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【マツダ アテンザ/アテンザワゴン 新型vs旧型違いを徹底比較】マイナーチェンジの変更点は?

2018年5月24日、マツダ アテンザセダンおよびアテンザワゴンの大幅マイナーチェンジが発表されました。新型アテンザの変更点について旧型と比較しながら、外装や内装、エンジンや先進安全装備などの面で詳しく紹介します。改良されたSKYACTIVE(スカイアクティブ)エンジンのスペックは?気筒休止技術や燃費についても解説。

マツダ 新型アテンザ/アテンザワゴン ビッグマイナーチェンジで予約受注開始!

発売日は6月21日〜

手前が旧モデル、奥が新型アテンザ

マツダ アテンザ 新旧モデル

© MOBY

2018年5月24日、マツダ 新型アテンザセダンおよび新型アテンザワゴンのビッグマイナーチェンジが発表されました。

発表同日、5月24日から予約受注を開始し、正式な発売日は6月21日からとなります。

日本での発表に先立って、アテンザの海外モデル「Mazda 6(マツダ6)」も新型へ。2017年11月にはセダン、2018年3月にはワゴンのマイナーチェンジが発表されていました。

こちらの記事では、日本での新型アテンザのマイナーチェンジ内容について詳しく解説します。

マツダ アテンザセダン/アテンザワゴンってどんな車?

マツダ アテンザは現行モデルで3代目です。この代からアテンザはマツダのフラッグシップモデルとして明確に位置づけられました。

3代目アテンザは2012年から発売。2013年の日本カー・オブ・ザ・イヤーでは「エモーショナル部門賞」を受賞し、デザイン性やドライブフィールの高さが評価されています。

マツダのセダンには「アクセラ」もありますが、アテンザはアクセラよりもボディサイズや価格が上回っています。アクセラはスポーツ、アテンザはプレミアムという棲み分けで、それぞれ異なるユーザーを獲得しています。

スポーツセダン/ワゴンのマツダ アクセラについてはこちら

マツダ アテンザのフルモデルチェンジについてはこちら

アッキーナが新型アテンザの変更点を開発主査に最速取材!【動画】

クルマ好きなアッキーナこと、南明奈が、話題の車をレビューする「南明奈#おため試乗」。デビュー間もない新型車の特徴をはじめ、人気車種の注目ポイントを解説。アッキーナならではの視点で、車の魅力をお届けする企画です。

今回はその特別編として、メディア向けに開催された新型アテンザの事前取材回にお邪魔してきました。

新型アテンザ事前取材会を案内してくれるのは、新型アテンザの開発主査、脇家さん。新型アテンザについて、日本一詳しい男といって良いでしょう。そんな、新型アテンザを知り尽くした脇家さんに新型アテンザがマイナーチェンジでどう変わったのか詳しく教えていただきます!

動画はこちら

ここからは、動画で解説した内容の振り返りだけでなく紹介しきれなかった部分も併せて、新型アテンザ・アテンザワゴンの変更点について細かく解説していきます。

【低重心で精悍に】エクステリアデザイン(外装)の変更点

マツダ 新型 アテンザ セダン

マツダ 新型 アテンザ ワゴン

今回はマイナーチェンジですので、新型アテンザのエクステリアデザイン(外装)は、基本的に従来型のスタイルを踏襲しています。これまで愛されてきた基本のシルエットはそのままに、低重心と精悍さが強調されました。

新型アテンザのエクステリアの主な変更点をご紹介します。

フロントグリルが格子状デザインに

【フロントデザイン】 左:新型 アテンザ 右:旧型アテンザ

【グリルデザイン】 左:新型 アテンザ 右:旧型アテンザ

マイナーチェンジ前のモデルは水平ラインを採用していましたが、新型は格子状のデザインに変更。細やかで上品な印象になりました。

新デザインのヘッドライトを採用

【ヘッドライト】 左:新型 アテンザ 右:旧型アテンザ

新型は薄くワイドな新ヘッドライトを採用し、前モデルよりさらに精悍な顔立ちになりました。

リアガーニッシュの変更で低重心デザインに

【リアデザイン】 左:新型 アテンザ 右:旧型アテンザ

新型アテンザ セダンでは、リアデザインを印象づけるリアガーニッシュも変更。より水平をイメージしたデザインで、低重心が意識されています。

新デザインの19インチ,17インチホイールを採用

【ホイール】 左:新型 アテンザ 右:旧型アテンザ

デザインも一新され、より大きく見えるホイールを装着。19インチホイールは奥行きが意識された、立体感あるデザインです。

マツダカラーである「赤」の外装色を変更

マツダを象徴するボディカラーである「赤」。マイナーチェンジに伴い、「ソウルレッドプレミアムメタリック」から「ソウルレッドクリスタルメタリック」に変更されました。

ソウルレッドクリスタルメタリックについてはこちら

【上品な質感へ】インテリアデザイン(内装)の変更点

新型アテンザはインテリアデザイン(内装)が大幅に変更されています。マツダとしても内装の改良や質感向上に重点を置いており、従来型に比べて快適性と安全性が追求されました。

新型アテンザのインテリアの主な変更点をご紹介します。

インパネやドアトリムのデザインを変更,不快要素をゼロに

前席に座った時によく目に留まる、よく手に触れるインパネやドアトリムのデザインが変更されました。今回のマイナーチェンジで強調されたのは、五感で感じる不快感の排除。普段意識せずに使う部分だからこそ各部のデザインを作り込むことで、心地よさの底上げが図られています。

シートデザインを一新,最上位グレードには専用素材を採用

シートデザインを一新し、よりホールド感のある座り心地になりました。
さらに、最上位グレードである「Lパッケージ」には、ナッパレザーシート、本杢パネル、ウルトラスエードなどの専用素材を使用。特にウルトラスエード ヌーは東レ株式会社との協業により実現した、こだわりの手触りが特徴です。

細部にわたり質感を向上,洗練された車内空間に

前述の通り、車内空間の快適さ向上のため細部まで質感にこだわっている新型アテンザ。上品なシルバー使いになったフレームレスミラーやダイヤルスイッチ、ステッチ(縫い目)のラインの連続性を意識した統一感のある内装など、上質なモデルに仕上がっています。

また、リアセンターアームレストに小物入れスペースと充電用USB端子を設定するなど、快適装備も採用。後席でスマートフォンを同時に2台充電できのはうれしいですね。

ドライバー主体のインフォテイメントシステム

新型アテンザは運転中の安全性を高めるため、ドライバーが見やすく操作しやすいコクピットとなっています。ディスプレイ、メーター、コントローラーなどは、わき見をしなくても情報を確認、機器操作が可能なように配置。アクティブドライビングディスプレイがフロントウインドウ照射タイプになり、さらに見やすくなりました。

外部からの騒音とロードノイズを大幅削減,静粛性アップ

最新のマツダ車に共通しているように、新型アテンザも大幅な静粛性アップが図られています。車体パネルの設計からサスペンション、内装にわたって総合的に騒音カットに取り組み、全席間で快適に会話が可能に。家族でのお出かけにもぴったりな車となりました。

基本スペックやボディサイズは変更なし

新型アテンザのボディサイズは、マイナーチェンジ前のモデルから変更されていません。車重のみ60kgほど重くなっています。

アテンザセダン 新型 旧型
全長 4,865 4,865
全幅 1,840 1,840
全高 1,450 1,450
ホイールベース 2,830 2,830
車両重量 1,510~1,680 1,450~1,620
乗車定員 5 5
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人
アテンザワゴン新型旧型
全長4,8054,805
全幅1,8401,840
全高1,4801,480
ホイールベース2,7502,750
車両重量1,530~1,7101,470~1,640
乗車定員55
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

【よりパワフルに】パワートレインの変更点

新型アテンザのパワートレインラインナップは従来型と同じく、ガソリンエンジンの「SKYACTIVE-G 2.0」と「SKYACTIVE-G 2.5」、ディーゼルエンジンの「SKYACTIVE-D 2.2」の3つです。どのエンジンも改良が加えられ、性能が向上しています。

新型アテンザのエンジンについて詳しく解説します。

エントリーモデルに搭載「SKYACTIVE-G 2.0」

ガソリンエンジンを搭載するエントリーモデルには、従来通りSKYACTIVE-G 2.0が採用されます。旧型に比べて最高出力と最大トルクが向上。車両重量の増加に伴いカタログ燃費は下がっていますが、実燃費に大きく影響はないと考えられます。

SKYACTIVE-G 2.0新型旧型
エンジン種類直列4気筒ガソリン直列4気筒ガソリン
排気量2.0L2.0L
最高出力155[156]/6,000144[155]/6,000
最大トルク199[20.3]/4,000196[20.0]/4,000
トランスミッション6AT6AT
駆動方式FFFF
JC08モード燃費16.6km/L17.4km/L
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

気筒休止技術を新採用した「SKYACTIVE-G 2.5」

2.5Lガソリンモデルに搭載されるSKYACTIVE-G 2.5は、今回のマイナーチェンジで気筒休止システムを新採用しました。このシステムはCX-5のマイナーチェンジの際に取り入れたものです。

気筒休止とは、燃料を爆発させてエネルギーを作り出す機構「気筒」を、走行状況に応じていくつか使用しない(=休止させる)という技術です。新型アテンザは4気筒エンジンですが、全ての気筒を使用しなくても十分な走行パワーが得られると車が判断した場合、2つの気筒が休止します。高速道路などでの巡航走行時はエンジン負荷が少ないため、パワーの無駄遣いを抑え、実燃費を向上させることができます。

SKYACTIVE-G 2.5も旧型に比べて最高出力と最大トルクが向上しています。カタログ燃費は下がっていますが、気筒休止技術の採用により実燃費の大幅な低下が抑えられているとみてよいでしょう。

SKYACTIVE-G 2.5新型旧型
エンジン種類直列4気筒ガソリン直列4気筒ガソリン
排気量2.5L2.5L
最高出力140[190]/6,000138[188]/5,700
最大トルク252[25.7]/4,000250[25.5]/3,250
トランスミッション6AT6AT
駆動方式FFFF
JC08モード燃費14.8km/L16.0km/L
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

さらにクリーンなディーゼルエンジン「SKYACTIVE-D 2.2」

ディーゼルモデルに採用されるSKYACTIVE-D 2.2は、マツダの新しい燃焼コンセプトである「急速多段燃焼」を採用。環境にもさらに配慮しつつ、最高出力および最大トルクも大きく向上させました。

燃費については従来のJC08モード測定値ではなく、市街地、郊外、高速道路を平均的に走行するWLTCモード測定値を採用しました。燃費については後述しますが、より日常に近い走り方で測定することで現実的な数値を算出しています。

SKYACTIVE-D 2.2新型旧型
エンジン種類直列4気筒 直噴ターボディーゼル直列4気筒 直噴ターボディーゼル
排気量2.2L2.2L
最高出力140[190]/4,500129[175]/4,500
最大トルク450[45.9]/2,000420[42.8]/2,000
トランスミッション6AT/6MT6AT/6MT
駆動方式FF/4WDFF/4WD
JC08モード燃費-18.2~22.4km/L
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

気筒休止新エンジンを採用した新型CX-5はこちら

次世代スカイアクティブエンジン「SKYACTIVE-X」とは?

【マツダ 新型アテンザ】実燃費重視の改良

新型のWLTCモード燃費《参考》旧型のJC08モード燃費
SKYACTIVE-G 2.016.6km/L17.4km/L
SKYACTIVE-G 2.514.8km/L16.0km/L
SKYACTIVE-D 2.217.0~19.6km/L18.2~22.4km/L

新型アテンザの燃費計測には、国際的な走行モードであるWLTCモードが導入されました。WLTCモード燃費(3モードごとの数値は省略)は上記の通りです。

新型アテンザは内装のアップグレードや基本装備の増加により、60kgほど車重が増加していますが、燃費の悪化は最低限に留まっていると評価してよいでしょう。むしろ、渋滞追従&停止機能の搭載によりムダなブレーキングが減り、従来より実燃費が向上するというドライバーも出てくるかもしれません。

新型エンジンの燃費測定にWLTCモードを導入

WLTCモードとは、信号や渋滞のある「市街地」、信号や渋滞の影響が少ない「郊外」、クルーズ走行の多い「高速道路」の3つのシーンを想定した走行モードです。

従来のJC08モードより実燃費に近い数値が測定できるだけでなく、各モードごとに燃費が公表されるため、車選びの際にも役立ちます。また、JC08モードが日本独自の基準であるのに対し、WLTCモードは国際的な試験法です。日本でも国土交通省が「JC08モード表記からWLTCモード表記に順次切り替える」と発表。今後目にするようになる表記です。

算出方法の違いにより、WLTCモード燃費JC08モード燃費よりも数値が低くなります。

WLTCモードについて詳しくはこちら

【さらに安全に】先進安全装備

新型アテンザの安全性は、インテリア配置や視界の改善などにより総合的に向上しました。もちろん、先進安全装備の機能追加や向上により、フラッグシップモデルに相応しい安心・安全を手にしています。

夜間の安全性を総合的に向上

「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ」の歩行者ブレーキが夜間対応になり、従来型に比べて夜間安全性が向上しています。さらに、対向車や歩行者の幻惑を防止するための「アダプティブ・LED・ヘッドライト」のコントロール領域が拡大。照射角度を分割して不要な部分の消灯する際、従来の4分割から20分割に細分化したことできめ細やかな対応が可能になりました。

i-ACTIVESENSEに追従停止機能

マツダの先進安全技術「i-ACTIVESENSE」に追従停止機能(フォロー&ストップ)が追加され、ドライバーの運転をさらにサポートできるようになりました。

360°ビューモニターの新設

4つのカメラに周囲の映像をセンターディスプレイに表示する360°ビューモニターを新設。死角に入った障害物や歩行者も運転席から確認できるようになりました。

マツダの予防安全装備に関する記事はこちら

【マツダ 新型アテンザ】グレードと価格

新型アテンザ 大幅進化にも関わらず値上げ幅は小さめ

新型アテンザのグレード構成および価格は以下の通りです。ディーゼルモデルはMTの設定もあるため、6ATおよび6MTを網羅した表記にしてあります。(XD Lパッケージは6AT/6MT同価格となります)

マイナーチェンジ前のモデルに比べて、エントリーグレードは3万~5万の値上がり、最上位グレードは18万円の値上がりとなっています。エントリーグレードに関しては、値上がり額以上に内装や快適装備、安全機能が大幅に改良または追加されているため、お買い得と言えます。最上位グレードの「Lパッケージ」は大幅値上げに見えますが、専用素材の内装を採用し上質感を高めていることから考えれば、値段相応の出来栄えと言えるでしょう。

グレード名 エンジン 駆動方式 車両価格(円)
燃料 排気量
 20S  ガソリン   2.0L     2WD(FF)  282万
 20S プロアクティブ  295万
 25S Lパッケージ   2.5L  354万
 XD ディーゼル         2.2L  2WD(FF)     324~329万
 XD プロアクティブ  336~342万
 XD Lパッケージ  395万
 XD    4WD  347~353万
 XD プロアクティブ  360~366万
 XD Lパッケージ  419万

アテンザの中古車情報はこちら

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【怒涛の進化】新型アテンザはフルモデルチェンジレベルの変更点が満載

右が新型アテンザ、左が旧モデル


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新型アテンザの変更点に注目すると、ユーザーが直接触れる内装や機器の改良が目立ちました。これはフラッグシップモデルにふさわしいプレミアム感を追求した結果と言えるでしょう。

マツダの掲げる「人馬一体」というモットーは、「五感で感じる車の心地よさ」「人間中心のインターフェイス(ヒューマン・マシン・インターフェイス)による安全さ」という形で、新型アテンザに見事に反映されています。

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