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トヨタ新型ハリアーの口コミ評価総まとめ|燃費や装備、走りは60系と比べてどう?

口コミで人気だったグレードは?

口コミに基づいて付けた順位グレード
1位G
2位Z
3位S

ミドルグレード「G」が人気傾向

ハリアー G レザーパッケージ(センシュアルレッドマイカ)
ハリアー G レザーパッケージ(センシュアルレッドマイカ)

人気だったのはミドルグレード「G」だ。最上位グレード「Z」と見た目がほとんど変わらないことが理由のひとつのようだ。

リセールバリューを考えて、装備が充実した「G」以上のグレードを選ぶユーザーも散見された。エントリーグレード「S」は、見た目や内装の装備が「G」「Z」と違いすぎるので、選択肢からは外したというユーザーが多かった。

レザーパッケージは30万円上乗せとなる。本革シートだけでなく、シートの冷暖房やシートポジションメモリーなど、機能も充実するので迷いどころ。こちらもリセールバリューを考えて選択肢に入れてもよいだろう。

パワートレインはガソリンが人気傾向だ。

「Z」はレクサスなどと価格が被る

ハリアー Z レザーパッケージ(プレシャスブラックパール)
ハリアー Z レザーパッケージ(プレシャスブラックパール)

最上位グレード「Z」 のハイブリッド車にオプションを加えると500万円を超え、レクサス NXなどと価格が被ってしまう。

上記の通り、今回の60系ハリアーは良くも悪くも「高級感のある大衆向けSUV」という側面があるので、「バリバリの高級車に乗りたい」というユーザーの選択肢からは外れてしまう可能性がある。

MOBY編集部の新型ハリアーへの評価は?

新型ハリアーにサーキットで試乗してきました。

SUVとは思えない安定性、走行性能の高さを感じました。全体的にフラットで、特に高い速度からのブレーキングのときのフロントの沈み込みの少なさ、高速でコーナリングしたときのボディのロールの少なさはスポーツカーに匹敵するといって過言ではありませんでした。

一般の方々がサーキットにハリアーを持ち込んで走行するといったことはあまりないでしょうが、この走行性能の高さは高速道路を長距離走ったときの疲れにくさ、峠、山岳路を走ったときのハンドリングの楽しさに繋がるでしょう。

逆に言えば、オフロード走行よりもオンロード走行を強く意識した足回りのセッティングのため、オフロード、ラフロードを走るのが好きな方には、ちょっと不向きになるでしょう。

そんな方には、同じプラットフォーム、パワートレインを採用している兄弟車「RAV4」がおすすめ。

ハリアーに対してRAV4は、サスペンションのストロークが大らかで、全体的にゆったりした乗り味になります。

ハリアーは初代より「都会派SUV」の思想で開発され、この世に「SUV」という言葉を定着した立役者。

街の中をスマートに駆け抜けるSUVですから、フラットで安定した走行性能はまさにぴったり。フルモデルチェンジしてさらに洗練されたデザインも◎ですね。

2.0Lガソリン、ハイブリッドと多彩なパワートレインからオーナーのカーライフにマッチしたパワートレイン、グレードが選べるラインナップの豊富さも◎でしょう。

ハリアーは、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)つまり、スポーツ用多目的車として登場したモデル。当時はまだSUVという言葉すらない中で、父親とこれは凄いと話題になった事を今でも思い出せます。

家族で乗っても十分な広さがあり、車高の高さにおける運転のしやすさだけでなく、トヨタらしい高級感もあるハリアーは初代モデルから街のあちこちで見かけるようになりました。

そして、2代目からはついにハイブリッドモデルも登場。

先ほどお伝えしたメリットに加えて、SUVのデメリットといえる車両重量の重さによる燃費や加速性能が大幅に改善され、まさに鬼に金棒となったハリアーはモデルチェンジを重ねるたびに新しいファンを増やしていきました。

今回の新型ハリアーは4代目。その中で皆さんに気付いて欲しい点を1つご紹介します。

歴代ハリアーの比較記事を読んで頂けると分かりますが、初代モデルから新型モデルまでガソリンモデルの価格は少しずつ高くなっています。

これは、昨今の衝突安全性の強化や新しい装備を考えると致し方ないのかもしれませんね。

ただ、注目したいのはハイブリッドモデルの価格。なんと、最初にハイブリッドモデルが設定された2代目に比べて50万円ほど安く設定されています。

自動車業界を取り巻く環境意識も影響しているかもしれません。

しかし、ハイブリットシステムによる大排気量車にも負けるとも劣らない加速性能の高さ、車両重量が重いSUVにも関わらずカタログ数値では20km/L越えの燃費性能。

加えて、初代から続く高級化のあるカッコよさ。そして価格も求めやすくなったら…人気の理由も頷けますね。

私事で恐縮ですが、日産信者の私も新型ハリアーには嫉妬に近い羨望の目で見ております。

新型ハリアーはデザインがかなり変わり、街乗りでもさらにカッコいいSUVとしてのイメージが強くなりました。

兄弟車のRAV4はオフロードの印象なので、ハリアーより大きい印象がありますが、実は同じくらいのサイズ。つまり、新型ハリアーはボディサイズの割に引き締まって見えるということだと思います。

旧モデルより全高が低いのも、トレンドのクーペスタイルを意識しているからでしょう。

以前、社内女性スタッフに国産SUVで素敵だと思う車を挙げてもらったのですが、新型ハリアーがダントツの人気だったので驚きました。

自分でも乗りたいSUV、彼氏や旦那さんに乗ってきてほしいSUV、どちらでも上位だったんです。

特に、デートカーランキングはレクサス勢が上位を総なめにするなか、新型ハリアーは2位にランクイン。

ハリアーも高級SUVですがレクサスと比較したら手が届く価格なので、現代のデートカーとしては最強の車ということではないでしょうか。

1つ気になるのは、旧モデルまで採用されていた鷹(チュウヒ)のエンブレムがボディの外側に付いていないことです!

ひと目でハリアーとわかるあのゴールドエンブレムは好きだったので、日本向けの特別仕様車などが今後出るなら復活してほしいな…と思います。

【まとめ】新型ハリアーは燃費が優秀&スポーティーに進化

項目口コミ評価
エクステリア★★★★☆
インテリア★★★☆☆
装備★★★☆☆
走りガソリン:★★★☆☆
ハイブリッド:★★★★☆
実燃費ガソリン:★★★★★
ハイブリッド: ★★★★★

見た目や装備では賛否両論あった新型ハリアーだが、口コミの傾向がそろっていたのは「燃費」と「走り」だ。

燃費に関しては、ガソリン車・ハイブリッド車ともに悪いレビューはほぼないと言ってよい。特にハイブリッド車はユーザーの期待を上回る数値が出ており、カタログ燃費はかなり参考になるといえる。

トヨタ ハリアー(3代目)PREMIUM "Advanced Package"(ガソリン4WD車)(ホワイトパールクリスタルシャイン)
トヨタ ハリアー(60系・3代目)

走りは好みが分かれるものの、おおむね旧モデル(60系ハリアー)に比べると、スポーティで硬めの足回りという総意。特にガソリン車は今までのハリアーとは印象が全く異なる走りであるため、旧モデルからの乗り替えの場合は絶対に試乗してみたほうがいい。

ガソリン車の走りはちょっとスポーティーでキビキビしすぎているという場合は、ハイブリッド車にも試乗してみよう。

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最新「ハリアー」中古車情報
本日の在庫数 3920台
平均価格 290万円
支払総額 58~649万円
執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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