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【ルノー ルーテシアRS 総合情報】試乗評価や中古車選びの注意点

フランス製のホットハッチの中でもルノーのF1の技術がフィードバックされたルノー ルーテシアRS。兄貴分のメガーヌRSとともに、日本での人気も高く注目度の高いモデルです。そんなルノー ルーテシアRS魅力をご紹介するとともに、シャーシカップとトロフィーの違いや、試乗の口コミ、中古車選びの注意点などの情報を記載。

ルーテシアRSとはどのような車?

ルーテシアRS欧州仕様 ジョン シリウス M

ルーテシアRSの発売日

ルーテシアRSは、ルノーのコンパクトカールーテシアのスポーツグレードとして2000年より日本に導入されました。現行型ルーテシアRSは3世代目で、日本デビューは2013年の7月。同年9月より発売を開始しました。

2017年7月には主にフロント周りの変更を伴うマイナーチェンジを実施。これまでのハロゲンヘッドランプからフルLEDのヘッドランプに、フォグランプもチェッカーフラッグ型のLEDに変わりました。

ルノールーテシアRSは、現在2つのグレードがあり、基本モデルの「シャーシカップ」と上級グレードの「トロフィー」という構成です。

ルーテシアRSのコンセプト

新型ルーテシアRSは先代よりも、さらにワインディングロードを楽しめることをコンセプトに開発されました。コンパクトハッチバックとしての実用性をそのままに、普段の運転の中で今までのレースでつちかわれた技術を楽しむことが可能です。

日常的な使用だけでなく、さらにその車で週末はサーキット走行をする…という使い方にも充分に対応できるように作られています。

ルーテシアRSの特長

・F1などモータースポーツで開発された技術をフィードバックした1.6Lターボエンジン
・最速のスピードでシフトチェンジ可能な、デュアルクラッチ6速EDCトランスミッション
・シャーシエンジンを含む大幅なキャラクターの違いのある、2種類のグレード設定
・3種類の走行モードを選択できる「R.S.ドライブ」。スイッチを押すことで、エンジン、ミッション、ステアリングなどの制御を変化させることが可能
・的確なダウンフォースなど、F1などモータースポーツでの空気力学を応用したエアロパー
・Bセグメントのハッチバックとしての実用性はそのままに、スポーツモデルとしての走行性能を備えたモデル
・F1の技術が生かされた停車状態から最大の加速で発進するための「ローンチコントロール」を採用

基本モデルの「ルーテシアRS シャーシカップ」

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「シャーシカップ」は「トロフィー」に比べてより日常的な道路状況での走行を楽しむためのモデルです。スポーツモデルとしてのワインディングロードでの足回りのセッティングを重視していて、乗り心地にも配慮した設定になっています。

この二つのグレードの違いはエンジンのチューニングと足回りのサスペンションセッティングの違いですが、3つの走行モード選択の「R.S.ドライブ」など基本的な装備は同一となっています。

上級グレードの「ルーテシアRS トロフィー」

ルーテシアRSトロフィー欧州仕様 ブラン グラシエ

「トロフィー」は「シャーシカップ」よりもさらにサーキットでの走行を前提としたエンジンや足回りのセッティングを施したモデルです。

トロフィーはスプリングとダンパーはシャシーカップと共通ですが、カップよりもフロントが10mm、リアは20mmローダウン。トロフィーはさらにエンジンにも手が入っていて、ターボのブースとを上げたことで最大出力、最大トルクがアップしています。

F1技術を応用したルーテシアRSのエクステリアデザイン(外装)

ルーテシアRS欧州仕様 ジョン シリウス M

ルーテシアRS欧州仕様 ジョン シリウス M

ルーテシアRS欧州仕様 ジョン シリウス M

ルーテシアRSの外装は、F1で培われた空力処理がされています。リアスポイラーやアンダーディフューザーは効率的なダウンフォースを生みだすことが可能です。

またブラック塗装の18インチのホイールやレッドキャリパー、ツインエギゾーストはボディデザインと一体化して、さらなる力強さを表現しています。

スポーツマインド溢れるルーテシアRSのインテリアデザイン(内装)

ルーテシアRS欧州仕様

ルーテシアRS海外仕様

インテリアデザインはもともとルーテシアが持っている実用性に加えて、ドライバーをしっかりと支える独自デザインのスポーツシートが特徴です。RSならではのスポーティーなレッドステッチやアルミ製のペダル、瞬時のシフトチェンジを可能とするパドルシフトなど、スポーツ走行がしやすいデザインとなっています。

ルーテシアRSのボディサイズ

ルーテシアRSのボディサイズ
全長全幅全高
4,1051,7501,435
ホイールベース車両重量乗車定員
2,6001,2905
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ルーテシアは欧州のBセグメントに入る車で、VWのポロやプジョーの208などがライバルです。日本車で言えばトヨタ ヴィッツやホンダ フィットのサイズとなります。

これらの車はコンパクトカーとしてサイズも手ごろなうえ、大人4人がしっかり乗れて、そこそこの広さのラゲッジルームも持っています。RSもこのルーテシアの美点はまったく同様の作りです。

大きさを見ると幅が5cm広いですが、それ以外は日本の5ナンバーサイズに完全に収まっていますので、日本の裏道などの取り回しも困ることはないでしょう。

ルーテシアRSのエンジンスペック・パワートレイン

ルノー ルーテシアRSのエンジン

ルノー ルーテシアRSのエンジンスペック
エンジン種類直列4気筒直噴ターボDOHC
排気量1,6L
最高出力シャーシカップ 147(200)/6,050
トロフィー 162(220)/6,050
最大トルクシャーシカップ 240[24,5]/1,750
トロフィー 260[26,5]/2,000
トランスミッション6速EDC
駆動方式FF
使用燃料ハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

なんといっても注目するのは、1.6Lから最大出力200馬力ものハイパワーを軽く発揮している高出力のエンジンです。エンジンチューニングなどにもルノーが長年培ってきたF1の技術が生かされています。1.300kgに満たない車重には充分なパワーですが、ハイスペック版のトロフィーになるとさらに最高出力は220馬力にもなります。

ルーテシアRSの燃費・実燃費

ルーテシアRSの燃費・実燃費
JC08モード燃費-
実燃費11~12
[単位]km/L

燃費に関してJC08モードの正確な値の記載がありませんでしたが、口コミを調べたところ、おおむね11~12km/Lといった感じのようです。これは欧州の1.6Lクラスとして考えると一般的な数値です。

試乗記などを見ると高速道路では15~16km/Lあたりまで燃費が伸びているようです。

ルーテシアRSの予防安全装備・先進技術

ルーテシアRSの予防安全装備・先進技術
前席エアバッグ
前席頭部保護機能付き
サイドエアバッグ
スピードリミッター
ESC(横滑り防止装置)
EBD(電子制御制動力配分システム)付きABS

ルーテシアはヨーロッパの厳しい衝突安全性に耐えうるボディの安全性を有しています。しかし、近年の日本の小型車やドイツ製の車のような先進技術による安全装備がまだ装着されていません。

とはいっても、エアバックの類は充実していますし、しっかりとした横滑り防止装置も付いています。シャーシ周りの電子制御のブレーキシステムは充実していて、EBD(電子制御動力配分システム)付きのABSはEBA(緊急ブレーキアシスト)との組み合わせで、強くブレーキをかけたときの車の挙動を安定させます。

ルーテシアRSのボディーカラー(全5色)

・ジョンシリウスM(☆)
・ブラン グラシエ
・ルージュ フラムM(※)
・ノワール プロフォンM(※)
・グリ プラティヌM(※)

ルーテシアRSのイメージカラーは、スポーティなイエローのジョンシリウスメタリックです。他ソリッドメタリック合わせて5色のカラーから選べます。

(☆)のカラーは+156,600円のオプション
(※)のカラーは+32,400円のオプション

ルーテシアRSのグレード構成と新車車両価格

ルーテシアRSのグレード構成と新車車両価格
ルーテシアRS
シャーシカップ315万
トロフィー334万
[単位]円(消費税込み)

現在日本仕様のルーテシアRSは2種類。標準仕様の「シャーシカップ」と、それをさらにレースでも使うことを前提に足回りのセッティングをした「トロフィー」の2つのグレードがあります。

ヨーロッパのBセグメントのスポーツハッチが欲しいという方であれば、シャーシカップで充分以上に楽しめます。自分の愛車で出来たら週末はサーキット走行も考えてみたい、という人にはトロフィーがおすすめです。

ルーテシアRSの新車購入時の値引き額

価格 お金 費用 税金 維持費

©shutterstock / create jobs 51

ネットでの口コミを調べたところ、ルーテシアRSの値引きは15万円から20万円くらいのようです。噂では本国でそろそろ新型のルーテシア(本国名クリオ)が出るという話もあり、モデルチェンジサイクルも近くなってきていることから、今後はもう少し値引きが期待できるかもしれません。

ルノー ルーテシアRSの試乗レビュー・評価

ルーテシアRS欧州仕様

ルーテシアRSの乗り味は実際にどのような感じなのか、ネット上にある口コミやレビューを調べてみました。

「試乗してみて素晴らしさに感動した。」
「乗り心地は流石。浮いた感じもありませんし、しっかりしている。」
「ぺダル配置でブレーキがかなり手前にあることで右足操作がしにくい。」
「想像通りの車。これが300万円ちょいで買えるなんて破格過ぎる。」
「普通に街乗りでもエンジン回転を上げて走らないといけない。ブレーキも効き過ぎで乗り心地も固いので、街乗りには向いてない車かも。」

試乗のレビューを見ていると、普段から走り慣れしている人や、スポーツタイプの車に乗っているユーザーには好評なようです。反面、街乗りメインで考えた場合ブレーキのタッチやペダルレイアウトなどが不満という意見もみられます。

ペダルの位置関係はヨーロッパ車のような左ハンドル設計の車にはよくある事ですが、右ハンドル化した際にレイアウトが若干煮詰められていない場合があります。

しかし、カーブの多い山道などでこの車を走らせると、とても楽しめるという評価が多いです。

ルーテシアRSの中古車価格は?

最新「ルーテシア」中古車情報!

本日の在庫数 150
平均価格 150.6万円
本体価格 19〜550万円
Pick up!
Pick up!

ルーテシアRSはルーテシア中古車全体のうち5分の1くらいのタマ数で、先代のモデルも含めても流通量は全国で30台前後とそれ程多くありません。スポーツモデルにありがちな派手なカスタムが施された車は少なく、どの車もノーマルに近い状態で、丁寧に乗られた車が多い印象です。高年式はディーラー中古車がたくさんあり、保証付きで安心して乗れる車も多いです。

全体のうち7割くらいが現行のモデルで、マイナーチェンジ後のモデルはとくに値落ちが少ないのが特徴です。現行のルーテシアRSはとくにトロフィーの場合、マイナーチェンジ前のモデルでも5万キロ未満の走行距離の場合、200万円を切らないくらいの価格です。

また、先代モデルもまだまだ値段が残っていて、100万円を切るような価格だと2010年モデルほどの走行距離8万km台の車となります。
先代モデルは現行型にない6MTの設定ですので、マニュアルミッション好きには堪らない車。意外と人気があり、走行距離が5万キロ以内の車なら150万円以上になる場合もあります。

いずれにしても欧州のコンパクトハッチの中でも意外に値段が落ちていないということがわかります。新車価格がわりとお買い得なのに比べ、中古車市場で高値安定という印象です。

ルノー ルーテシアRSを中古で買うときの注意点

ルーテシアRSトロフィー欧州仕様 ブラン グラシエ

中古車を買う前にチェックしたい注意点

以前は故障が頻発して、なかなか敷居が高い感じのあったフランス車ですが、最近のルノーは日産と同一の会社になったことにより、電気系のトラブルもほとんどないようです。

調べてみてもクーラーが効かない、リアのハッチゲートのロックが壊れたなどのトラブルがあるのは先代や先々代のモデルの頃までで、現行型はタイミングベルトもチェーンなので、維持費もそれほどかからないようです。

心配な人は、ディーラーの保証付きの中古車を購入することがおすすめですが、現行モデルに関しては調べても故障が多くて乗り換えの声がほとんどありませんでした。

歴代のルノー ルーテシアRS

【初代】ルノー ルーテシアRS(2000~2005年)

ルノー ルーテシアRS 2001年型

ルノー クリオ(日本名ルーテシア)の2世代目が1998年にデビューすると遅れること1年。ハイスペック版の2.0RS(ルノー・スポール)が導入されました。日本には2000年より正規輸入されました。

ノーマルのルーテシアに比べエンジンはまったく別物。足回りも当時のルノーのレーシングカー制作のテクノロジーがつぎ込まれたモデルで、1日に33台しか生産されませんでした。

マイナーチェンジ(2001年)

ルノー ルーテシアRS 2003年型

2001年にはルーテシアと同じくマイナーチェンジが行われフロント、リアのデザインが変わりました、内装もメーター周りの意匠が大きく変更されました。

2004年にはさらに小変更がありフェイズ3となり、2005年に3代目(ルーテシアRSとしては2代目)にモデルチェンジされます。

【2代目】ルノー ルーテシアRS(2006~2012年)

ルノー ルーテシアRS 2006年型

2005年にルノー クリオ(日本名ルーテシア)は3世代目になり、2006年に高性能版のRSがデビュー。2009年に日本にもルーテシアRSとして正規輸入されました。

後期型

ルノールーテシアRS 2代目 フェイスリフト

2010年にはマイナーチェンジが行われ、前後のデザインを大幅に変更し新しいデザインになりました。2世代目のルーテシアRSは、日本の新しい法規に対応できなくなったことから2010年で販売を終了しました。

ルノー ルーテシアRSの人気は?

2台のルノールーテシアRS

ルノー ルーテシアはヨーロッパのBセグメントコンパクトカーの中でもっとも売れている車の1つです。その実用性もさることながら、フランス車ならではの細部までセンスあふれる内外装デザインを楽しむことができます。

ルーテシアRSは、ルーテシアにルノーのF1で培われた技術を惜しみなく投入したホットモデル。とくにワインディングロードでのコーナリング特性は素晴らしく、さらにサーキットユースに使える本格派です。最近のモデルはとくに信頼性が非常に高いため、今まで故障を気にしてフランス車に乗ることをためらっていた人にもおすすめできます。

ドイツ車とはまた違った乗り味のフランス製のスポーツコンパクトとして、選択肢に挙げていただきたい1台です。

ルノー ルーテシアの新型についてはこちら

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