初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

マツダ 新型ロードスター/ロードスター RFマイナーチェンジ発表!変更点やエンジンスペックなど

2018年6月7日、マツダはロードスター/ロードスター RFの商品改良をおこなったと発表しました。今回のマイナーチェンジではエンジン性能の向上や安全装備の充実など、機能面がアップデートしています。新型ロードスター/新型ロードスター RFが従来型と比較してどう進化したのか、最新情報と共に解説します。

2018年6月7日 新型ロードスター/ロードスター RFがマイナーチェンジ!

マツダ 新型ロードスター RF

2018年6月7日、マツダはロードスターおよびロードスター RFの商品改良を行ったことを発表しました。昨年行われた商品改良から、およそ1年ぶりの改良となります。

今回の改良ではソフトトップモデルに特別仕様車が追加されたほか、ロードスター RFに搭載され流エンジン「SKYACTIV-G 2.0」の大幅改良などが行われています。また、安全装備の充実にも注目です。

マツダ 新型ロードスター/ロードスター RFの主な変更点

新型ロードスター/ロードスター RF共通の進化点

・アクセルの踏み込みに対するエンジンの初期応答性を向上
・安全装備の追加
・一部アルミホイールのカラー変更
・ステアリング調節機構に、テレスコピック機能を追加

新型ロードスター(ソフトトップ)の進化点

・エンジン「SKYACTIV-G 1.5」の燃費向上
・エンジン「SKYACTIV-G 1.5」の出力向上
・特別使用車「Caramel Top(キャラメル・トップ)」の設定

新型ロードスター RFの進化点

・エンジン「SKYACTIV-G 2.0」の向上

マツダ ロードスターの概要

ロードスターは、マツダが1989年から製造・販売しているオープンカーです。初代モデルの「ユーノス・ロードスター」は、そのデザイン性と走行性能が国内外で高く評価され、スポーツカーとしては異例の大ヒットとなりました。

現行のロードスターは4代目にあたり、2015年の5月に販売が開始されました。2016年の12月22日には、リトラクタブル(開閉式)ハードトップモデルの「ロードスターRF」が追加設定されています。

現行型ロードスターは、「人生を楽しもう-Joy of the Moment, Joy of Life-」をコンセプトとし、マツダの提供価値である「走る歓び」を最新の技術で具現化しています。「人馬一体」の走りを実現するため、マツダの新世代技術・スカイアクティブテクノロジーを全面採用しており、シャシーや足回りも精緻に作り込まれています。

また、マツダ車の共通デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」も採用され、人目を惹くスタイリッシュなフォルムに仕上がっています。

マツダ ロードスターの販売台数

現行型ロードスターは国内外で高い人気を誇り、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」、「日本自動車殿堂カーオブザイヤー」、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」など、名立たる自動車賞も受賞しました。

2017年度の国内新車販売台数は7,020台を記録しています。

マツダ ロードスターについての記事はこちら

新型ロードスター(ソフトトップモデル)

特別仕様車「Caramel Top(キャラメル・トップ)」

今回の商品改良と同時に、ソフトトップモデルには特別仕様車「キャラメル・トップ」が設定されました(ベース車はS Leather Package)。新色となるブラウンのソフトトップとスポーツタン色のインテリアが組み合わせれ、高輝度塗装の16インチアルミホイールが採用されています。

特別仕様車が設定されたこと以外、エクステリアの目立った変更点はありません。

マツダ 新型ロードスター RFのエクステリア

新型ロードスター RFの外装は、従来型とほとんど変化していません。すでに成熟されたエクステリアデザインであり、改変の必要がないと判断していると推測されます。

外観における唯一の変更点はアルミホイールです。ガンメタリック塗装だった17インチアルミホイールのカラーがブラックメタリック塗装に変更されています。

マツダ 新型ロードスター/ロードスター RFのインテリア(内装)

内装における新型ロードスター/ロードスターRF共有の共通点として、まず新採用のテレスコピック機能があげられます。テレスコピック機能はステアリング調節機能の一つで、ステアリング位置を前後に変更することができるものです。

従来型では、ステアリングを上下に調節するチルト機能のみが採用されていましたが、今回の商品改良でドライビングポジション調節の精度が高まっています。

マツダ 新型ロードスター(ソフトトップ)の内装

新型ロードスターのマイナーチェンジと同時に特別仕様車「Caramel Top(キャラメル・トップ)」の内装にはスポーツタン色が採用され、上品な雰囲気に仕上げられています。また、Boseのサウンドシステムを搭載しています。

ソフトトップとシートのカラーリングは「カラメルが乗ったプリン」を連想しているとのこと。

新型ロードスター RFの内装

今回の商品改良では新型ロードスター RFの内装に大きな変化は見られませんでしたが、ソフトトップモデルと同様にテレスコピック機能が採用されています。

マツダ 新型ロードスター/ロードスター RFのスペック

新型ロードスター RFのエンジンルーム

「人馬一体」感がさらに高まったエンジン

今回のマイナーチェンジで最も変化したのがエンジンです。ロードスターが1.5L、ロードスター RFが2.0Lエンジンを搭載することは変わりませんが、それぞれのパワートレインは大きく進化しています。

共通する改良点は、新型ロードスター、ロードスター RFともに、加速度のコントロール性が向上していることです。通常、ドライバーがアクセルペダルを踏んでエンジンが反応し、そしてトルクがタイヤに伝わるまでにミリ秒単位の遅れが発生するものですが、改良型ではこの遅れが縮められています。これにより「人馬一体」の感覚をさらに向上させたとしています。

新型ロードスター ソフトトップのスペック

ソフトトップモデルに採用されているのは従来通り「SKYACTIV-G 1.5」ですが、今回のマイナーチェンジでトルクと燃費性能が向上しています。

SKYACTIV-G 1.5 スペック比較

従来型改良型
最高出力96kW/7,000rpm97kw/7,000rpm
最大トルク150N・m/4,800rpm152N・m/4,500rpm
最高回転数7,500rpm7,500rpm

新型ロードスター RFのスペック

従来に引き続き、新型ロードスター RFに搭載されるエンジンは2.0L 直列4気筒自然吸気「SKYACTIV -G 2.0」ですが、マイナーチェンジによって大幅に進化しています。今回の商品改良で目指したのは、ソフトトップモデルに採用される1.5Lエンジンと同様の「伸び感」を2.0Lエンジンでも実現することです。

高回転域での吸入空気量アップや燃焼機関の短縮、吸排気損失と機械抵抗の低減などを達成。最高回転数は従来の6,800rpmから7,500rpmへを引き上げることに成功しました。これは1.5Lエンジンと同じ回転数です。また低回転域と高回転域両方でのトルクアップを実現し、最高出力も184PSまで引き上げられています。

これらの改善から、新型ロードスター RFではどの回転数からでも持続的な加速感を感じることが可能となります。

SKYACTIV 2.0 スペック比較

従来型改良型
最高出力116kW/6,000rpm135kw/7,000rpm
最大トルク200N・m/4,600rpm205N・m/4,000rpm
最高回転数6,800rpm7,500rpm

次世代エンジン「SKYACTIVE-X」にも注目

マツダ 新型ロードスター/ロードスター RFの安全装備

新搭載フォワード・センシング・カメラ

全車種「サポカーS・ワイド」に対応

エンジン性能の向上と同時に、新型ロードスター/ロードスター RFは安全性能も向上しています。マイナーチェンジにより、新型ロードスター/ロードスター RFは「サポカーS・ワイド」に該当しています。サポカーS・ワイドは、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の中でも特に安全装備が充実している車が当てはまります。

安全性能に関して、基本的にはソフトトップ、ハードトップともに同様の変更が加えられていますが、一部ソフトトップ専用の装備があります。

商品改良で新たに設定された新装備をご紹介します。

全グレード標準装備

・フォワード・センシング・カメラで前方の車両と歩行者を検知し、衝突の回避または被害軽減を図る「アドバンスト・スマート・シティ・ブレキー・サポート(アドバンストSCBS)」を新設定。
・リアバンパーに設置した超音波センサーで後方の障害物を検知し、後退時の衝突の回避または被害軽減を図る「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]」を新設定。
・アクセルとブレーキの踏み間違いやシフトレバーの入れ間違いによる急加速を抑えるAT誤発進抑制制御[前進時/後退時]を新設定。

グレード別装備

下記の装備は、グレードにより標準装備であるかメーカーオプションであるかが異なります。

・ハイビームでの走行時、対向車のヘッドランプや先行車を検知すると、相手を幻惑させないように自動でロービームへ切り替える「ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)」をソフトトップモデルに設定。
・ステアリング舵角や車速などの車両情報と、フォワード・センシング・カメラの情報などから、高速走行時のドライバーの運転状態をチェックして適度な休憩を促す「ドライバー・アテンション・アラート(DAA)」を新設定(ロードスター RFには全グレード標準装備)。
・フォワード・センシング・カメラで速度標識や進入禁止標識などを認識し、読み取った標識をメーター内のディスプレイに表示する交通標識認識システム(TSR)を新設定(ロードスター RFには全グレード標準装備)。

このほか、クルーズコントロールとリアパーキングセンサーが新たに追加されています。

新型ロードスター/ロードスター RF 一部改良の注目ポイントは?

マツダ 新型ロードスター RF

深化したエンジン

2018年6月7日に発表された品種改良はエクステリア、インテリアの刷新ではなく、機能面や性能面における向上が目的であったと言えます。特に新型ロードスター RFに搭載される「SKYACTIV-G 2.0」は大きな進化を遂げており、ロードスターが初代から掲げている「人馬一体」へさらに近いています。

一方、ロードスターのデザイン性は2015年の発売時から成熟しており、それこそ同年の「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞するほど優れていることから、フルモデルチェンジまで大きな変更はないと考えられます。

マツダの新型車に関連する記事はこちら

スポーツカーのランキングはこちら

この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

速く・正確な記事の執筆がモットーのMOBYライターです。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車などさまざまですが、最も好きな車はバットモービルかもしれません。MOBYでは、速報記事やランキング記事など、さまざまなジャンルを執筆しています。...

下取りより平均16万円も高く売れる!
複数の買取業者で一括査定「ズバット車買取」

おすすめポイント

  • たった1分で愛車の査定額がわかる
  • ガリバー、カーセブンなど最大10社から最高額で売れる業者が無料で分かる
  • 下取りより平均16万円も高く売れる!

関連キーワード
キーワードから記事を探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーから記事を探す