浸水した車はどうなる?気になる「冠水車・水没車のその後」まとめ

冠水・水没した車は、どう対処すべきなのか?冠水・水没してしまった車に起こる現象と、行く先は?気になる「冠水車・水没車のその後」についてまとめました。

目次

◆冠水ってどういう状況?
◆日本に住んでいる以上、
 水没・冠水の経験からは避けられない
◆冠水・水没した車に起こる3つの現象
 ①カビの発生や細菌の繁殖
 ②激しい部品劣化※特に海水の場合
 ③電気系統のトラブル
◆被害にあったらまずやるべき3つのこと
 ①レッカー車を呼ぶ
 ②ディーラー(整備工場)へ持っていく
 ③「修理するか、修理しないか」を
  相談・決断する
◆水没車・冠水車の3つの行き先
 ①修理して使い続ける
 ②ディーラー(整備工場)へ持っていく
 ③中古市場で出回る(グレー)
◆ドライバーの安全を第一に

冠水ってどういう状況?

一般的に自動車は、ドアの下端までの冠水であれば走行可能とされています。

出典:http://car-moby.jp/

マフラーが水没した状態になると、排気ができない上、新鮮な空気も入らず、エンジンの調子も次第に悪化、最終的にはエンストしてしまいます。

出典:http://car-moby.jp/

出典:http://ch.jafevent.jp/

外の水位がドアの下端を超えて、水が車内へ浸水したり、フロアが冠水した状態。

この状態は、エンジンの排気系及び吸気系に水が入っている可能性が高いため、冠水車と考えるのが妥当です。

車が冠水した道路に突っ込んだ時に、車に起こるトラブルや、車の中に閉じ込められた時にどう対処すれば良いのか?等の内容がまとめられています。

日本に住んでいる以上、水没・冠水の経験からは避けられない

出典:

日本は世界でも有数の地震大国でもあり、巨大低気圧の通り道でもあります。突発的に起こる地震による津波や毎年やってくる台風などによる豪雨の際も、日本各地で水害の被害が出ています。

これは日本の気候風土によるものなので、避けようがありません。

冠水・水没した車に起こる3つの現象

①カビの発生や細菌の繁殖

出典:

まず、冠水・水没してしまった車内では、フロアカーペットやシート等が入り込んだ泥水や海水を問答無用で吸い込みます。

車内は通気性が悪い上に、窓が多く温室効果のある環境ですので、カビや雑菌等にとっては繁殖に適した環境となってしまいます。

冠水・水没から数日経った後の車内はドブ臭くなってしまっているのはそのせいです。たとえ、水に濡れてしまって、直ぐに内装品を全て取り外して乾燥させたとしても、雑巾臭が残ります。

②激しい部品劣化※特に海水の場合

出典:

水没した水が真水なのか海水なのかということで、車の劣化スピードが全く異なってきます。

台風や大雨による水没・冠水は、早期に対策すれば意外と何とかなる場合が多いですが、海水による冠水・水没は部品交換は必須となってきます。

塩分が付着すると、その塩分は常に空気中から水分を吸収し続けますので、金属の酸化が一気に進んでしまいます。

③電気系統のトラブル

出典:

一般的に車のフロアには多くの配線が通っています。中には重要な制御盤等もフロアに取り付けられている場合があり、これらが水に濡れてしまうと、予期せぬ誤作動が起きてしまったり、ヒューズが無い部分がショートし、焼け落ちてしまったりします。

特に海水による浸水・冠水の場合には、海水は普通の水よりも電気を通しやすい性質を持っているため、電気系統のショートにより火災が発生するおそれが飛躍的に上昇します。電気自動車やエンジン停止したバッテリーも危険です。

また、水没にるショート等で電子系統に異常をきたすだけでなく、時間が経過して端子などが錆びてくることによって故障することも多々あります。このケースだと、走行中に炎上したり駐車中に気づいたら燃えてたりする事態になりかねません。

フロアが水没してしまった場合は、関連部品を全て交換するか車を乗り換える位の覚悟が無ければ、本当に命を奪われる可能性がありますので本気でご注意願います。

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