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片手運転も安全運転義務違反に該当するって本当?反則金や違反種類についても

安全運転義務違反と聞いて、具体的にどのような運転をすることが安全運転義務違反になってしまうのかご存知でしょうか?例えば、片手運転でも安全運転義務違反に該当する場合があり、反則金や罰則を受ける対象になってしまう可能性があります。安全運転義務違反の種類や詳しい内容、反則金はいくらなのか、といった疑問について解説します。

知っているようで知らない安全運転義務違反とは?

安全運転義務違反とはいったいどのような違反のことを指すのでしょうか。
まず、車を運転する者の責任として、安全に運転をする義務が生じます。
その内容は、道路交通法によって以下のように定められています。

道路交通法 第70条

(安全運転の義務)
車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

出典:道路交通法 第70条

わかりやすくまとめると、
・運転中はハンドルやブレーキを確実に操作すること。
・道路や交通状況、運転している車両の状況を正確に判断すること。
・他人に危害を及ぼさないように運転すること。
このように運転をすることが、安全運転の義務です。

言い換えると、安全運転義務違反とは、確実に操作できない状態での運転や、周りの状況を正確に判断できない状態で運転することと言えます。
それでは具体的に安全運転義務違反になる行為はどのような行為かご紹介していきましょう。

片手運転も対象って本当?安全運転義務違反になる行為は?

運転 女性 驚く

©iStockphoto.com/ chombosan

安全運転義務違反は、検挙する警察官の判断によるところが大きい面があります。
例えば、
・おにぎりやパンを片手で持ち、食べながら運転していた。
・綺麗な景色を、夢中で見ながら運転していた。
・一人で運転中に、テレビを映しながら運転していた。
など、普段の運転のなかで思い当たる方もいるのではないでしょうか?
実は、これら全てが安全運転義務違反の対象です。
では、なぜこのような状態で運転をしていても、すぐに検挙されないかということですが、次から詳しくご説明します。

人身事故=安全運転義務違反+α

交通事故

©iStockphoto.com/ sestovic

安全運転義務違反に該当するかどうかのポイントとして、「他人に危害を及ぼさないように運転すること」があります。これは運転中に人身事故を起こしてしまうと、非常に高い割合で安全運転義務違反になり、違反点数や反則金も設定されています。

また、事故付加点数も加わり、最悪の場合、運転免許の取り消しになる可能性があります。

実際に人身事故を起こすような場面では、何らかの安全運転義務違反を犯している場合が多いのが事実です。
平成30年3月の、法令違反別の死亡事故件数のうち、安全運転義務違反は約60%と高い割合を維持しています。

片手運転も安全運転義務違反の対象になり得る!

片手運転は、安全運転義務違反の対象になる可能性が高い行為です。
上記の安全運転義務違反のうち、約15%と高い割合で運転操作を誤ったことによる事故が発生しています。これは、アクセルとブレーキを踏み間違えてしまったことや、ハンドル操作の誤りが該当します。

例えば歩行者が飛び出してきた際に、急ブレーキをかけたり、歩行者をかわすために急ハンドルを切ったりしますが、もし、その時に片手運転をしていたらどうなるでしょうか?確実なハンドル操作で歩行者をかわすことは難しいと想像できると思います。
片手運転はとっさの時など危険を回避するために、ハンドル操作を確実に行うことができません。

このようなことから、片手運転は安全運転義務違反の対象になり得るということです。

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