%で瞬間視聴率は何と72%を記録。もちろん年間視聴率としてはトップです。

翌1969年からコンサート活動を再開しました。

人々はロックンロールのスターを忘れていたどころか、ずっと戻ってくるのを待ちわびていたのだ。

出典:http://www.tapthepop.net/

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