フォルクスワーゲンは何した?話題のニュース・不正問題の影響まとめ

ニュースでながフォルクスワーゲン社による排ガス規制の不正が問題となっています。排ガス規制をクリアする為に自動車に違法なソフトを搭載して販売していたとのことで、その問題の影響範囲は広がりを見せています。ここでは、フォルクスワーゲン社による不正問題が発覚した経緯から具体的な不正方法、現状までの影響範囲をニュースを中心にまとめています。

NPO団体の調査結果により問題が発覚

国際クリーン交通委員会(ICCT)という、NPO団体による調査により、通常使用時におけるクリーン・ディーゼルが全然クリーンではなく、実は規制の基準値を大幅に超えているということが明らかになりました。

フォルクスワーゲン社の不正とは?

フォルクスワーゲンがやったことを一言で言えば「身代わり受験」だ。現在世界各国の排ガステストでは、予め運転パターンが決められている。フォルクスワーゲンは米環境保護庁(EPA)が行う排ガス試験の際、その運転パターンを検出すると、即座に試験対策用の専用プログラムに制御を切り替え、動力性能を犠牲にして優良な試験結果を示すようにセットされている。つまり、普通の運転モードでは使わない特殊なテスト専用プログラムに身代わり受験させて不正な結果を出していたのである。

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米環境保護局(EPA)によると、一部のVW車の排ガス浄化機能は検査時に十分に働く一方、実走時は効果が弱まるよう制御されており、有害物質は最大で米基準の40倍に達していた。

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不正の規模はどの程度?

VWによると、不正操作の可能性があるのは、「EA189」というディーゼルエンジンを搭載した車種1100万台。

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独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が米国でディーゼルエンジン車の排ガス規制を不正に逃れていた問題が広がりを見せています。VWは欧州でも同様の不正を行っていたとドイツの運輸相が明かしました。

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フォルクスワーゲンはどのような罰を受けるの?

米当局は先に、不正操作による排ガス規制逃れを指摘し、約48万台のリコールを命令。米メディアなどによると、VWに科される制裁金は最大180億ドル(約2兆1000億円)に上る可能性がある。

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経営を揺るがす規模の制裁金が課される可能性があるとのこと。このうち、フォルクスワーゲン社は65億ユーロ(8700億円)の引当金を計上するとのことです。65億ユーロ(8700億円)はフォルクスワーゲン社にとっては、2014年の純利益の約6割に相当する規模です。

フォルクスワーゲン社の株価推移

フォルクスワーゲンの株価

フォルクスワーゲン社の株価は、不正発覚前と比較して、一時4割以上も下落。最大で330億ユーロ(約4兆4500億円)の株式時価総額を失いました。

ドイツ・フランス・イギリスが国ぐるみでやっていた可能性も

排ガス規制逃れの不正が発覚した自動車大手フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)の母国ドイツの外交官らが、重大な抜け穴が指摘されている従来の排ガス試験の継続を裏で働きかけていたことが24日、AFPの入手した流出文書から明らかになった。

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フォルクスワーゲングループは今やトヨタに次ぐ販売台数世界2位の大企業。
傘下のグループブランド12を数え世界各地に及びます。
ドイツのポルシェ、アウディ。
イギリスのベントレー。
イタリアのランボルギーニ。
スペインのセアト。
フランスのブガッティ。
チェコのシュコダ等。

グループ企業ではないBMWやフランスのルノーにまで疑いの目が向けられています。

同様の要求を記した政策方針書がフランスや英国にも存在する

出典:

影響は他社の調査にも広がっている

傘下のブランド

出典:https://www.carnny.com/

独BMWのディーゼル車の排ガスから基準値超の窒素酸化物(NOx)が検出されたと報じられたほか、欧米の報道によると、米環境保護局(EPA)は、BMWや独ダイムラー、米ゼネラル・モーターズ(GM)などについても調査する方針を固めたといい、自動車業界全体に波及する可能性が出てきました。

出典:

独BMWのディーゼル車「X3」の排ガスから、欧州の基準値の11倍超の窒素酸化物(NOx)が検出された

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