【マツダCX-3 新型vs旧型違いを徹底比較】今回のマイナーチェンジは変更多数！

新型CX-3の内装はより上質になり使い勝手が向上

新型CX-3（北米仕様）

内装の変更点は、センターコンソールのデザインや電動パーキングブレーキの標準採用です。外装と同じく、コンセプトを維持したまま、マツダデザインに沿ったデザインと言えます。

インパネ部分やドアパネルのカラーや素材を見直し、落ち着きのある上品な室内空間を表現しています。

デザイン変更点
・センターコンソール
・インパネソフトニーパッド
・リアシートアームレスト&カップホルダー

色・素材変更点
・シート
・ドアトリムパネル
・エアコンルーバーリング

新型のインパネ周りのデザインはマイナーチェンジ前とほとんど変わらないものの、使用する素材を変更することで、より高級感が高まりました。

従来、電動パーキングブレーキはオプションや高グレード車に装備される仕様が多く見受けられましたが、新型CX-3では全車に標準採用されました。

デザイン担当者いわく「以前から要望が多かったアームレストや小物入れの設置のため、センターコンソールのデザインを変更する必要があったほか、レバータイプと電動タイプのそれぞれをラインナップするコストより全車統一採用の方がコストダウンに繋がる」という理由でした。

ドリンクホルダー

新型ではセンターコンソールの設計を見直すことで、アームレストが設置され、その下側には収納スペースが設けられました。2枚の仕切り板をアレンジすることで、色々な使い方が可能です。

開発担当者は新型CX-3のパワートレインについて、「日常的に使用するシーンにおいて、さらに高いレベルで”走る歓び”と”優れた環境性能”の実現を目指した」と述べています。

新型CX-3のパワートレインには、2.0L 直列4気筒DOHC直噴ガソリンエンジンと、1.8L 直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジンの2種類が用意されます。トランスミッションや駆動方式は、ガソリン車・ディーゼル車ともに、6速AT/6速MT、FF/4WDと幅広い選択ができます。

	新型	マイナーチェンジ前のモデル
エンジン種類	直列4気筒DOHC直噴	直列4気筒DOHC直噴
排気量	2.0L	2.0L
最高出力	110［150］/6,000	109［148］/6,000
最大トルク	192［19.9］/2,800	192［19.6］/2,800
トランスミッション	6速AT/6速MT	6速AT
駆動方式	FF/4WD	FF/4WD
使用燃料	レギュラー	レギュラー
［単位］最高出力：kW[PS]/rpm 最大トルク：N･m[kgf･m]/rpm

ガソリンエンジンでは、新型CX-5に導入された新技術を採用することで、実用レベルの燃費性能や素早いアクセルレスポンスの向上を実現しています。

	新型	マイナーチェンジ前のモデル
エンジン種類	直列4気筒DOHC 直噴ディーゼルターボ	直列4気筒DOHC 直噴ディーゼルターボ
排気量	1.8L	1.5L
最高出力	85［116］/4,000	77［105］/4,000
最大トルク	270［27.5］/1,600～2,500	270［27.5］/1,600～2,500
トランスミッション	6速AT/6速MT	6速AT/6速MT
駆動方式	FF/4WD	FF/4WD
使用燃料	軽油	軽油
［単位］最高出力：kW[PS]/rpm 最大トルク：N･m[kgf･m]/rpm