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カーポートの失敗しない選び方は?気になる固定資産税や建ぺい率についても

カーポートの選び方や固定資産税、建ぺい率についてを解説します。愛車を日差しや雨、雪、汚れから守ってくれる便利なアイテムであるカーポート。さまざまな種類、サイズがあるため、カーポート購入予定の人は、必見です。

2台置き・3台置きサイズの選び方と価格の相場

カーポートは駐車できる台数によってサイズが異なるため、カーポートを選ぶ際は、まず停める車の台数を決めましょう。ここでは一般的によく選ばれている、2台置きと3台置きのカーポートのサイズをご紹介します。

カーポートのサイズは、一般的に高さ・奥行き・間口で表されます。間口というのはカーポートの幅のことを指しますが、これが車の出入りする部分となるため、車幅よりも広い間口が必要となります。また高さと奥行きも車に合わせて余裕のあるサイズを選ぶ必要があります。車のサイズがわからない場合は、車検証に記載されていますので、確認してからカーポートを購入するようにしましょう。

2台置き並列駐車のサイズと価格相場

2台置き並列駐車のサイズと価格相場
高さ標準:約1,800〜2,000mm
ロング:約2,300mm
ハイロング:約2,800〜3,000mm
奥行き約5,000mm
間口約4,800〜6,000mm
価格相場約60万円

2台置き並列駐車タイプのカーポートは、一本の梁が両側の柱につながっている一本梁タイプのものと、1台用のカーポートをつなげて2台置きにする合掌タイプのものがあります。

一本梁タイプのカーポートは横幅をカットして調整するのが難しいため、設置場所のサイズに合わせるとなると合掌タイプのカーポートが向いています。

間口は約4,800〜6,000mmと幅がありますが、一番小さい4,800mmでは、2台同時にドアを開けると接触してしまうサイズです。5,400mmくらい間口があれば、余裕を持ってドアの開け閉めをおこなうことができます。

2台置き縦列駐車のサイズと価格相場

2台置き縦列駐車のサイズと価格相場
高さ標準:約1,800〜2,000mm
ロング:約2,300mm
ハイロング:約2,800〜3,000mm
奥行き約10,000mm
間口約2,400mm
価格相場約60万円

縦列で2台停めるため、奥行きが10,000mmと長いのが特徴です。設置時には高さにも注意する必要があります。
カーポート用の敷地は、排水のために道路側に向かって勾配が付けられます。しかしカーポートの屋根は水平なため、道路に向かって縦に2台駐車する場合は、奥に停める車がカーポートの屋根に接触しないかにも注意しましょう。一般的な駐車場の勾配でも、手前と奥では約20cmも高さが異なる場合があります。
カーポート選びの際は、手前の高さのみで判断するのではなく、奥にも車が停められるかを計算しなければなりません。

3台置きのサイズと価格相場

3台置きのサイズと価格相場
高さ標準:約1,800〜2,000mm
ロング:約2,300mm
ハイロング:約2,800〜3,000mm
奥行き約5,000mm
間口約7,200mm
価格相場約70万円

3台置きのカーポートとなると、2台置きのものと比べてサイズがかなり大きくなります。販売されているのは並列駐車タイプのカーポートが多いですが、1台置きカーポートを縦に3つ並べることで縦列駐車で3台停めることも可能です。

間口は約7,200mmのカーポートが一般的ではありますが、大型の車を3台停める場合は、もう少し間口の広いカーポートを設置するほうがいいでしょう。

カーポートの屋根形状と屋根材

カーポートには、屋根の形状や材質の違いでさまざまな種類があるため、選ぶ際に迷ってしまうかもしれません。ここでは、屋根の形状と屋根材の違いについて解説します。

屋根の形状は「フラット型」と「アール型」の2パターン

カーポートの屋根の形状は、大きく「フラット型」と「アール型」の2種類に分けられますが、ここは見た目の好みで選んでも問題ありません。アール型のほうが強度があるといわれていたのは過去の話で、現在はフラット型もアール型と強度に差はありません。見た目の好みや設置する住居のデザインに合わせて選びましょう。

最近の住居の多くはシンプルモダンと呼ばれるデザインのものが多いため、カーポートも住居のデザインに合わせてフラット型のほうが売行きが良いようです。

価格面ではフラット型のほうが1割程度高くなりますが、長く使うものなので納得したものを選んだほうがいいでしょう。

屋根材は3パターンだが、基本はポリカーボネート

カーポートの屋根材は、大きく「ポリカーボネート」「熱線吸収ポリカーボネート」「熱線遮断ポリカーボネート」の3つに分けられます。ポリカーボネートは、ガラスの200倍の強度、アクリル板の20倍の強度がある素材です。かつては屋根材にアクリル板が使われているカーポートが多かったのですが、現在はポリカーボネートが主流となっています。

熱線遮断か熱線吸収かはメーカーによる名前の違いだけで、どちらも赤外線をカットするため、直射日光により発生する熱を約10%軽減してくれます。10%というと少ないように思われる方もいるかとは思いますが、真夏の日中に車に乗ったときの体感温度は、熱線吸収や熱線遮断の材質を選ぶだけで通常のポリカーボネートを選んだ場合と比べると雲泥の差があります。

屋根材は、各メーカーごとに材質だけでなく色も複数の選択肢があります。

カーポートの設置費用と修理・撤去費用

カーポートの設置費用の相場

カーポート設置費用の相場
基本設置費用約5万円
カット費用約1万円
コンクリート面工事約1万円

カーポートの設置は、約7万円程度が相場となります。基本的には基本設置費用のみで設置可能ですが、現場に合わせてカーポートをカットする必要があったり、すでにコンクリート舗装がなされた面にカーポートを設置する場合はコンクリートを削る工事が必要になったりするため、追加で費用がかかります。

設置する前に、業者に見積もりしてもらうことをおすすめします。

カーポートの修理費用の相場

カーポートの修理費用は、どの部分を修理するかによって当然変わってきます。一番多い屋根の修理は、屋根のパネル1枚につき材料費が約1万円、工事費が約5,000円かかります。車1台分の屋根には24枚程度のパネルが使われているので、全部を交換する場合は30万円以上の金額になる計算です。

アルミ枠部分の修理費の相場は、約15,000円。しかしアルミ枠はカーポートを支える骨組みとなる大切な部分ですので、修理では対応できない場合もあります。

修理する場所や大きさによって、カーポートを新しく買い替えるほうがお得になる場合もあるので、業者に相談しましょう。

カーポートの撤去費用の相場

カーポート撤去費用は、基礎を残すか残さないかによって金額が変わってきます。新たにカーポートを設置する予定があり基礎を残したまま撤去する場合の撤去費用は、約5万円です。新たにカーポートを設置する予定がなく、基礎まで撤去する場合は、約8万円かかります。

また撤去費用は、柱の本数や大きさによっても上下するので、業者に見積もりをお願いしてから依頼するとよいでしょう。

カーポートに固定資産税はかからない

固定資産税の課税対象となる家屋(建物)の条件の一つに、「三方向以上を壁で囲まれている」というものがあります。カーポートは壁で囲まれていませんので、課税対象と認定されることはありません。そのため固定資産税はかからないということになります。

カーポートは建ぺい率に含まれる

建築基準法上、カーポートも建ぺい率に含まれます。しかしカーポート全体の面積の端から内側に向かって1m以内の部分は建築面積に入らない、という緩和措置もあります。

自治体によってカーポートの取り扱いや解釈に違いがある場合があるので、管轄に問い合わせてください。

国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造の建築物又はその部分については、その端から水平距離一メートル以内の部分の水平投影面積は、当該建築物の建築面積に算入しない。(建築基準法施行令第2条第2号より抜粋)

出典:http://elaws.e-gov.go.jp/

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